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New Melonesが熱い!! その2


555806_392414314187778_1019354283_n カリフォルニア州ニュー・マローニ・レイクで3月1日に10ポンドを超えるモンスタースポッツがキャッチされたニュースをお伝えしました。スポッテッドバスのワールドレコードは10.27ポンドで、10ポンドを超えるようなスポッツのレポートはここ何年も聞いたことすらありません。それどころか、スポッツは8ポンドクラスでも滅多に上がらない幻級の魚です。
 実は今年の2月7日、Mike Sandersが8ポンド3オンスのビッグスポッツ(写真上)をキャッチして、レイクレコードが更新されたばかりでした。それまでのレイクレコードは昨年の7月にキャッチされた8.19ポンドでした。つまり、1年以内に3度もレイクレコードが更新されたことになります。
560169_392409644188245_2108776676_n さらに話はこれだけではありません。非公式ながらMel Caldwell が今年の1月31日に8ポンド8オンスのスポッツ(写真中)をキャッチしているのです。公式なスケールで地元ショップ立ち会いの下、検量されたなら当時ニューレイクレコードになった魚です。
 3月1日に10ポンド1オンスのモンスターをキャッチしたRandy Piersonは3月9日に開催されるABAの試合のプラクティス中だったとお伝えしましたが、その試合当日もすごいことが起こったのです。
1363325199_2311_1 なんと、Randy Piersonは4位でフィニッシュし、今度は8.34ポンドのスポッツ(写真下)持ち込んだのです。このバスは彼自身が10ポンドオーバーのレコードフィッシュを持ち込まなければ、充分レイクレコードになった魚でした。
 この日の試合、3位でフィニッシュしたペアは28.43ポンドだったのですが、5匹すべてスポッツだったというから、これまた衝撃です。そんなわけで、すっかりビッグスポッツのパラダイスとなったニュー・マローニですが、12年ぶりにワールドレコード更新はあるでしょうか?

New Melonesが熱い!! その1


1363325199_7599_2 ここ最近、フェイスブック等で話題になっているのですが、カリフォルニアのニュー・マローニ(地元の人はメロンズとは発音せず、マローニと聞こえます)レイクがかなりホットです。アメリカ人でもカリフォルニアに住んでいないと聞いたこともないような小さな湖なんですが、今年に入ってからスポッテッドバスのモンスターサイズが次々とキャッチされているのです。
 日本にいないスポッテッドバス(スポッツ)の話なんか興味がないかもしれませんが、一度この魚を釣ると、その強烈な突っ込みで、みんなファンになってしまう魅力ある魚です。個人的には魚体も一番カッコイイと思います。
1363325199_5847_6 3月1日、Randy Piersonが3月9日に開催されるABAのトーナメントのプラクティス中にキャッチしたのは、ワールドレコードにわずか約3オンス満たない、10ポンド1オンス、長さが約67cm、胴回りが約51cmの見事なモンスタースポッツでした。この魚は地元のショップにより公式に検量され、レイクレコードとして公式に認定され、その後元気にリリースされたそうです。ワールドレコード更新も時間の問題かもしれません。
 ちなみに、ヒットルアーはジョイクロもどきのリバー・トゥー・シーのSウェイバーだったそうで、この魚の後ろには同サイズが1匹と一回り大きな1匹がついてきたそうで、ともにスポッツだったそうです。
 Sウェイバーは、今やカリフォルニアでは、秘かなブームとなっているんですが、その発端が、実は長谷川耕司さんだったりするんです。2009年に長谷川さんがカリフォルニアを訪れた際、ジョイクロの使い方とその威力をバブ・トッシュに見せつけ、それでバブが1人ジョイクロにはまり、それが他の人たちに見られて、アメリカで入手可能なSウェイバーが徐々に浸透していったわけです。
 ニュー・マローニはボクも度々釣りに行ったことがあり、前回行った際には、自己記録を更新した場所でもあります。次回、カリフォルニアに出かけるときは、ジョイクロを忘れずに持って行きたいと思います。

常陸利根川のレンタルボート店


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 プライベートでお世話になっている常陸利根川のハーツマリンさんが、3月1日からレンタルボートサービスを開始されました。常陸利根川はボクも大好きなフィールドで、毎年1度は必ずフロッグを持って出かけます。といっても、誰かに乗せてもらうわけですが・・・。
 レンタルボートができたということで、今シーズンは暖かくなったら、テッケルフロッグの面白いイベントをさせてもらおうなんて、勝手に計画しています。
 ハーツマリンの出船場所からは利根川への水門も近く、レンタルボートで利根川を釣ることも可能です。広大なフィールドゆえ、攻略するのも難しいですが、非常に面白い釣り場なので、興味がある人は遊びに行ってみてください。ちなみに4月26日まではオープニングキャンペーンで、3000円オフみたいです。
http://heartsrental.com/

アラバマといえば・・・


Keitech_640x425 先週、アラバマ州レイク・ガンターズヴィルで開催されたエバースタートシリーズは、全米屈指のビッグバスレイクということもあって、優勝ウェイトは3日間で86ポンド7オンス、上位3名が80ポンド超えというハイウェイトな試合となりました。
 この結果を見ると、来年のバスマスタークラシックが楽しみになりますが、一つ大きな問題があります。実は今回の試合、上位3人すべてAリグを使用していたのでした。さすがはAリグ旋風の発祥の地だけあって、今もその威力は健在のようです。ちなみに、優勝のジェイムズ・マクミューレン(写真)が使っていたスイムベイトはケイテックのスウィングインパクだったみたいです。
 日本では一過性のブームに終わり、今や過去の遺物的存在ですが、アメリカでは一つの引き出しとして定着した感があります。さすがにB.A.S.S.偏重の日本のメディアでは、エリートシリーズで使用が認められていないAリグは話題になりづらいですが、FLWでは昨シーズンのツアーでも重要なキーとなる試合もあり、デビッド・ダッドリーのAOYにも貢献しました。
 そして明日からはFLWツアー第2戦がやはりアラバマ州のルイス・スミスレイクで開幕します。Aリグがまたしてもビッグファクターとなるのか、はたまた定番のウィグルワートやワンテンが勝つのか。個人的にはAリグ大会にはなってほしくありませんが・・・。

Z520C初乗船


 今回のオキチョビーの試合ではZ520Cに3日間同船させていただきました。新品のバスボートは気持ちいいです。特に最新モデルのZ520Cはデザインも格好良く、シートの座り心地もよくなっているような感じがしました。ただ、気のせいかシングルコンソールの場合、足を踏ん張る先が遠く(深く座ると足が届かない?)、長時間のラフウォーターは辛い気がしました。
P1080855_640x480 ボクはボートは詳しくありませんが、特徴的な変更点として気になったのが、まずライブウェルです。左右それぞれのフタではなく、一体式の大きなフタ(中は仕切りがあります)となって、さらにスライド式の中ブタがあります。フタを開けた瞬間にバスがロケット発射して逃げられる心配はなくなりましたが、これが意外に不便でした。
P1080859_640x480 もう一つの気になったのがフロントの大型魚探が埋め込めるようになった点です。写真を見れば分かると思いますが、根掛かり等の回収時や桟橋から乗り移る際に間違って液晶を踏んでしまいそうですごく心配です。またはそれを避けて、バランスを崩して落水なんてことにもなりそうです。魚探の漏水も心配ですし、調子が悪くなっても簡単に外せないのも不便っぽいです。個人的には目が悪いので、少しでも高くして魚探を見たいです。もちろん、プロの中には魚探を埋め込んで使っていない人も多くいました。
 とまあ、ケチばかりつけた格好になっていますが、全体的にはすごく格好良かったですよ。円安が進んでますます高嶺の花でありますが・・・。

勝利の味を知る男たち


P1080791_481x640 今回のオキチョビーのプラクティスでは、まったくスタイルの違う2人のプロと同船させてもらいました。
 まず初日は久しぶりに登場のイッシュ・モンローです。昨年のオキチョビーで開催されたエリート戦ではトータルウェイト108.5ポンドで圧勝したばかりだけでに、イッシュとしても楽しみにしていた感じです。
 イッシュが用意したのはほとんどパンチングタックルで、カバーの濃さに合わせて、1オンス、1.5オンス、2オンスを、さらにパンチスカート付きとパンチスカート無しを使い分け、ワームはDボムのブラックブルーのみというシンプルなものでした。
 イッシュ曰わく、現状の3日間のみの公式プラクティスでは、得意な釣りでハマるエリアを探すのみで、バックアップパターンは考えないそうです。
P1080827_480x640_2 一方、3日目に同船させてもらったのはブレット・ハイト。チャター系ルアーで、間違いなく世界で一番稼いでいるプロです。当然用意したタックルはチャター系に3タックル。カラーとまったく違うタイプのトレーラーを使い分けていました。
 ブレット曰わく、オキチョビーは広すぎて、3日間では細かくチェックしていくには足りないので、広く探れるチャター系が、浅いフラットなこの湖では一番適しているということでした。
 まったく違う2人の戦略ですが、共通して言えるのは、勝利の味を知る2人だけに、迷いがまったく感じられないということです。外せば終わりですが、ハマると手がつけられない、そんな破壊力に魅せられた2人からは、シンプルだけれども、意外に繊細な釣りが印象的でした。

チームメガバスにビッグネーム参入


 いよいよバスマスタークラシックの公式プラが始まります。フェイスブックのおかげで、各選手がいろいろな情報を発信しているので、年々クラシックが身近になってきました。ちなみに明日の現地の天気は最低気温がマイナス3.5度、最高気温が8度となっています。心配されている当日の天気もなんとかなりそうな感じです。
Eversmegabassreleaseweb 実は現地時間2月13日、ビッグニュースが飛び出しました。バスファンのワールドランキングでは常に上位をキープするエドウィン・イーバースがメガバスと契約したというのです。日本ではそれほど有名ではないかもしれませんが、かなり実力派のビッグネームです。
 しかも、エドウィンはオクラホマ出身で、今回のバスマスタークラシックはホーム開催ということもあり、優勝候補の1人です。時期的に彼も得意だというワンテンが、バスマスタークラシックのウィニングルアーになるなんてことも夢ではありません。
 先日の大阪のフィッシングショーでは、散々だったメガバスですが、これで一気に厄払いなんてことになるといいですね。
 エドウィンはここ数年はワンテンを愛用していたみたいなコメントがありますが、ということはエクスキャリバーから発売されていた彼のシグネーチャーモデルのイーラティックシャッドは何だったんだ!なんてつっこみはこの際忘れて、素直に応援しましょう。
http://www.bassmaster.com/gear/evers-partners-megabass
http://www.edwinevers.com/
http://www.facebook.com/#!/EdwinEvers1

銃社会アメリカの実情


 銃乱射事件があったりして、日本でニュースや新聞を見る限り、銃規制の是非が話題になっているはず?のアメリカですが、実際にこちらに来るとそんな雰囲気は微塵も感じません。下手に規制して、バカ正直に銃を持たなくなったら、さらに自分の身を自分で守れないといった感じさえします。
 実は今回来ているフロリダのオキチョビーは、ボクがいろいろ回った中でも、けっこう治安が悪いところです。治安の悪いところって空気が違います。釣りでもなければ、絶対に来たいとは思わない場所です。モーテルに滞在している釣り人は、けっこうな頻度で枕元に銃を用意しているし、バスボートの中に銃を用意している人も数人見ました。
 特にここフロリダは”スタンド・オン・ユア・グラウンド・ロー”、いわゆる正当防衛法があるから、極端な話、丸腰の人間撃ち殺しても、死人に口なしで、正当防衛を主張すれば無罪放免になるところです。だから、、みんなやられる前にやるって感じなので、「襲われない」ための注意以外に「間違われない」ための注意も必要です。モーテルの隣人の部屋をノックするのも要注意です。
 今回、初めてレンタカーで1人で走っていてパトカーに捕まりました。夜中だし、周りは誰もいないし、捕まえる方も命がけです。パスポートと免許証をカバンから取り出すだけでも、下手な動きしたら撃たれかねません。幸い、おとがめ無しで許してもらえましたが、かなり緊張しました。

時代の先を行く?


Micro_plus_dvr_875x490_536x488 タブレットやスマートフォンが次々と新しいのが登場するように、最近の魚探の進歩もめまぐるしい昨今です。発売が遅れているハミンバードの360イメージングも春には登場しそうです。釣り人の水中の様子を見たいという衝動はリミットレスです。
 魚探の著しい進歩で、登場当時はそれなりに話題となったAqua-Vuの水中カメラはその後、すっかり影が薄くなってしまいましたが、久しぶりにサイトを見るとビックリするぐらい進歩して、値段もお手頃価格になっていました。
Micro_plus_case3_875x490 最新モデルのAV Micro Plus with DVRはポケットサイズで、小売価格が499.99ドル。DVR付きじゃなければ、小売価格は399.99ドルであります。リール1個やロッド1本分の値段で買えます。効果があるのかないのか、イマイチ実感がしにくいハイドロウェイブを買うよりは、こっちの方が”おもちゃ”としてもいろいろ遊べそうです。
 釣りをしていて、釣れないときって、結局魚がいて食わないのか、いるけど食わないのか、けっこう考える性分ですが、これさえあれば、永遠の課題がスッキリ解消するかもしれません。
http://www.aquavu.com/Whats-New/AVMicroPlusDVR.html

これでいいのか滋賀県!


 久しぶりに学生時代からの友人の家に遊びに行ってきました。友人は滋賀県草津市に住んでいます。友人はかつてはバスフィッシングを楽しんでいましたが、今はすっかりご無沙汰のようです。
 小学校に通う長女、長男と話をすると、学校で先生からブラックバスは悪い魚だと教わっているそうです。滋賀県にはバスフィッシングガイドを生業とし、滋賀県に税金を納める県民がたくさんいますし、その他バスフィッシング関連の仕事をしている県民はたくさんいると思います。彼らにも子供がいて、学校に通って(これから通う)います。そんな子供たちの前で、ブラックバスは悪い魚、ブラックバスは琵琶湖にいてはいけない魚だと教えているんでしょうか? それが原因でいじめが起こったとしても、大津市の隠蔽事件のように、きっと「ガイドなんかやっている親が悪い」って開き直るんでしょうね。
 滋賀県を車で走りながら、総選挙のポスターを見て、ふと気がついたんですが、滋賀県には4つの小選挙区がありながら、嘉田知事が代表として旗揚げした未来の党は、一人の候補者も出していません。意味の分からない「びわこ宣言」を行い、近畿圏1450万人の命の水源を放射能汚染から守ると訴えながら、お膝元の滋賀県で候補者を一人も出していないのです。次の知事選で自民党や民主党に対抗馬を立てられるのが、そんなに怖いんでしょうか?
 ”もったいない”知事は、バス駆除なんて実現不可能な目的に半永久?に税金を無駄使いさせ、今度は自身の公務を投げ出して、選挙活動をし、ビジョンも示さず10年以内の卒原発なる、非現実な政策を掲げています。聞こえのいい再生可能エネルギーで今の日本の電力を支えるなんて、まだまだ先の話ですし、「火力でドンドンCO2を排出して、排出権を外国から買えばいい」ぐらいに思っているんでしょうか。日本の対岸、中国沿岸部には数多くの原発が計画&建設されていますが、日本の企業は安い電力の中国に行って物作りし、原発の事故が起これば、結局風に乗って日本に放射能が降ってくるわけで、なんともお粗末な話です。子供手当みたいなバラマキを公約にして、国民をバカにしすぎです。
 とにかく、この”もったいない”知事だけは、都合のいいように”びわこ”を悪用する滋賀県の恥。かつて、小沢一郎は「担ぐ神輿は軽くてパーがいい」と言ったそうですが、まさに適材か。