バスをキープしないトーナメントのススメ その1


 フロッグマン2014が大成功で、参加していただいた方からも好評でしたので、バスをキープしないトーナメントに関しての手応えを感じました。スポーニング期にバスをキープすると、釣り場の将来に大々的なダメージを与えますが、これからの高水温期にバスをキープするのもバスが死にやすく、バスの駆除大会になりかねません。
 日本ではバスのキャッチ&リリース後のサバイブ率を調査するような文献はありませんが、ネットで検索すると、アメリカではいろいろ出てきます。それら資料によると、水温が25度を超えると、極端にバスのサバイブ率は下がるそうです。仮にリリースして泳いで行ったとしても、実はその後死んでいる可能性があるのです。
 トーナメントでもないのに、毎度毎度バスをキープする人はとにかく止めてもらいたいですし、トーナメントでバスをどうしてもキープしなければならない人は、いつも以上に水温に気を遣い、バスへの負担を可能な限り小さくするように心がけてほしいと思います。
 また、ショップやマリーナ等のあくまでバスフィッシングを楽しむのが趣旨のイベントは、バスをキープしないトーナメントの可能性について考えてみてください。今回フロッグマン用に作成したメジャーは、ご希望の方には無料で貸し出しします。

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