トヨタの新戦略


Bonusbucks1  レンジャーカップやスキーターのリール・マネー、トライトン・ゴールドなど、バスボートメーカーは、トーナメントの順位とは別に、各メーカーのボート乗りの中で最高順位でフィニッシュした選手やシーズンを通して活躍した選手にご祝儀を払うプロモーション戦術を広く行っています。これをコンティンジェンシー・プログラム(contingency program)と呼びます。
 そのコンティンジェンシー・プログラムをトヨタが来季B.A.S.S.のトーナメントで採用すると発表しました。プログラム名をトヨタ・ボーナス・バックスと呼ぶそうです。プログラムは2007年モデル以降のタンドラ、またはセコイアを所有またはリースしてトレールするすべての選手が対象で、バスマスタークラシック出場者の中で最も最高位でフィニッシュした対象選手には7500ドル、2番目の対象選手には2500ドルを、各エリートシリーズでは最高位に3000ドル、2番目に2000ドル、各バスマスターオープンの試合では最高位に1500ドル、2番目に1000ドルのボーナスを支給するというものです。詳しい内容はまだホームページにアップされていませんが、エリート出場選手には、すでに手紙で告知されたようです。
 つまり、トラックのスポンサーがない選手は、どうせなら、タンドラに乗ってトレールをした方がボーナスをもらえるチャンスがあるというわけです。高い評価を得ながらも、まだまだトヨタ乗りは少数派ですが、これを機会にどれくらいの選手がトヨタに乗り換えるか注目ですね。

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