次のトレンドはヘアージグ? その1


これまでアメリカのトーナメントシーンから数多くのトレンドが生まれてきました。最近だけでもアラバマリグやウルトラディープダイビングクランク、マグナムスプーンなど、ちょっと前ならチャターベイトやパンチングなど。これらって、不思議とバスマスターではなく、すべてFLWが発信源となっています。B.A.S.S.発信ならウォブルヘッドがありますが・・・。
実は昨年、マグナムスプーンの強烈なインパクトで、陰に隠れてしまったもう一つのトレンドがあります。それがヘアージグです。ヘアージグと聞いても、他のトレンドと違って、昔からあったルアーだけに、インパクトは薄いですが、あえて言うならビッグヘアージグです。ヘッドウェイトは1/2~3/4オンスで、全長は6インチ近くにもなります。バックテールジグやプリーチャージグ、フェザード・バックテールジグなんて呼び方もあります。
このビッグヘアージグですが、マグナムスプーンと同じくテネシーリバー水系が発信源となります。この水系に多く生息するギザードシャッドを補食しているバスにスイッチを入れるキーがあるようです。
昨年のFWツアーでは、ピクウィック・レイク戦やケンタッキー・レイク戦、B.A.S.S.エリートシリーズの特別オープン試合となったバスフェスタが開催されたチカムーガ・レイク戦でビッグヘアージグが使われました。特にチカムーガ戦では優勝したFLWツアープロのジェイコブ・ウィーラーの他、KVDも使っていたことで一気に注目度が上がりました。
すでにアメリカでは多くのメーカーからこのタイプのビッグヘアージグがリリースされ始めています。といってもローカル色の強いルアーであることに違いありません。マグナムスプーン同様、全米でトレンドになるようなことはなさそうですが、意外にマグナムスプーンが威力を発揮した琵琶湖では、ビッグヘアージグが効くかもしれません。

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