ワッパープロッパーの必需品


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 昨年マイブームだったワッパープロッパーが今年も大活躍しています。というか、こればかり投げているので、必然的に釣果が上がっているわけですが・・・。昨年、惜しい巨大なバイトが何発かありましたが、今年も1匹、もったいない巨大なバイトがあり不思議とデカイヤツに限ってフッキングが悪いのが欠点です。
 最近は売っているショップも増えて、使っている人も増えているみたいですが、このルアーを使い込んでいるボクからのアドバイスです。
 その前に、このルアーをホッパー・プロッパーと呼ぶ人がいますが、英語の発音を日本語風に表現するならワッパーが正解です。例えばバーガーキングのワッパーをホッパーと呼ぶ人がいないように、この部分はボクとしてはこだわりたいです。ちなみWhopperとは「とてつもなく大きい」という意味があります。
 本題ですが、このワッパープロッパーは強烈なプロップ音が魅力ではありますが、欠点もいろいろあります。まず、とにかくストレスなのが糸ヨレです。このルアーの構造的な宿命なのですが、ベリーのフックが細いウィード一本拾っただけで、テールが回転できず、ボディー全体がクルクルと回転してしまい、たった1投で悲惨なぐらい糸ヨレしてしまいます。そのため、基本的にノーマルの状態で使うのはオススメしません。
 最初はローリングスイベルをスプリットリングの前に装着して使っていましたが、最近はより糸ヨレが起こりにくい、回転がスムーズな溶接リング仕様のクロスロックスナップ付きのボールベアリングスイベルを使っています。間違っても普通のベアリングスイベルは使わないようにしてください。デカイのが掛かってリングを伸ばされて後悔することになるでしょう。
 このルアーはとにかく琵琶湖のようなグラスレイクで使うと、まともに使えないことがあるぐらいグラスを拾いやすい欠点があります。浮力が小さく、キャスト後の着水時にドボンと水中に突っ込んでしまうので、そのタイミングでグラスを拾ってしまうことも多々あります。とにかく、まともに回転しなければ、ゲームは始まらないので、グラスが多いエリアではフッキング率が低くなってもダブルフック仕様にしています。
 オススメはオーナーのSD36の3/Oサイズですが、これが最近はなかなか売っていません。ワッパープロッパーを扱うショップさんは、ぜひこのフックも仕入れて販売してください。
 そして、最後にそう度々起こるわけではありませんが、丸1日投げ続けていると、細かいグラスのゴミが隙間に巻き付いて、テールがうまく回転しなくなってしまいます。こうなってしまえば使い物になりません。そんなとき、ボクは糸ようじを使って隙間の掃除をしています。
 ちなみにボクのワッパープロッパー用のタックルですが、硬めのグラスロッドにPEラインの50ポンドを使用しています。重いルアーなのでグラスロッドの方がキャストしやすく手首への負担も軽減できます。また、グラスの方がバイトを弾かれにくく、PEラインを使うことでフッキングをガッチリ決めることができます。

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