ここ最近は毎年、春になるとアメリカではウィグルワートが大きな話題となります。理由は春にB.A.S.S.やFLWの大きな試合が、オザークマウンテン水系の湖で集中し、上位陣に必ずウィグルワートを使用している選手が複数いるからです。
この地域の湖、テーブルロックレイクやビーバーレイクなどはクリアウォーターのリザーバーなんですが、春のクローフィッシュカラー(特にファントム系)のウィグルワートはローカルでは昔からの鉄板中の鉄板パターンで、毎年新しいルアーが次々と生み出されていても、今なおウィグルワートはなくてはならない奇跡のマネーベイトなのです。
ウィグルワートといっても、大きな賞金が掛かった”違いの分かる”トーナメンターは現行モデルではなく、オールドモデルを愛用しています。ヴィンテージ・ウィグルワートとか、オールドスクール・ウィグルワート、プリ”ラパラ”・ウィグルワートなどと呼ばれる旧モデルです。
このブログでも過去にウィグルワートについて何回かに分けて書きましたが、核心の部分に関しては詳しく触れませんでした。個人的に旧モデルと最新モデルとの釣果の明らかな違いを実感できていないのが現状だからです。
実際、バンディットのフットルースのような誰が見ても使っても、明らかに違いが分かるような大きな差は、旧モデルと最新モデルのウィグルワートにはありません。最新モデルのウィグルワートでもバスを釣ろうと思えばそれなりに釣れます。別の言い方をすれば、オザークマウンテン水系の湖でなければ、アメリカでもウィグルワートはそれほどの定番ルアーになっていません。
とはいえ、もう手に入らないルアーがよく釣れると言われれば、手に入れたくなるのが釣り人の性というものです。さすがに最近ではebayでも見つけるのが非常に困難になってしまい、仮に出品されたとしても高値で落札されています。
奇跡の名作?ウィグルワート その1
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_450d.html
奇跡の名作?ウィグルワート その2
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_def6.html
奇跡の名作?ウィグルワート その3
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_80b8.html
奇跡の名作?ウィグルワート その4
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_e6da.html
奇跡の名作?ウィグルワート その5
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_4806.html
奇跡の名作?ウィグルワート 番外その1
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_5c6c.html
奇跡の名作?ウィグルワート 番外その2
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/05/post_6ae5.html
奇跡の名作?ウィグルワート 番外その3
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/05/post_cd97.html
奇跡の名作?ウィグルワート 番外その4
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/05/post_ac47.html
奇跡の名作?ウィグルワート 番外その5
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/05/post_2177.html
僕もオールドと現行モデルでの釣果の差がほとんど感じられません、自分なりにはコダワリが有るのですが、僕はこのコダワリだけでオールドモデルが欲しいのですが、前田さんは、オールドモデルと現行モデルとの違いは何だと考えていますか?色々言われていますがどれが正解なんでしょうね。このルアーは当り外れが多くて、せっかくオールドモデルを手に入れても外れる場合が多いのが困りものです。