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トライトンボート・オーナーズトーナメント


 ボートを貸してくれるパートナーとトライトンボート・オーナーズトーナメントに参加しました。2日間のトーナメントでしたが、楽しいイベントでした。ボクたちは2日間リミットメイクすらできませんでしたが、上位2チームが50ポンド超えで、かなりのハイウェイトの試合でした。

 明日から、まじめにプラをして、最低でも20ポンドを超えるパターンを見つけたいと思います。

悩める幸せ


 いよいよ出発まで残りわずかとなりましたが、まだまだ準備が進んでいません。片付けないといけないことが山積みで、ブログもずいぶんとさぼっています。
 今回出かけるカリフォルニアのクリアレイクは、20年前、人生初めて訪れたアメリカの釣り場であり、過去にはコアングラー時代に2位と4位の経験もある大好きな釣り場です。10ポンドオーバーも狙えるビッグフィッシュレイクであり、アメリカ人が訪れたい釣り場でもトップ10にランクインされるほどです。
 ナチュラルレイクで、規模的には琵琶湖の半分ぐらいのサイズです。今までにいろいろなタイプのアングラーと釣りをしてきただけに、スイムベイト、フロッグ、パンチ、フリップ、センコー、シャロークランク、ディープクランク、フットボール、スピナーベイト、バズベイト、チャターベイト、トップ、バイブレーション、ジャークベイト、ドロップショットとあらゆる釣りで、いい感触をつかんでいるので、いざ自分がボーターで好きな釣りができるとなったときに、試してみたいことがありすぎて、持って行きたいタックルも必然的に大量になってしまいます。
 長年コアングラーの釣りをしすぎたせいもあって、ジャンクフィッシングなスタイルが身についてしまっているので、あれも試したい、これも試したいという気持ちがわいて、いかに限られた時間のプラクティスで、ビッグフィッシュパターンを絞り込めるか、今から心配です。

思い出の地、クリアレイクへ


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 今年5月、アメリカにバスフィッシングに訪れて20年目を記念して、思い出作りに友人にボートを借り、カリフォルニア・デルタでボーターとして初めてトーナメントに参戦してきました。今まで何度もデルタで釣りをしてきましたが、見える景色すべてが別世界に見えるほど、刺激的な時間を過ごすことができました。
 1度きりの贅沢のつもりでしたが、再び来月、クリアレイクの試合にボーターとして参戦することになりました。クリアレイクはボクが20年前、アメリカで初めて釣りをし、初めてバスをキャッチした場所でもあります。
 実はデルタの試合で2日目にパートナーを組んだコアングラーに、ボートを借りることになりました。ボクは長年コアングラーで釣りをしてきまして、個人的に嫌な思いもしてきましたので、ボクはコアングラーに対しては、紳士的に接しようと思って試合に臨みました。試合中、ルアーを貸してあげて、そのルアーでキーパーをキャッチしてもらうこともできました。結果、そのコアングラーとはメールやフェイスブックでも交流を続け、ラッキーなことに再びボーターとして試合に出る夢が叶うわけです。さっそく準備を始めていますが、今から楽しみでワクワクしています。

結果は50位 その2


 今回の試合は結果的に2日間、まったくソフトベイトに手を出しませんでした。プラで釣れていなかったわけでもないですが、どうしても展開が遅くなるので、広く回れないのと、せっかくボーターになって好きなポイントを自分で選んで、好きなルアーを好きなポジションから投げられるのに、わざわざドロップショットやセンコーは使いたくなかったからです。また、パンチにはコンフィデンスが持てるマットを見つけることができませんでした。
 ボクの場合、年間ポイント争いをしているわけでもなく、中途半端にキーパーを釣っても何の意味もありません。狙って獲れる4-5ポンド以上のキッカーを釣るパターンを押し通し、トップ10カットを狙わないと意味がありません。結果的に運良くそのパターンを見つけたのがトップウォーターのパターンでした。
 タイドが下がり始め、下げ(アウトゴーイング)のカレントが効いて、さらに水位がある程度下がってトップウォーターを使うとトレブルフックがウィードに掛かってしまうかどうかの約1時間、明らかにボクの見つけたパターンは強力でした。
 4-5ポンドクラスがガンガン当たってくるし、ウィードが引っ掛かってくるぐらいになるとフロッグでも釣れました。誘い方は激しければ激しいほど、狂ったようにバイトしてきます。ただ、フッキングしないバイトが多いのが問題でしたが・・・。
 今回の試合で重要なキーとなったタイドですが、初日の朝は上げ(インカミング)のタイドで、すでに水位は高めからスタート、9時くらいには下がり始める展開で狙うべき時間は正午前ぐらいに来ましたが、2日目はやはり上げのタイドでしたが、また水位は低め、上がりきって下がり始めるのが正午くらいで、水位がある程度下がる頃には1時をまわり、3時半帰着ではほとんど釣りをする時間がない状況でした。
 それでもこれしかないとトップウォーターのパターンを押し通し、毎日グッドサイズを混ぜることができました。特に二日目は1時間で、それまでにクランクで釣った5本をすべて入れ替えしたぐらいに強力にはまりました。結果的には50位という結果でしたが、バイトしてくる魚をすべて捕れていれば、20ポンドどころか25ポンドも夢ではないポテンシャルの高い釣りでした。おかげで、賞金は獲れませんでしたが、自分なりには満足できる試合展開でした。

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結果は50位 その1


 忙しい毎日を送っていて、すっかりブログを更新し忘れていますが、試合は終わっています。結果は初日は12ポンド8オンス、2日目は16ポンド7オンスを釣って50位でした。124人中の50位ですから、まあまあ上出来かもしれません。
 当初はプロとして”参加することに意義がある”ぐらいの軽いつもりでエントリーしたんですが、自分なりにプラを進めるうちに、だんだん欲が出るというか、見えてくるものがありました。
 今回の試合はプラでエドモンのクランクで、バカデカイのにラインブレイクされ、同じスポットでブリッツMAXで7ポンドクラスをキャッチし、どうしてもそのスポットにこだわったのが反省点です。そのスポットは他の選手とのバッティングもあり、さらにタイドによる下げのカレントが効いていないとまったく釣れない場所だったので、試合では見切るべきでした。初日は2度も入り、二日目は朝イチに入り、時間を無駄にしてしまいました。

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プラクティスは残り半日


 プラクティスは明日の半日を残すのみとなりました。今日なんとかボートの修理もできました。カリフォルニアデルタは迷子になりそうなぐらい広大で複雑です。友人から借りるボートにはGPSが付いていなかったのですが、C&Cマリンの好意で、ただでHDS5を借りることができ、ずいぶんと気が楽になりました。
 デルタは見た感じはずっと同じなので、風向きを考えながら狙うべきバンクを地図とグーグルアースとにらめっこして事前に絞っています。やっかいなのはタイドがあって、カレントの向きが正反対になります。水深も大きく変わるので、ロータイドとハイタイドではバスの付き場も狙い方も変わってしまいます。しかもタイドの時間は毎日変わり、さらにエリアによって時間差があるので、かなり難解です。ちゃんとタイドグラフを見ながら考えてプラをしないと、完全に見失ってしまいます。
 結果、完全に見失っているわけですが・・・。狙うべきバスはポストスポーンの回復系なんですが、なかなか自分の思い通りには釣れてくれません。こんなに真剣にバス釣りに悩んだのは初めてです。でも、これが楽しくてクセになりそうです。

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やっぱりボーターってたいへん


 念願のボーターデビュー戦のプラも3日目が終了しました。今のところ手応えはまったくありません。正直、完全に見失っています。それでも自分らしい釣りを押し通したいと思っています。
 それよりも今日、突然クランキングバッテリーが死んで、エンジンが掛からなくなり、強風の中かなり焦りました。ジャンピングケーブルでとりあえずエンジンを始動して帰ったんですが、どうやらオルタネーターが故障しているみたいで、いくら走ってもチャージされません。
 明日は修理してもらう必要がありそうです。やっぱり、ボーターっていろいろ気に病むことがいっぱいで、心配性の性格なのでかなりきついです。それでも、いろいろ手伝ってくれたり、心配してくれる友人がたくさんいて、本当に助かっています。試合本番で壊れなかっただけでもラッキーだとポジティブに考えていくしかありませんね。

デルタに到着


 無事にカリフォルニアに到着しています。さっそく、今日からプラクティスを開始しましたが、時差ボケで花粉アレルギーでフラフラです。デルタは除草剤を散布している影響で、グラスがなくなって、さらに毎日風が強いみたいで、濁ってすっかり様変わりしています。フロッグやパンチの出番は少なそうです。
 さらにシーライオンが年々増えているみたいで、今日だけで10頭ぐらいみました。シーライオンはバスを食べるので、バスが身を隠すグラスがないと、どんどん食べられてしまいます。とくにスポーニングのバスが狙われるみたいで、このままでは数年後はデルタが心配です。

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カエルの楽園へ


 今日から約2年ぶりのカエルの楽園へ行ってきます。初めてこの地を訪れてから20年。多くの出会いがあり、多くの忘れられない魚を釣り、ボクの人生を大きく変えた釣り場、それがカリフォルニア・デルタです。
 アメリカのどこの釣り場よりも多く訪れていますが、今回見る景色は、今までとは違うはずです。ボーターデビューなんて大げさなものじゃなく、友人のボートを借りてのなんちゃってボーターですが、それでもワクワク感と緊張感でなんともいえない心持ちです。生涯忘れられないバスをキャッチしてきます。

20年目の大挑戦


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  すでにフェイスブックでは、さりげに発表していますが、来月、カルフォルニア州デルタで開催されるエバースタートシリーズに、ボーターとして参戦します。ボーターといっても、友人にボートを借りてのなんちゃってプロのスポット参戦ですし、これを機にプロに転向というつもりではありません。
 2013年はボクにとって、大きな節目の年です。ちょうど20年前、ボクは初めてアメリカに訪れ、その後の人生が大きく変わりました。デルタはそのとき訪れた場所であり、ここで多くの釣りを学び、多くの友人に恵まれました。ボクにとっては琵琶湖より、日本のどこの釣り場よりも、デルタこそがホームウォーターです。
 そのデルタで、20年目の今年、とんとん拍子に話が進んで、ボーターとして、多くの友人たちと同じ土俵で一度トーナメントを楽しんでみようということになりました。今からすでにワクワクとドキドキで、なんとも言えない緊張感の中にいます。準備は少しずつ進めています。見慣れたアメリカ国家斉唱の風景も、今までとは違う景色に映ることでしょう。出るからには入賞して賞金も欲しいですが、何よりも多くの友人たちと一列に並んで、ボートを操船して、スタートすることを想像しただけで、照れくさくてニヤニヤしてしまいます。
 ありきたりのフレーズですが、人生は一度きり。こんな刺激的な人生が送れるのも、すべてバスフィッシングのおかげです。バスという魚に感謝です。