トーナメンターの食事


Imgp0600  ちょっと古くなりましたが、先月のFLWウェスタンシリーズ・クリアレイク戦の初日の朝のワンショットです。パートナーは友人のマット・ニューマンでした。ペアを組んだのはこれが初めてです。
 朝のスタートを待つ時間って、釣り人それぞれです。日焼け止めを塗ったり、スタートギリギリまで他のアングラーにタックルを見られないように、直前にロッドストレージからタックルを出したり、ワームをセットしたり・・・。
 マットはというと、クーラーから食パンと古そうなジャムとピーナッツバターを取り出し、昼食の準備です。食パンを夜露で湿ったカーペットの上に直に並べ、ナイフでペタペタと塗りたくってPB&Jの完成です。マットは親切にもボクにまで「作ってやるぞ」と言ってくれましたが、丁重にノー・サンキューしました。トーナメンターって、タフでないと務まりませんね。

トーナメンターの食事」への10件のフィードバック

  1. GRANBASS

     賢明な判断とは、食べようか食べまいか、悩むような選択を迫られるような状況ではなく、ごく軽いやりとりなんですが、予想外にコメントをいただけましたね。

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  2. 目くじら立てて断ったんじゃなくて、軽い挨拶感覚で仰ったんですよね?
    それに大事なトーナメント前にもし食中りでもしたら一大事、懸命な判断だったと思います。

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  3. 川越

    ちょっと話脱線ですかね。韓国の夕食は牛やら[E:secret]やらの焼肉なんかで満足だったんですが海鮮鍋ってのがラストに出てきてエイやらマテ貝が乗ってて危険な雰囲気満点でした。状況は一週間停電したあとの山間部で食べる海の幸って感じです。お腹壊さない人もなかにはいましたよ。

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  4. GRANBASS

    川越様 むほ様
     ちょっと、脱線していませんか? 今回のケースと韓国のケースは大きく違いますよ。マットのPB&Jは、ガムやアメちゃんを出して、「要る?」、「けっこう」という感じの軽いやりとりです。
     韓国の場合は、いわば日本人選手団を歓迎する夕食会でしょ? ボクなら気を遣って食べるかも・・・。少なくとも「そんなもの食えるか」という態度は出しませんよ。それが日本人の心でしょ。とはいえ、どんな食事だったかは見ていませんので、実際はどうか分かりませんが・・・。

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  5. むほ

    川越さん
    腹壊すようなもん出してくるってすごいですね!
    反日感情からくる嫌がらせなんですかね?

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  6. 川越

    以前韓国の大会ではとある夕食をみんなボイコット状態でご飯だけ食べました。食べたつわものは次の日釣りになりませんでしたが・そんなもの食わんって言う強い意思は海外では大事では?

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  7. GRANBASS

     別にマットをバカにしているんじゃなくて、おもしろい絵が撮れたから紹介しただけなんですが・・・。ボクの文章力が原因でしょうね。
     マットに限らず、たまにプロからサンドイッチ等を「たくさんあるから好きに食べてていいぞ」と言われたりします。それを「断ったら失礼」なんて考えること自体が日本人的発想なんだと思います。アメリカ人はボクが食べようが食べまいが気にしてません。トーナメントはそれどころではありませんから・・・。
     ボクは試合中はあまり食べません。そんなヒマがないということもありますし、ボート上で”大”をしなければならない緊急事態も、できるだけ避けたいからです。

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  8. 名無し

    失礼も何もこれは普通にノー・サンキューでしょ。
    衛生面を考えると尚更。
    前田さんはノーと言える素晴しい日本人です。

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  9. THS

    失礼ながら私もまだ薄暗い早朝、湖上でパンにジャムを塗りたくるマットを想像して少し笑みがこぼれました。
    決してバカにしてるんじゃなく何か一つの事に夢中になり始めると食事なんて腹が膨れればそれでいい!みたいなワイルドさとひたむきさには好感が持てますしひかれますね。
    スタートから良い釣果に恵まれたのなら、このスペシャルPB&Jも格別の味になるんでしょうね

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