以前、IGFAが例のジャイアントバスのワールドレコード申請書類を受け取り、近いうちに結論が出るという話を紹介しましたが、いまだに結論は出ないままです。
ちょうど、ボクがアメリカに試合で行っている間に、バスマスターマガジンのエディターが日本に来て、取材して帰ったようで、ちょっとチェックしていない間に、いろいろ記事がアップされていました。日本とアメリカで法律もルールも違うだけに、ややこしい話になってきました。中でも興味深いのは、栗田氏がバスマスターマガジンのエディターを乗せて、例のポイントでブルーギルを使った実釣取材を行っている点です。
川越様 コメントを書く前には少しぐらい調べましょうね。本当に恥ずかしいですよ。
すいません間違えて記入してました。南北でなく東西方向、つまり橋に沿っての航行は危険なので禁止です。橋桁と橋脚ってどうちがうんですか?
川越様 せっかくコメントいただいたのですが、意味がよく分かりません。南北ってどういう意味ですか?
あと、橋桁と橋脚を間違っていますよ。釣り人の間でよく間違って使われていますが、恥ずかしいですよ。
琵琶湖大橋周辺は南北方向へむかっての航行が禁止のはずですよ。橋げた壁の見えない死角での事故を防ぐ意味だと思います。
さすがは呉さん、行動派は仕事が早いですね。では、今度その停留の定義も聞いておいてください。また、停留禁止の看板には滋賀県公安委員会となっていますから、そちらにも聞いていただけれると嬉しいです。あと、看板の期間限定についても・・・。
そもそも、この問題はルールなり法律なり、釣り人の間に広く認知させる団体・組織・組合がないという点ですね。アメリカのフィッシュ&ゲームのような存在です。そのため、釣り人側でそれぞれが都合のいいように解釈してしまいます。
例えば、滋賀県釣り団体協議会というものが存在しますが、釣り人の間でそれほど広く活動が浸透しているとは思えません。この団体、かつては加藤誠司氏が会長を務めていましたが、加藤氏に近いジャッカルの成尾氏が今回の記事内で橋脚の停留禁止は4本目目から6本目と言及しています。
多くのレンタルボート&マリーナが参加する琵琶湖オープンのウェブサイトを見ても禁止エリアについての詳しい記載がありません。
ボクの個人的な意見としては、違法or合法で判断するのではなく、釣り人側での明確なOff Limitエリアを作り、それを広く認知・浸透させる必要があると思います。大橋だけでなく、エリや浮き魚礁などについても。
あ、
停留の間違いかな^^;
私はちょっと前に滋賀県の水産課と浜大津の水上警察と県警の地域課に電話して聞きましたよ。
管轄は県警の地域課で、橋桁何本目とかではなく、橋桁から南北に100mずつ停泊禁止だそうです。
これは電話に出た3人ともが言うてたから間違いないでしょう。
釣りしていいのか悪いのかに関してはびみょーな感じですね。
人によって解釈が変わる感じがします。
名無し様 勘ぐりがすぎるのは名無し様ご自身では?
日本の雑誌は怠慢というか、情けないですね。広告クライアントの提灯記事を書く以外に興味はないようです。ジャーナリズムを持ったライターや出版社はいないというのは残念です。
そもそも停留という言葉の定義って、正確にはどうなんでしょうか? 日米での差もありますから、小栗社長が正しく理解し、英語で説明し、相手に正しく理解させたかも分かりませんから、この記事を根拠に大橋での釣りはOKと判断するのは危険かもしれません。興味があれば、直接滋賀県警に問い合わせるか、ポパイに行って問い合わせればいいんじゃないでしょうか?
話は少し逸れますが、アメリカのFLWトーナメントの場合、ボートをロープで係留、またはアンカーを下ろす、パワーポールを下ろすなどしてエレキを上げた状態にすると、マイエリアを主張することができ、他のボートは50ヤード以内に近づくことはできません。反対にエレキを下ろして、普通に釣っている限りは、マイエリアを主張することはできません。
停留とはその場に留まるという意味ですから「アンカーを打つか、ロープ等で係留しない限りはOK」という県警の解釈も怪しいもんです。
バスボートなんて操船次第でその場に留まって釣りするなんてアンカーやロープ無くても可能ですしね。
それにしても詳しい情報が日本の雑誌じゃなく、アメリカの雑誌ってどうなんでしょう。
日本の雑誌にももっと詳しく情報を提供して欲しいです。
世の中には漢字の読めない低学歴な人もいるのです。あの看板ひらがなで書いてあげましょうよ。
前田さんへ
この記事を取り上げた時点で既に近づいてしまってると思います^^;
もしかすると以前に奥村さんがブログで言ってた下衆の勘繰りとは前田さんを指してるのかも(笑)
まあそれは冗談ですけど。。。
そして川越さんが言う様に大橋がエライ事になりそうですね。
春~夏はトラブルが多発しそうな予感します。。
何せ県警のコメントで暗黙の了解が完全に崩れたに等しいんですから。
川越様 ごめんなさい、停留でしたね。あの記事を読む限り、アンカーを打つか、ロープ等で係留しない限りはOKなんでしょうね。小栗社長が滋賀県警に問い合わせたようになっていますね。そもそも、停留禁止が期間限定だったことも知りませんでした。
ただ、ボクは大橋での釣りを推奨・容認しているわけではありませんので、ボクに聞かないでくださいね。少なくともボクは面倒なところに近づくつもりはありません。気も小さいですから・・・。
停泊ではなく停留禁止です。バスマスターの記事みましたが船長はお咎めをくらうけど釣り人は問題なしという事にも捉えられますね。ホントにやってもいいんですかね?大橋大変なことになりませんか?
川越様 コメントを入れる前には、せめてリンク先の記事くらいは目を通してくださいね。
利根川マスター様 今回の件は、予想された展開だけにバスアングラーとして悲しむべき不幸な出来事だと思いますが、個人的に栗田氏を批判しているつもりはありません。まあ、そんな風にとらえられるのはボクの稚拙な文章力のせいなので勘弁してください。
あと、ひがみなんていいますが、ワールドレコードなんて恐れ多くて、とても釣りたいなんて思いません。昔はそんな気持ちもなかったわけではないですが・・・。万一釣れたら、それこそあることないこと書かれて、”大好きなバス釣りのせいで人間不信”
なんてまっぴらゴメンです。永遠に破られない夢の記録のままであってほしかったような・・・。まあ、それでも神様がボクに釣らせてくれたなら、正々堂々とリリースしてやりたいです。
”リリ禁を理解している上で”とおっしゃいますが、ボクは理解も納得もしていません。どう言われようが、書かれようが、くだらない政治の駆け引きに付き合うつもりもありません。バスアングラーとしての誇りを捨てるつもりもありません。
マナーが悪い方を見かけたら、
その場で注意すればいいのではないでしょうか。
ここまで来たら、栗田さんが「問題の無いエリアでルアーフィッシング」でワールドレコードをキャッチして欲しい気もします。
名無しさん
リリース禁止を無視とは貴方ではなく前田さんに言っているのです。琵琶湖がリリ禁なのを理解している上でリリースする行動はルール違反です。
モラルの問題やら提起していますが、ルールはルール。橋脚で釣りすることが良いとは思えませんが、リリ禁というルールを守らない人が他の人を批判するのは如何なものかと。
利根川マスター さんへ
引っかかる言い方しますね?
その言い方だと私がまるでリリース禁止を無視してると言ってる様に聞こえますが?
勝手にマナーを守っていないと解釈しないでもらえますか?
それに僻み云々の話しじゃないのは明白で、目の前に赤い文字で書かれた看板があり、船の行き来が多い琵琶湖大橋で船を止めて釣りするのは普通に考えてマナーが悪いと思うのは当然の心理です。
滋賀県警察が停泊禁止で釣りは合法なんてあほなコメントしてるんですか?どこに載ってるんです?
栗田氏を擁護するつもりはありませんが、レコードクラスの魚を釣った人へのひがみに聞こえるのはなぜでしょう?
そんなに叩きたいのなら本人に直接言えばいいと思います。
それにルール違反というならリリース禁止を無視することもルール違反です。
マナーを守れない人が同じ立場の人を叩くのは痛々しいです。
マナー違反。この”manner”という言葉の持つ意味って、日米で少し違うように思います。
今回の記事の中の”gentleman's agreement”という言葉は上手い表現だと思いました。
まあ、この件は非常にデリケートな問題で、日本の業界・メディアは腫れ物に触るがごとく、ほとんど無視状態です。そんな中、アメリカ最大のバスフィッシングメディアが取材に訪れ、栗田氏が大橋下で実釣取材した件は、なかなか興味深いですね。栗田氏はいい根性してますね。
違法云々抜きにしてマナーの問題ではありませんか?
目視できる範囲の距離に赤い文字で警告されてるのに無視してボートを止めて釣りするにはマナーの問題と思います。
そういった細かいマナーを守らないバサーの行動が世間的に批判を受けてるのは素人の自分でも知ってますよ。
農業する人の邪魔になる所に車を停めて「此処に車止めて何が悪いねん違法ちゃうやろ」なんて捨て台詞吐く悪質なバサーと同じ気がしますけどね。
この件に関しては、下手にボクが意訳して誤解を生むといけないので、英語のニュアンスのままで理解してもらおうと思い、あえて訳していません。
バスフィッシングが社会的に認知され、法が整備され、ルールが周知・徹底されている国とバスフィッシングがアウトローでキャッチ&リリースまでもが規制されている国では、何もかもが違いすぎて、非常に難しい問題です。IGFAとJGFAも判断が難しいところでしょう。
この問題はアメリカに行くたびに、多くの人から聞かれる非常に関心の高い話題です。ただ、アメリカと全く違う日本の事情を英語で説明するのは、ボクには非常に難しいです。
今回の件で庄司潤氏はアメリカのインタビュー取材でOff Limitという表現を使っています。このOff Limitは必ずしもillegal(違法)という意味ではありません。例えばトーナメント期間中にトーナメントアングラーにだけ適用するOff Limitなエリアも存在します。ボクは琵琶湖大橋周辺の事情に関してはよく知りませんが、ここに紹介されているように4番目から6番目の3本の橋脚周辺だけ係留を期間限定で禁止しているというのが真実なら、この記事にあるように”Kurita broke no laws in the catching of the 22-5”となり、アメリカ人からすれば、今回の件はNo Problemと感じるかもしれません。
琵琶湖大橋周辺は昔はみんな釣りをしたものです。ボクもよくしましたし、昔の釣りビデオや釣り番組では、橋脚はよく登場したものです。それがいつの頃からか、”釣り禁止”みたいになってしまいました。もちろん、トーナメントではOff Limitなんでしょうが、一般の釣り人にとっては周知徹底されたOff Limitというより、むしろ自粛・自主規制的ルールの色合いが濃かったように思います。記事内では”Kurita might have broken a gentleman's agreement between bass anglers on the lake”と表現されています。
その一方で、記事としては語られていませんが、ブルーギルをライブベイトとしての使用はアメリカでは多くの州でillegalです。つまり、アメリカでブルーギルをエサにワールドレコードを更新するバスをキャッチした場合は、記録は無効どころか罰金ということになります。当然、日本にはそんなルールや法はありませんから、記録申請の妨げとはならないようです。ならば、その国の法を犯したかどうかが問題なのでしょうか? もし、栗田氏があのバスを生かしてリリースをし、条例違反を公言した場合は、IGFAはどんな判断を下したのか、個人的には非常に興味があります。
せめてリンクの記事を読んでからコメントしましょう。
滋賀県警がこう明言したらしいですよ。
「停泊禁止だが釣りは合法である」
*間違ってたら訂正してくださいね
そんな瑣末な事よりラストが良いです。
ワールドレコードが認められなかったら?という問いに対して
「それはオーケー、来年もっと大きいのが釣れるかもしれないから」
琵琶湖の橋脚って釣り禁止では無かったんでしたっけ?
ルール違反はしらけますね。