ネーミングは慎重に


 いつも思うんですけど、この業界ってみんな仲悪いというか、メディアも含めて旗振り役がいませんね。最近、ますます流行中の新リグ(あえて中立を保って
名無し)についても、名前の統一ができず、非常に業界としてはマイナスです。お互い「オレがアイツより先」とか「オレのの方が優れている」とか「オレのはちょっと違う」とか「アイツが
名付けた名前では呼びたくない」とか、いろいろ事情もあるんでしょうけど、見ていて非常にみっともないというか滑稽です。
 個人的にはジカリグでOKだと思ったんですが、それを商品名(商標登録しているのは知りません)にしちゃあ、他のメーカーさんやそのプロスタッフはジカリ
グとは呼びにくくなります。同じことは以前にもありました。村上晴彦氏が名付けたツネキチリグも、オリジナリティーにリスペクトしたい気持ちはあっても、
結局はメーカー名になってしまっては定着もしません。グローバルな現代では英語表記して呼びやすい名前の方がさらにいいです。結局はドロップショットとか
ダウンショットで落ち着いた感じです。
 そもそもオーナーさんも”ジカリグ”なのか”直リグ”なのかの表記もあいまいで、さらにアメリカ向けにはジグリグとあえて名前を変えて販売しています。
今ではいろんな呼び名があって、若干仕様が違うにせよ、ダイレクトリグ、パンチチョット、ゼロダン、スルーリグ、ワイヤーリグ、チェリーリグと出るわ出るわで、非常にやや
こしいです。ゼロダンみたいな海外で通用しないネーミングはイマイチですし、ワイヤーリグなんて、「タチウオ仕掛けかい!」とつっこんでみたくなるぐらい意味不明でセンスありません。個人的にはスルーリグでいいと思う
んですが、どんなもんでしょう? スルーには形容詞で直通といった意味もありますし、副詞で貫通、突き破るといった意味も連想させます。だからお願いですから、どこのメーカーさんもスルーリグで商標取らないでくださいね。まあ、そうなったらダイレクトドロップショットでDDショットとでも呼びますか・・・。

ネーミングは慎重に」への4件のフィードバック

  1. 匿名

    ちょっとこの意見はナンセンスですねえ
    結局使う側のワガママにしか聞こえない

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  2. koheidfeld

    本当に、そう思います。カタログ系雑誌を頼りに知識を得て釣りを始めている人などは、系統立ててリグや釣り方を学んでいくことが、非常に難しい時代だと思います。このような状況が蔓延したら、バス釣りが「変なオジサン達のキモい」世界になってしまうような気がします。プロの皆さんは、各々が格好いいと勘違いしているのでしょうが・・・。もっと普通に、誰でもわかる世界であってほしいです。

    返信
  3. シロヒトリ

    業界内が仲悪くて、新リグに勝手な名前をつけて困ったもんです。
    という話に見せかけて…
    自分で考えた新リグの名前をあのリグの名前にしたい。
    という秀逸なネタブログですねっっ!!

    返信

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