日別アーカイブ: 2011年3月1日

続々とディッパーもどきが・・・


 アメリカでノーシンカーシャッドテールワームのブームの火付け役となったhttp://granbass-blog.teckellure.com/2009/03/post_aaf8.html”>スキニーディッパーのコピーが次々と登場しています。先日はhttp://granbass-blog.teckellure.com/2011/02/post_474d.html”>ディーン・ロハスのシグネーチャーモデルのケイン・サンパーを紹介しましたが、バスアサシンからはダイ・ダッパー、V&Mからはキッキン・シャッドが発売されています。

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 バスアサシンは新たにシリーズ化されたBANGのニオイ付きのバング・ルアーズの一つとして、5インチサイズのダイ・ダッパー(写真上)を発売しました。名前までがスキニーディッパーを意識した、かなりのそっくりさんです。カラーまでがスキニーディッパーの人気カラーと同じようなラインナップをぶつけてきています。アメリカ人って、パクる時は露骨というか、遠慮なしに、ほとんどアレンジしませんよね。1パック7本入りで、価格は4.27ドルです。

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 V&Mから発売されたキッキン・シャッド(写真下)は、http://granbass-blog.teckellure.com/2007/09/post_3fac.html”>バスプロショップの”できそこない”にそっくりです。なぜ、わざわざ動かないバスプロショップの方をパクッたのかは理解できません。誰もテストしていないんでしょうか? せっかくエリートプロのクリフ・ペイスがプロスタッフとしているのに、ちょっとぐらいアドバイスしてもらったらいいのに・・・。それとも同じ金型なんでしょうか? こちらは入り数は分かりませんが、1パック4.65ドルです。

RCクランクとRCスクエアの違い その2


P1010983  前回、http://granbass-blog.teckellure.com/2011/02/rcrc_65bf.html”>RC1.5とRC²シリーズ1との外見上の違いを紹介しましたが、近所のきれいな水の池でスイムテストした結果を報告します。
 クランクベイトのアクションの質をウォブリングやウィグリング、ローリング等の言葉を使って正確に表現するのって、ボクには難しいので、あくまでRC1.5と比べた相対的な印象で表現します。また、同時にいろいろなクランクベイトをテストしてきたので、今回はKVD1.5も一緒に比べてみます。
 名作RC1.5を使ったことがない人は、まずはぜひ使ってください。RC1.5のアクションはハイピッチのキレのあるアクションが特徴です。薄いリップは水の抵抗を受けて嫌々水を左右に受け流すというよりは、リップ自らが左右に水を切り裂きながら進むような感覚です。その結果、明確にロッドティップを叩くアクションながら、アクション毎にロッドティップがしっかり返ってくるので、高速で引いても、引き抵抗が軽く、軽快な引き心地です。そして、イレギュラーに軌道がふらつく千鳥アクションをします。
 RC²シリーズ1はRC1.5に比べると、アクションが大ぶりです。具体的にはRC1.5のアクションの支点がボディーセンター近くにあるのに対して、アクションの支点が前よりで、ボディーが扁平なせいかロールが少なく、テールを左右に大きく振る感じです。RC1.5ほどのキレもなく、ハイピッチな感じはしません。RC1.5よりも浮力が大きい分、潜行深度は浅いかなと思いましたが、それほどの違いは実感できませんでした。水押し効果は大きいかもしれませんが、千鳥アクションもしませんし、RC1.5とは別物ととらえた方が良さそうです。
 一方のKVD1.5ですが、外見上はRC1.5とほぼそっくりで、リップがKVD1.5の方がやや長くて大きいぐらいです。ウェイトルームの位置やバランスもそっくりコピーされているので、予想通りアクションの質や引き心地はRC1.5に似ています。目をつぶって使ったら、違いが分からないかもしれません。潜行深度もほぼ同じぐらいだと思います。正直、RC1.5の値段が半分でこの動きなら価値あると思います。もちろん、KVDがうたっている千鳥アクションもしますが、個人的にはRC1.5の方が明確に、しかも高頻度でふらつくように感じました。個人的にはカラーも豊富なRC1.5の方が好きです。