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charge with battery


すでに知っている人も多いと思いますが、先日のB.A.S.S.サザンオープンでは2日目の朝に事件が起こりました。
ロックスルーをする際に多くのアングラーが見ている前で、エリートプロのキース・ポッシェのボートが同じくエリートプロのイッシュ・モンローのボートに接触し、口論のもつれから最終的に2人とも落水するまでのけんかとなったそうです。
トーナメント終了後、キースが警察に傷害被害を訴え、イッシュは留置所に入るまでの騒ぎとなりました。さすがにフェイスブック上でも大きな話題となりました。
その後は、キースとイッシュがそれぞれ公式の謝罪コメントをし、最終的にはB.A.S.S.はけんか両成敗として、2人をDQとしました。エリートプロは、いかなる理由であってもバスアングラーの手本となるべき立場であるので、恥ずべき行為だったと思います。この件に関しては、いろいろなコメントが投稿されていますが、イッシュは私の友人でもあり、特に言及することは避けます。
ただ、この件に関して、個人的に面白いと思った英語のフレーズが飛び交いました。バスファンの記事でも見出しに使われていたのですが、ボクの英語力では最初何のことだか理解できませんでした。それが”be charged with battery”という表現です。普段、”Battery”と言えば「バッテリー」、”Charge”と言えば「充電する」という意味で使いますが、この場合はBatteryは「暴行・殴打」なんて言う意味で、Charge withで「罪や責任を負わせる、課する」なんて意味があるようです。似ているようで、使い方を間違えるとぜんぜん違う意味になるので、注意したいですね。

B.A.S.S.サザンオープン第1戦(レイクトホ)初日結果


1  Andrew Slegona    5 31- 2
2  Joey Nania              5 25- 1
3  Brandon Mcmillan  5 24- 9
4  Garrett Rocamora   5 24- 4
5  Brad Knight           5 20-13
6  Blake Nick              5 19-10
7  Brock Mosley        5 19- 9
8  Terry Scroggins    5 19- 0
9  Kelley Jaye             5 17- 5
10  Colby Flinn          5 17- 4
11  Justin Lucas         5 16-15
12  Chad Morgenthaler  5 16- 7
34  Kazunori Okuma   5 11- 7
46  Shinichi Fukae     5 10-14
155  Kazuki Kitajima  3 5- 8
193  Ryusuke Nishio   1 1- 8
197  Kenta Kimura      0 0- 0
http://www.bassmaster.com/tournaments/2015-bass-pro-shops-southern-open-1/leaderboard

FLW組の熾烈な生き残り合戦


いよいよ、B.A.S.S.サザンオープンがレイク・トホでキックオフしました。初戦の出場選手は定員超えの200人だそうです。
個人的に非常に注目しているのは、FLW組の参加選手です。すでにフェイスブックで、数人のアングラーの今季のラッピングボートやトーナメントシャツが投稿されていて、徐々に明らかになってきていますが、やはりというか噂通り、多くのFLWツアープロがチーム・ディールを失なったみたいです。
実はまだ詳細は明らかになっていないのですが、今季FLWはかなりのスポンサーが撤退するという情報があったのですが、その実態が少しずつ分かってきた感じです。まだ、何も情報はありませんが、B.A.S.S.寄りのバスプロショップがレンジャーボートを買収したことも、今後何らかの影響がありそうな気もします。つまり、いよいよ本格的にFLWツアープロのB.A.S.S.エリートへの流出に拍車がかかりそうです。
今季はFLWツアーの日程とB.A.S.S.オープンの日程は3ディビジョンとも被っていません(昨シーズンはサザンオープン、セントラルオープンがFLWと日程が重複)。つまり、FLWツアーの選手はどのオープン戦にも参戦が可能となります。実際、フカシンは今季サザン、セントラル、ノーザンのすべてのオープン戦にフル出場するようです。昨年、まさかの失速でノーザンオープンを年間6位でフィニッシュした(上位5人中3人がFLWツアープロ)フカシンですが、いよいよ本気でエリート昇格を狙うみたいです。
ここ数年のエリートシリーズは、FLWからの移籍組の躍進が目立ちます。上位陣はFLW移籍組が多数入っていて、毎年AOYを争っています。この傾向はますます続きそうな感じです。
つまり、オープン枠でそれぞれ年間トップ5に入らなければならないエリート昇格への狭き門は今季はますます熾烈な闘いになりそうな予感です。両団体が互いに反映していくのがバスフィッシング業界にとっては望ましい姿ですが、今季のFLWツアーはエントリフィーが上がったり、コアングラー制度に大きな改革があったりと、今後が心配になってきました。

フロリダが熱い


年も明けたばかりですが、アメリカではさっそくトーナメントシーズンが開幕です。まずはバスマスターサザンオープンの第1戦が、レイク・トホで開催されます。今年は特にこの大会に注目です。
トホがホームの北嶋一輝さんは昨年に続き、今年も出場予定ですし、ガイドのオフシーズンにアメリカを満喫している大熊一徳さんも出場予定です。そして、今年のニューフェイスとして、キムケンとフカシンがこのシリーズに初出場です。
イヨケンにエリート昇格を先越されたキムケンも、今季はサザンとセントラルのダブル参戦するみたいですし、フカシンはサザン、セントラル、ノーザンのトリプル出場で、いよいよ本気でエリート昇格を狙うみたいです。フカシンがトリプル出場できるということは、今季は多くのFLWツアープロが同じように参戦してくることが予想されますし、かなりハイレベルな試合になりそうです。
それぞれの意地とプライドの激突。どんな結果になるか楽しみです。

引きこもり中


年末年始はヒマすぎてお尻から根っこが生えてきそうなぐらい引きこもっています。テレビもなんかマンネリで面白くないので、メジャーリーグフィッシングのDVDを見ています。
このメジャーリーグフィッシングは、ブログで何度も紹介していますが、ボク自身最初から最後まで一つのシリーズを通して見るのは初めてです。アメリカに行くたびに友人の家で録画した番組を断片的に見たことはありましたが・・・。
メジャーリーグフィッシングのフォーマットは、ボクも昨年、長門川&将監川で開催したフロッグマンでも手本にさせてもらったバスをキープしないトーナメントです。リミットはなく、キーパーサイズのバスはすべてカウントして、その場ですぐにリリースします。ネットは禁止で、バスをデッキに落としたり、キャッチの際に体やボートにぶつけたり、ラインブレイクしたり、乱暴にリリースすると、2分間のペナルティー(釣りを中断)が課せられるバスに優しいトーナメントです。
今年もフロッグマンを開催したいと思っていまして、何か面白い企画のヒントがないか、勉強中です。

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あけましておめでとうございます


P1130669 (640x481) あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2015年は心機一転、まじめにブログを更新したいと思います。フェイスブックを見ていると、さっそく初バスをキャッチしている方もおられるようですが、寒いのが苦手のボクには初バスはいつになることやら・・・。
ボクのように暖かくなるまで、釣りはお預けって方には、先月のメキシコ釣行の模様を動画に撮ったものをYoutubeにアップしましたので、ヒマな方はご覧ください。

ルアーオブザイヤー2014


 さて、2014年最後の更新は、毎年恒例のルアーオブザイヤーです。個人的に大活躍したルアー、記憶に残るキャッチをもたらしてくれたルアーを選んでいるわけですが、今年はちょっといつもと違う視点で2つのルアーを選びました。
 一つはデプスのマツバズ、もう一つはアイマのUSバズです。実は個人的には、昨年に続き、今年も腱鞘炎になるぐらいワッパープロッパーを投げすぎたせいで、これらの2つのバズを投げる機会を逃してしまい、それほど釣果に恵まれたわけではありませんでした。ただ、この2つは久しぶりに登場した名品バズだと思うので、ルアーオブザイヤーに選出しました。
 世の中にはたくさんのシングルバズベイトがありますが、ほとんどのバズは市販の同じペラを付けたものばかりで、それはそれで使えないわけではないですが、オリジナリティにおいては物足りないものがほとんどです
 今年発売されたこれら2つのバズは、まさに甲乙付けがたいよくできたバズベイトです。2つのバズベイトに共通して言えることは、釣れる”音”にこだわって作られている点です。共に琵琶湖のビッグバスをターゲットにしているだけに大きめのフックが付いている点もボク好みです。
 そもそもバズベイトの命はプロップです。2つのバズベイトが興味深いのはともに左右非対称のオリジナルプロップを採用している点です。ともにメッキではなく、アルマイト処理をしているのも音にこだわった結果でしょう。
 マツバズは一見するとセンターバランスのノーマルタイプのプロップですが、厚みが0.7mm、左右非対称の形状でさらに大きい方のペラに鉛シールを貼ることでトルクフルな遠心力を生み、大きい方のペラだけシャフトに接触します。
 オリジナルのリベットやバズベイトでは異例の1.8mmワイヤを採用し、プロップの摩擦係数を大きくして、スクイーク音を発生させます。
 USバズはオフセットタイプの0.7mm厚の左右対称形状、マツバズよりも一回り大きめのプロップとなっています。やはり大きい方のペラだけが1.2mmのシャフトに接触します。廃盤ながら一部のマニアの間では名品として愛用されているエクスキャリバーのバズベイトをリファインしたような感じですが、オリジナルのリベットで、リベットとペラの接触面を大きくする”目から鱗”のアイデアが素晴らしいです。
 面白いのはマツバズが左回り、USバズが右回りなので、これら2つをセットして用意すれば、かなりマニアックな攻略が可能となると思います。
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 ブログを引っ越してから、慌ただしい日々が続き、かつてないぐらいブログの更新をさぼってしまいました。2015年は心を入れ替えて、またブログを続けたいと思っています。
 今月上旬は久しぶりにメキシコに釣りに行ってきました。贅沢にもレイク・ピカチョスとレイク・エルサルトの2つの湖をまわり、5日半も釣り三昧の夢のひとときでした。
 レイク・ピカチョスはダム湖が完成したのが2009年で、バスが入ってまだ5年しか経っていない新しい釣り場です。釣り場としてオープンしたのは今年の秋で、ロッジもできたてホヤホヤです。エルサルトと違って1年を通して水位が安定している釣り場で、エサとなるテラピアも多く、今後が楽しみな釣り場です。
 今回はほぼフロッグメインで釣りをしたのですが、それでも1日に50-60匹はキャッチできるほどでした。アベレージサイズは35-40cmぐらいで、それほど大きいサイズの今回は釣れませんでしたが、それでも50cmクラスはポツポツと混じりました。
 特に凄かったのがスレ知らずの本能むき出しの激しいバイトでした。ビックリするぐらい強烈すぎるバイトと同時に一気にフロッグを咥えて横っ走りするので、ラインスラックを作っていても、タイミングよくフッキングができず弾かれることも度々でした。
 この模様は動画で撮っているので、そのうち公開していきたいと思います。とにかく、1日で普段のフロッグで1年分以上のバスが釣れてしまうわけですから、ボクにとってはまさにパラダイスでした。

これからもよろしくお願いします


 いよいよ今週末で、旧ブログhttp://granbass.blog.ocn.ne.jp/は終了です。長い間、ありがとうございました。2006年9月に始めたhttp://granbass.blog.ocn.ne.jp/ブログは、長いもので8年以上も続けることができました。その間にいろいろありました。
 始めた当時は、まだまだ海外の情報をしっかりと発信する人が少なく、ボクも使命感に駆られて、熱心にそれこそ毎日発信したものです。ブログを見てくれる人も徐々に増え、今では少なくても1日1000人は見てくれるまでになりました。通算のアクセス数は500万にあともう少しというところまできました。少なからず、日本のバスフィッシングシーンに影響を与えることができたと自負しています。
 最近は海外ネタを発信する人も増え、さらにフェイスブックの普及によって、より身近に海外の情報が手に入るようになりました。ボクの使命も一段落ついたような気がします。
 これまでの膨大な量の記事の中で、古いものや今となっては重要性が低い記事は削除し、少しスリム化して引っ越しをすることにしました。ただ、記事内の中で、他の記事のリンクを貼ったりしたものは、リンク切れとなってしまいます。まだ、引っ越しは完全に終わっていませんので、コメントなどはもうしばらくお控えください。
 新しいブログはテッケルのドメインで取っていますが、あくまでこのブログは、テッケルのブログではなく、ボク個人の釣り人としての立場でのブログです。今後は少し肩の力を抜いて、マイペースでボクのバスフィッシング愛を綴るブログを続けたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。

フカシンに応援メッセージ


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 ちょっと前にお伝えしましたが、ボクが使っているOCNのブログサービスが今月いっぱいで終了となります。そんなわけで、今は過去のブログも含めた移行作業に入っていまして、ブログの更新をサボっていました。おそらく、これがこのブログの最後の記事になると思います。
 今季、ノーザンオープン戦を優勝して、見事バスマスタークラシック出場を決めたフカシンが、ただいま来日中です。今年はRayovacのチャンピオンシップにも出場したので、オールスターにも顔を出さず、クラシックのプリプラもあって、来日期間はかなり短めのようです。
 そんなフカシンが11月29日にフィッシング・イチバン池田店にてトークイベントをするそうです。当日は日の丸国旗に応援メッセージを書き込む企画もあるそうです。実は来年のクラシックは名古屋のキープキャストと丸カブリなので、応援に行くことができません。ハートウェルといえば、フカシンの得意な釣りがハマる釣り場だけに、優勝の可能性も高いだけに、本当は行きたいところなんですが・・・。
 そんなわけで、ぜひボクも応援メッセージを書き込んで、日本から見守りたいと思っています。
 ところで、よくボクのところにアメリカのトーナメントに挑戦したいという内容のメールをいただくのですが、ボクなんかより、フカシンの方がより具体的なアドバイスがもらえると思います。フカシンは1年のほとんどをアメリカで過ごしているので、直接アドバイスがもらえるチャンスなんてほとんどありません。この機会に、アメリカに興味がある人は、足を運んでみてはいかがですか。
http://www.taikobo.net/detail.php?id=251