そろそろ秋めいてきたとはいえ、日差しが強い日中の湖上はまだまだ焼けるような暑さです。裸足や素肌でカーペットやシートに触れると、飛び上がりそうな熱さです。そんな灼熱のカラッカラのカーペットの上に直にバスを置いて、写真を撮るのは止めましょう。
ライブウェルにバスをキープして半殺しにするのは最悪ですが、バスの魚体に大やけどさせるのもまた最悪です。釣ったバスのサイズを測りたいと思う気持ちも分かりますし、一人で釣りに来ていて、ライブウェルにキープする代わりに、せめて証拠の写真ぐらい残しておきたい気持ちも分かります。
ならば、せめて濡れたタオル(たっぷり水を含ませて)ぐらい用意して、タオルの上にバスを置いてやるぐらいの優しさを持ってあげてください。バスの魚体はボク達人間の皮膚より、もっともっとデリケートです。日本ではシェアランカープログラムのような素晴らしい試みがありません。せめて、バスアングラーが正しいキャッチ&リリースをしてあげないと、バスは減る一方です。
むほ様
ボクは日本でガイドを受けたことがないですが、それで生計を立てているなら立派な”プロ”ガイドと呼べるかもしれません。平日は別の仕事をしている人はパートタイムプロと呼ぶべきかも。ただ、バスに対する接し方を見ると、プロ意識に欠ける人もいますよね。
ボクはガイドがフロントで釣りをするのはOKだと思います。実際にロッドを振らないと感じられない状況もあるでしょうし、それが翌日のポイント選びにも繋がっていくんでしょう。
それよりもお金を払うわけですから、ただ釣らせればOKではなく、そのプロセスだったり、ルアーの使い方やコツ、テクニックだったりを学ぶことができるかが大事だと思います。
アメリカのガイドは釣らないという話ですが、ボクの知っているガイドはけっこう、ガイドも釣りをします。フロリダのガイドによくある、エサでヒットさせて、「ハイ、どうぞ。リールを巻いて」って渡すのは違うとお思うし・・・。
ただ、ブログなんかで「ボクが釣れちゃいました。ゴメンなさい」という感じの書き方をよく目にしますが、それって潔さがないと思います。「釣る気がないのにボクに釣れちゃいました」と言われる方が、お客に失礼というか、お客はショックだと思うのです。それならフックを折ってバイトだけ確認すればいいわけで・・・。堂々と「これがお手本です」という方がプロだと感じます。
後輩殿 魚に優しいネットならそれもありでしょう。実際、フライフィッシャーマンはそうやっていますよね。
へらみたいにネットも魚も水中でフックをはずすのが理想的ですかね?
琵琶湖のガイドで本当のプロガイドとよべるのなんて極わずかですよね、自分が釣ること優先で客にまともに釣らせないガイドもちょくちょくいるとか聞きますが何がしたいんでしょうね、アメリカのガイドは客に釣らせるの優先でガイドは釣らない場合が多いと聞きましたがそれが普通ですよね。
確かにポイント探るためにガイドが釣るのは有りだとは思いますが・・・
結構琵琶湖のガイドで後悔したって声はよく聞きます
キシミー様 確かにアメリカではラバーネットはあまり普及していませんから、従来の編み込みのネットを指しているかもしれません。
ラバーネットは編み込みネットに比べれば、確かにダメージは少ないかもしれませんが、それでもネット内でバスが暴れたら少なからず体表にダメージはあるでしょう。
ただ、その一方でハンドランディングしようとすれば、どうしても取り込むまでに時間を要しますから、素早くネットインして、すぐにフックを外してリリースしてあげた方がバスの回復が早いかもしれません。ハンドランディングにこだわって、ラインブレイクしてしまっては、かえってバスへのダメージを残してしまいます。
要は自分なりに「可能な限りバスへのダメージを少なくしてあげよう」、「不要な負荷をバスに与えないようにしてあげよう」という思いやりを持ってバスに接することができるかどうかが大事で、マニュアルのようにこうしましょう、と言いたいわけではありません。
ただ、あまりにバスへの扱いが見てられないレベルの人が多すぎて、たまにこんなことを書いています。
レイク・フォークでガイドと釣りをしたときは、バスへの扱いが悪いとガイドから注意を受けたものです。「オレ達はここにバスがいてくれるから、メシが食え、女房と子供を養っていける」ガイドの言葉がとても印象的でした。
魚の扱い方は私も同感です。
一つ質問ですが、テキサス・パークス&ワイルドライフの記事で「ランディングネットの使用を控える」とあるのですが、私はラバータイプのネットはダメージが少ないと思っておりますが、この場合は従来の編みこみのネットを示しているのでしょうか?
アメリカではラバータイプはあまり普及していないのでしょうか?