先月の試合でも2日目にプロ&コアングラーを合わせた最大魚をトリキシーシャークで釣って、ビッグフィッシュ賞の賞金1000ドルをゲットしました。
以前、トリキシーシャークのフックセットについて紹介したことがありましたが、釣りなんて経験を積んでどんどん進化するもので、ボクの最新のフックセット法を紹介します。
まず、フックですが、がまかつのWORM316Rの6/Oがピッタリです。以前はこのフックがなかったんですが、今は気に入って使ってます。フックは大きいほどフッキング率もいいし、フックの自重も手伝って飛距離も伸びますし、スイム姿勢も安定して回転しにくくなります。WORM316RはEWGフックと違って、フックポイントの延長戦上にラインアイがないので、フックポイントがバスの口の中で立ちやすく、すっぽ抜けを軽減してくれます。
当然ですが、スクリューアップバレットはデフォルトです。これなしで、バジングフロッグなんてあり得ません。フッキング率も上がるし、身切れやズレもなく力一杯キャストできますし、カバーのすり抜け効果も抜群です。
あとは写真のようにフックをセットするのですが、コツは2本のテールの股の切れ目ギリギリに皮一枚で刺す感じで、フックポイントは中に隠しません。ちょうど、背中の背びれのようなキールがウィードガードの役目を果たすので、フックをワームボディーの中に隠さなくても、ブッシュの奥に投げても根掛かりしません。ボクは先月の試合で、3日間ブッシュの中に投げ続けて、1度も根掛かりさせませんでした。もちろん、すり抜け効果の高いスクリュードアップバレットのおかげもありますが・・・。
このセッティングだと、かなりの確率でフッキングさせることができます。もちろん、ロッドとラインの角度も重要で、バイトと同時にラインが張ってしまうような状態では、フッキングするものもフッキングしませんが・・・。あとはできるだけ長い、ややティップの軟らかいロッドにナイロンラインで始め、フッキング率が上がってくれば、PEラインで練習しましょう。