カテゴリー別アーカイブ: 一軍ルアー

お宝を探せ


Imgp3332  昨日、俺達。秦君のブログで非常に興味深いTDバイブの話が更新されました。TDバイブはボクの一軍ルアーです。持っているストックは50個以上あります。ついつい欲しいカラーや廃盤になったものを買い貯めしているうちにどんどん増えていきました。ボク自身、ボーン素材とクリア素材があることや金型が微妙に変わっていることは気が付いていましたし、不思議と古いTDバイブの方がよく釣れたイメージがあります。昔は何でも非常によく釣れたのが、最近はバイブレーション全般に昔ほど釣れないので、そう思えるだけかもしれませんし、古いTDバイブは信じて投げ続けることができるので、結果として釣れてしまうだけなのかもしれません。
 しかし、言葉ではうまく表現できませんが、確かに同じTDバイブでも、引き抵抗やフィーリングが微妙に違うものがあるようです。その微妙な何かが「よく釣れる」、「釣れない」に作用しているのかもしれません。実際、よく釣れたTDバイブはボディー両サイドにフックマークが残っているものが多い気がします。ただ、使い込んだだけなのか、アクションの違いでフックマークが付きやすいのか、コーティングが違うのか、非常に面白いです。
 何でも「旧タイプがよく釣れる」と煽るつもりはありませんが、確かに旧タイプの方が現行タイプよりもよく釣れると言われるルアーが数多くあります。年々技術が進歩しても、結局は偶然でしか名品と呼ばれるルアーが生まれないのかもしれません。だからこそ、バスフィッシングって奥が深くて面白いんですね。

キュルキュル音が違います


Imgp3302  楽しみにしていたスクイーキー・ドルフィンVer.2がアメリカから届きました。スクイーキー・ドルフィンの改良版となっています。昨年発売されたスクイーキー・ドルフィンはアルミ製リベットとアルミ製ブレードがわずかな接点で擦れ合い、まさにスクイーキーなキュルキュル音を発しましたが、摩擦抵抗が大きすぎて、使い込むとリベットが削れて小さくなってしまう欠点がありました。リベットを交換すれば、またキュルキュル音が復活するのですが、交換するのが面倒なので、一般のバスアングラーには不向きだったようです。
Imgp3310  今度のVer.2は、リベット部をネジ式の無垢のブラス製に変更しています。ブラス製になったおかげで、使い込んでも削れる心配がないというわけです。ブラス製になったために、サウンドは少し変化しましたが、これはこれでいい感じです。どうしてもアルミとアルミの擦れる(削れる)音がよければ、アルミ製のリベットに交換してもいいでしょう。ネジはブレードの回転と同じ方向なので、途中で弛んでブレードが飛んでしまう心配はありません。
 一般的なバズベイトは面と面が擦れ合うのに対し、このバズベイトは点で擦れ合うので、キュルキュル音の大きさが違います。アメリカではこのキュルキュル音がビッグバスに効くと信じられています。人間でも黒板に爪を立てた音って、我慢できず耳を覆ってしまいますが、手のないバスは怒りまくって、バズにアタックしてくるんでしょうか?
Imgp3322  リベット部がブレードの後方になく、シャフトエンドが真っ直ぐなおかげで、ブレード後方にアオミドロ(モス)やグラスが絡みつくこともありません。ブレードの前方にはビーズも何も付いていませんが、その方が絡んだゴミが簡単に取り除くことができます。一般的なバズベイトの場合、デルタなどで釣りをしているとリベット部にゴミが絡みついて、釣りにならないことがあります。前方にビーズやキャップが付いているものがありますが、構造上、前方のゴミ絡みは防ぐことができません。ヘタに何か付いている方が、絡んだゴミを取り除くのが面倒となります。
Imgp3318  ヘッドにはブラス製のボールが埋め込まれているので、ブレードとヘッドのクラック音を発生させることもできます。フックは特大のがまかつ製で、ブレードからフックまでの距離が充分離れていて、トレーラーフックなしでもフッキング率が非常に高いです。
 ボクはバズベイトは思いっきり遠投して、かなり高速で引っ張ります。ボク自身スローにバズベイトを引っ張って、デカイバスをヒットさせたことがほとんどないので、飛距離が出て、直進安定性の高いこのバズベイトは、ボクにピッタリというわけです。

ご存じですか?


Imgp3160_2   お恥ずかしい話ですが、3年ほど前にGRANBASSブランドで、ウンデッド・トリックというものを作って売り出したことがあります。自分がどうしても欲しかったので、作ってしまったというわけです。ステンレスワイヤーを曲げて、スリーブで止めた簡単な作りです。まともに宣伝もしなかったので、あまり売れませんでした。存在自体を知らない人も多いでしょう。たまにショップで売れ残っているのを見ると、恥ずかしいやら、申し訳ないやら・・・。
Imgp3166  このウンデッド・トリック、実はけっこう使える便利な小物です。もともとはジャーキーJやスーパーフルーク等のソフトジャークベイトのワッキーリグ(ライブベイトリグというネーミングはボクは好きではないです)同様に、ワームを横方向に動かすために作りました。ワームフックのチョン掛けではないので、ワームが身切れして飛んでいくことがありません。トリプルフックのおかげでフッキング率が高くなる利点があります。ロッドを細かくシェイクしてやると、死にかけの小魚が水面でもがくようなアクションが簡単に出せます。アイを抜く位置をボディー右側、左側と変えることで、ワームを右向き、左向きに意図的に動かすこともできます。ボート釣りの場合、岸際にキャストし、シェイクしながら岸に平行にドラッギングすると、ワームが岸際に沿うように動いてくれます。

トリキシーシャークのベストセッティング


Imgp3042  最近、トリキシーシャークが密かに流行っているそうです。このブログの検索キーワード別のアクセス数でもトリキシーシャークがこの1週間で1位となっています。この釣りは一度体感すると止められませんから、トリキシーシャークの虜になってしまう人が増えているようです。去年まではボクの密かな楽しみだったので少し複雑な気分です。
 トリキシーシャークはバジングフロッグ系ワームの中では抜群の飛距離と最大級の引き波&サウンド、完璧なウィードレスで、場所を選ばず広範囲のバスを水面に引き寄せます。ただバジングフロッグは慣れないとフッキングが難しいです。不意打ちバイトはまずフッキングさせることができません。ルアーから目を離さず、バイトしたら素早くロッドを倒してラインを送り込んでから、力強くフッキングします。ビックリアワセは厳禁です。そのため、PEラインよりも弾かれにくいナイロンラインを使い、ラインを送り込みやすい7フィートぐらいの長めのロッドが使いやすいです。PEラインを使うなら、ティップが少し軟らかいロッドの方が弾かれにくいです。
 ストレートリトリーブでもいいですが、スピードに強弱を入れたり、ポーズを入れたりして、バスにバイトするタイミングを与えてやると、不意打ちバイトが減り、フッキング率が上がります。
Imgp3097  トリキシーシャークに限らず、ホニートードやリビットなどもそうですが、バジングフロッグはフック選びとリギングが非常に重要です。トリキシーシャークの場合、ボクはがまかつのワーム316の5/O、またはBMFフックの5/Oを使っています。太軸の重いフックを使うことで、フックが重心を下げ、高速でリトリーブしても回転せず泳ぎが安定します。
Imgp3105  フックは可能な限り後方に来るようにセットします。それには2つの理由があります。一つはフッキング率を高めるためです。高速でリトリーブするバジングフロッグはバズベイトと同じように後方からのバイトもImgp3100多く、フックポイントの位置を可能な限り後方にしておく方がミスバイトが軽減できます。もう一つはワーム自体を後方重心にするためです。バジングフロッグは同じフックを使っても、フックの位置のわずかな違いでアクションやカバーへのすり抜け効果が大きく違ってきます。フックを後方にすると、ワーム自体が尻下がりとなり、バズテール部が水をつかみやすくなります。結果、スローからファストリトリーブまで、安定してバズサウンドと引き波を発生します。また、頭部が浮き気味になることで、カバーを乗り越えやすい効果もあります。バジングフロッグはロッドを立て気味にリトリーブしなければなりません(バイト後ラインを送りこみやすいため)。テール部が浮き気味になると、テールが水をつかまずに水面を滑ってしまいアクションが安定しないことがあります。
Imgp3106  バジングフロッグは完璧なタイミングでフッキングを決めても、すっぽ抜けることがあります。理由はワーム頭部がズレ下がったりすることでフックポイントが突き出ることなくすっぽ抜けるからです。ワーム頭部のズレはスクリュードアップバレットをセットすることで解消できます。フックは写真のようにテールの股の部分ギリギリに掛け、フックポイントがシャークの背びれの後方に来るようにセットします。背びれはウィードガードの役目を果たすので、フックポイントを剥きだしにして意外にウィードが絡みません。これでわずかなフッキングパワーでもフックポイントはボディーから離れて突き出してくれます。今のところ、これがボクのベストセッティングです。

名作中の名作リール


Imgp3016  シマノ・スコーピオン1500は名作中の名作リールだと思います。ボクは9台所有していて、今も現役です。ときどき、「時代遅れのリールを使っているね」と言われることがありますが、ボクにとっては何不自由していません。むしろ、使い込むほどに、使いやすいリールになっている気がします。10年以上使い込んで、やっとこのリールのポテンシャルを100%引き出せるようになった気がします。もちろん、メンテナンスしていますが・・・。
 このスコーピオン1500はアメリカではキュラド(CURADO、カラーはグリーン)という名で、ロングセラーを続けた名品です。ボクがワインレッドのスコーピオンを使っているのを見て、アメリカ人に「売ってくれ」とせがまれたこともありました。その名作キュラドが昨年ついにモデルチェンジしました。ボクもハイスピードモデルの200DHSVを2台購入しましたが、さすがはキュラドの名を継ぐだけあって、すごく気に入っています。
Imgp3081  ところが、このキュラド200シリーズのジャパンモデルはハイスピードモデルのみ、海のライトジギング対応のスピードマスターとして販売されていますが、バス用の浅溝スプールバージョンは販売されていません。日本のマーケットは高級モデルか初級モデルが売れるそうで、2万円台で買えるようなリールは中途半端で不人気なんだそうです。「安いリールを使っていると、下手くそに見られる」なんて言う人もいます。すごくいいリールなんですが、もったいないです。

ジッターバグよ、お前もか!


Imgp2987  今年はバスは不調ですが、ナマズ君はけっこう遊んでくれます。「気持ち悪くて触れない」なんて言う人もいますが、けっこう可愛い顔しています。
 昨晩も懲りずに出かけたナマズ釣りですが、ボクの実績ナンバー1のエースは写真のジョイントジッターバグです。ベリーのフックは外して、スプリットリングを2個介してコロラドブレード(カップ部が上向きになるように)を取り付けています。そうすることで、ボディーとブレードがカチカチと当たって、ビッグバドのような効果があります。テールフックは短いヒートンで取り付けられているので、ナマズにローリングをされると、見事にヒートンが抜けてしまうので、ローリングスイベルを介してフックを取り付けています。これでヒートンが抜ける心配がありません。ただ、フックが垂れすぎると、フックがブレードやラインに絡んだり、超シャローを引くとフックが底に引っ掛かることもあるので、シリコンチューブをかまして、スイベルのアソビを殺しています。フックはもちろん、バーブを潰しています。
 ところで、久しくジッターバグなんて買わなかったのですが、久しぶりに買ってビックリしたことがあります。いつの間にかメイド・イン・チャイナになっていたのです。クレージー・クローラーもでした。プラドコの製品は、次々と中国製になっていますね。今のところ、ジッターバグに関しては、外見上の違いもアクションの違いも見当たりませんが・・・。

ついに発売された小さな秘密兵器


Bullet  ついにアメリカでリアクション・イノベーションズのスクリュードアップ・バレットが発売されました。これはボク自身も、サンプルをもらって去年一年間テストに参加させてもらいました。プラスチック製のフロリダシンカー風のヘッドImgp1931 ですが、これがスゴイんです。もともとは流行のバジング(スイミング)フロッグ用に開発されたものですが、ノーシンカーワーム全般に使えます。今ではこれを使わずにノーシンカーで釣りをするなんて考えられません。とにかく、メリットは数知れずですが、デメリットは何も思い当たりません。今年の大ヒット間違いなしのアイテムです。ボクが感じた具体的なメリットは下記の通りです。日本でも近々発売されると思います。
●ワームのヘッド部が完全に固定され、キャスト&リトリーブを繰り返す釣りでもワームのヘッド部が全くズレません。
●強めのスキッピングでカバーの奥に送り込むような釣りでも、ワームがズレないので、無駄キャストがなくなり、常にバイトチャンスがあります。安心してスキッピングができるので、キャストもバシバシ決まります。
●ワームがズレる心配がないので力一杯キャストができ、遠投ができますので、バイトチャンスが増えます。
●硬いバレット形状のヘッドのおかげで、グラスカバーはもちろん、ブッシュカバーでもすり抜け効果が高く、ワームのヘッド部がズレません。結果、根掛かりが激減します。
●フッキング時にワームのヘッド部がズレることによるすっぽ抜けを防ぐので、フッキング率が上がります。さらにフッキング率の高いストレートシャンクフックを使うことで、さらにキャッチ率が上がります。
●トロロ状のアオミドロが絡みにくく、絡んだとしても水面にワームを軽くたたきつけることで、かんたんに取り除くことができ、結果キャストの回数が増えます。
●ミスバイト後もワームがズレていないので、セカンドバイトのチャンスがあります。
●ワームの消耗が減ります。ヒット後、バスが暴れてもワームが切れて飛んでいかないので、環境にもいいです。
●スクリュード・アップ・バレット装着時でもセンコータイプのワームは水平フォールします。
●ウィードの濃いエリアやブッシュカバーがあるエリアでのキャロライナリグでもワームがズレないので有効です。

もう一つの秘密


Imgp1689  ついに探していたバンディッド・フットルースの初期(ブタ鼻)モデルのクロームカラーを手に入れることができました。自宅周辺のショップでは、全く見つからなかったので、知り合いに頼んでバスショップ・ナイルさんにある分をすべて買ってきてもらいました。今あるストックと合わせれば、当分は困りそうにないので、前回は触れなかったフットルースのもう一つの秘密を紹介します。
   フットルースには初期モデルとセカンド(丸顔)モデル、それに中国製のクソモデル(サードモデル)があると以前に紹介しましたが、実は初期モデルのクローム系カラーだけ、乳白色のいわゆるボーン素材が使われています。初期モデルのクローム系はリップまですべてメッキ処理されているのに対して、その他のペイント系初期モデルとセカンドモデル以降はクローム系カラーでもリップが透明になっているので一目瞭然です。そして、同じ初期モデルでも、クローム系(ボーン素材)はペイント系(クリア素材)に対して、約1gも軽いのです。具体的にはクローム系が8.5gなのに対して、ペイント系は9.5gもあります。このサイズで1gはかなりの差だと言えます。
Imgp1672 そして、この初期モデルのクローム系カラーだけが、素材の硬度や比重の違いから、より乾いた高音ラトルを轟かせ、着水後の立ち上がりがよく、キレを増したアクションでビッグバスをガンガン誘い出すのです。大げさかもしれませんが、初期モデルのクローム系は全く別物です。そして今ではアメリカでもほとんど見つからない隠れた名品なのです。ボク自身、先入観なしに何年も使って、その差を実感してきて、最近になって、その違いに気が付いた(鈍すぎる?)ので、間違いないです。こんな素晴らしいルアーが世の中から姿を消していくのは本当に悲しいというか、不思議で仕方がありません。

偽物まで登場する名品


Imgp1479  スライダー3インチグラブはアメリカではあまり活躍の場がありませんが、日本では(特にスモールマウス狙いで)ボクの一軍登録のルアーです。オフセットフックを使ったノーシンカーリグ以外に、ボクはエサ釣り用の仕掛け絡み防止パイプを通して、トリプルフックをラインスルーにして使うことが多いです。フッキング率が高いのはもちろん、こちらの方が重心が下部に固定されて動きが安定するほか、ボディー全体が大きくくねって動きます。ガン玉のサイズをいろいろ付け替えすることで狙いたい水深を調整するのも簡単です。
Slider1  そんなバスグラブですが、偽物があるのをご存じですか? 高級ブランドによくあるいわゆるフェィクというヤツです。ボクも今年気がついたので、いつからあるのかは分かりませんが、今年のICASTでスライダー社のブースを訪れた際に、直接問い合わせたところ、スライダー社もフェイクの存在に気がついていました。ルアーの業界ではありそうでなかった偽物まで登場するということは、名品の証ということでしょうか?
Slider2 偽物のパッケージは旧パッケージのデザインが使われています。もちろん、すべての旧パッケージのバスグラブが偽物というわけではありません。では、中身はというと、これが全然違うのです。本物のバスグラブはご存じの通り、他のスライダーワームと同様に丸い断面のボディーなのですが、偽物は扁平のボディーをしています。ちょうど、ティムコの廃盤になったPDLリトリイングリーに似ています。しかし、ボディーにはSRIDERの文字があります。
Slider3 誰が作って、どういうルートで市場に出回っているのかは不明ですが、なかなか渋いところをついてきます。それとも、意外に知られていないだけで、すでにいろいろルアーの偽物が出回っていて、北朝鮮の資金源になんかなっていたりして・・・。

オーマイ、バンディッド!


 バンディットのフットルースはどこへでも必ず持って行くボクの信頼する一軍ルアーです。数多くのシャロークランク(ウェイクベイト)がありますが、フットルースを超えるルアーはないと信じています。フットルースを丸パクリのOSPバジングクランクですら、フットルースを超えていません。そんなボクが愛してやまないバンディッドのフットルースがいつの間にかダメダメルアーに変わっていました。かつてはMade in USAだったのが、今はMade in Chinaになっていたのでした。別に中国製だから悪いという意味ではありませんが、モールドがすっかり変わっているのです。アクションも違えばラトル音も違うのです。潜らないのが最大の武器のはずが、他のシャロークランクみたいに潜ってしまうし、立ち上がりも悪く、アクションもタイトになっているのです。フットルース自慢の激しい首振りは見る影もありません。なんちゅうことしてくれるねん! 買いだめしていて、ほとんど買わなかったので、最近まで気がつきませんでした。
Foot1  よくよく調べてみるとアメリカ製にも2タイプあって、秘かにマイナーチェンジしていることが分かりました。具体的にどう変わったかといえば、セカンドモデルでは初期モデルに比べ、ボディーの全長が微妙に大きくなって全体に丸みが増している感じです。一番顕著なのは先端部です。初期モデルは先端がつぶれた豚鼻なのに対して、セカンドモデルは先端に丸みがあって馬面になっています。ただ、初期モデルとセカンドモデルはボク自身最近まで気がつかなったように、アクション等はほとんど変わりません。ところが、サードモデル(中国製)はセカンドモデルに近いシェイプながら、ルアーの命とも言えるラインアイの位置がボディー先端部に移動しているのです。
Foot2  初期&セカンドモデルはメインウェイト以外のラトルボールはボディー内を自由に動き回るいい加減な作りでしたが、そのおかげでキャスト時は重心移動効果があり、小粒ながら遠投ができました。また、ラトル音もかなり大きく反響しました。サードモデルはメインウェイトおよびラトルボールがすべてルームで仕切られたのか、ボールの自由度が低く、キャストしにくく、ラトル音もおとなしくなってしまいました。サードモデルはボディーのセンターラインがきれいにサンディング処理され、ペイントもきれいになっていますが、ボクにとって見た目なんて二の次でしかありません。
Foot3  名前もパッケージももちろん本物でも、ボクにとっては中国製は全くの別物、偽物、クソルアーです。コスト削減で中国で作るのはけっこうなのですが、作るならしっかり作って欲しいものです。バンディットというメーカーは釣れるカラーも豊富で、こだわりのブランドだと思っていましたが、ガッカリです。