バスをキープしないトーナメントのススメ その2


 バスをキープしないトーナメントとして、ボクが提案しているのは、写真をメールで送って、オンタイムで釣果をアップデートしていくものです。この方式の面白いところは、今誰が何匹、どれぐらい釣っているかが常に分かるところです。もちろん、そのことによる弊害もあるかもしれませんが、分かることによって戦略を変えたり、時合いが分かったり、今までとは違う楽しみ方があります。
 例えば、全体で最初に釣った人に特別賞を出す早掛け勝負もできますし、最後に釣った人や全体で10匹目や20匹目といった区切りの魚を釣った人などに特別賞を出すのも盛り上がります。アメリカのビッグバス・スプラッシュのアウアリー・ペイアウトをマネて、毎時ごとに順位を決めていくフォーマットも面白いと思います。これなら、毎時ごとに仕切り直しなので、途中でダレたりしません。アメリカではこのアウアリー・ペイアウト方式はけっこう人気で、ヤマモトオープンやバークレービッグバストーナメントなども採用しています。
 フロッグマンは2匹長寸で競いましたが、リミットを設けない数釣りフォーマットも可能です。実際、メジャーリーグトーナメントはリミットはありません。釣ったすべてのバスがカウントされます。
 その他、主催者のアイデア次第で、いろいろイベントを盛り上げる試みも可能です。例えば、ボーナスタイムを設けて、その時間内に釣った人はプラス5cmのボーナスを与えるとか、大会スポンサーメーカーのルアーで釣ったり、お題のルアーで釣ったらプラス5cmのボーナスを与えるなんていうのも楽しいでしょう。縛りタイムを設けて、例えば朝の1時間はハードルアーオンリーにするのも面白いでしょう。
 また、メジャーリーグトーナメントをマネて、メールの写真のバスが例えば濡れタオルを敷いていないなど、ケアが足りないと判断したら、ペナルティーを課すなんていうのもバスのケアを啓蒙するのにいいと思います。
 とにかく、スタートしたら、ウェイインまでみんなバラバラで、最後まで結果が分からない従来のトーナメントスタイルにこだわる必要はないと思うのです。
 興味があって、バスをキープしないトーナメントをやってみたいという方は、今回作ったメジャーを参加者全員分無料でお貸ししますので、メールで問い合わせください。
granbass@mint.ocn.ne.jp

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