そろそろ秋めいてきたとはいえ、日差しが強い日中の湖上はまだまだ焼けるような暑さです。裸足や素肌でカーペットやシートに触れると、飛び上がりそうな熱さです。そんな灼熱のカラッカラのカーペットの上に直にバスを置いて、写真を撮るのは止めましょう。
ライブウェルにバスをキープして半殺しにするのは最悪ですが、バスの魚体に大やけどさせるのもまた最悪です。釣ったバスのサイズを測りたいと思う気持ちも分かりますし、一人で釣りに来ていて、ライブウェルにキープする代わりに、せめて証拠の写真ぐらい残しておきたい気持ちも分かります。
ならば、せめて濡れたタオル(たっぷり水を含ませて)ぐらい用意して、タオルの上にバスを置いてやるぐらいの優しさを持ってあげてください。バスの魚体はボク達人間の皮膚より、もっともっとデリケートです。日本ではシェアランカープログラムのような素晴らしい試みがありません。せめて、バスアングラーが正しいキャッチ&リリースをしてあげないと、バスは減る一方です。