エリザベスリグは巻いて使うのが基本です。独特のウォブリングを感じながら引くので、チャターベイト的な要素があります。ただ、チャターベイトはブレードが激しく左右に水を切って進むのに対して、エリザベスはカップが大きく水を受け止め、その水を後方に逃がしながら進みます。
リトリーブスピードの幅はチャターベイトよりも広く、スローリトリーブからファストリトリーブまで安定して動きます。そしてこの引き抵抗のおかげでリトリーブスピードを調整することでレンジコントロールが非常にしやすい利点があります。さらに先端のシンカーやウェイテッドフックのウェイトサイズを使い分けることで、水面直下から水深3mぐらいまでトレースすることができます。
エリザベスの最大の特徴の一つですが、カップの後方に乱流を作りだし、後方のスカートがまるでクラゲのようにフワフワと大きく広がっては萎んでを繰り返し、ユラユラ艶めかしくフレアします。シリコンスカートの動きって、スピナーベイトやチャターベイトでも、実際はあまりフレアしていないもので、ベタっとただ萎んだままになっているものが多いですが、エリザベスリグはまるで生きているようなスカートの動きで確実にバスを誘うことができます。
エリザベス その2
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