日別アーカイブ: 2014年8月25日

B.A.S.S.エリートシリーズ最終戦(カユーガ・レイク) 最終結果


1  Greg Hackney  5 20- 5 5 23- 1 4 17-11 5 23-15 19 85- 0
2  Todd Faircloth  5 20- 2 5 20- 2 5 20- 3 5 15- 6 20 75-13
3  Chris Zaldain   5 15-12 5 21- 8 5 19- 0 5 18- 8 20 74-12
4  Edwin Evers    5 19-12 5 19- 5 5 13-11 5 19-13 20 72- 9
5  Jared Lintner   5 17- 0 5 19- 6 5 17- 6 5 17-10 20 71- 6
6  Jacob Powroznik  5 20- 4 5 18-10 5 16-13 5 15- 0 20 70-11
7  Brent Chapman   5 19- 1 5 17- 6 5 17-13 5 15- 9 20 69-13
8  Brandon Palaniuk  5 20-10 5 16- 5 5 17- 8 5 14- 9 20 69- 0
9  Kevin Short      5 19- 6 5 19-14 5 12- 0 5 16- 6 20 67-10
10  Matthew Herren  5 18-11 5 15-12 5 17- 0 5 14- 9 20 66- 0
11  Dean Rojas    5 16- 1 5 16-12 5 18-10 5 13- 6 20 64-13
12  Paul Elias       5 17- 1 4 15- 4 5 19- 1 3 7-10 17 59- 0
http://www.bassmaster.com/tournaments/bassmaster-elite-series-cayuga-lake/leaderboard

エリザベス その6


 それでは、エリザベスの核心について紹介します。このリグはステディリトリーブでも釣れるんですが、デカイバスに凶暴なぐらいのスイッチを入れるちょっとした使い方があります。
 基本は表層を時に水面直下をウェイキング気味に引くのですが、ここぞというスポットで水面を割ってポッピングをします。ハイギアのリールがやりやすく、ハンドルをグリグリっと2回転ぐらい高速に巻くか、ロッドを立てながら軽くトゥイッチしてやると、まさにバスがベイトを襲う補食音そっくりな重低音のポップ音とスプラッシュを発します。ポッパーではまずこの音は出ません。
 ボクがあるトーナメントにコアングラーで出てバックシートでポッピングをすると、フロントのプロは何度何度も振り返ってしまったぐらい、本物の補食音に聞こえます。ポッピングをさせた後は、リグ全体は泡のカーテンに包まれて、全体のシルエットをごまかしてくれます。
 バイトはポッピング前後に水面を割る感じで出ることが多く、普通のトップウォーターのバイトと違って、本能むき出しの激しいバイトが特徴です。釣りキチ三平なんかの漫画で出てくるシーンのように、空中に全身飛び出して、上から襲いかかってひったくるバイトで琵琶湖で60cmを超えるバスを釣ったことがあります。あのシーンは一生忘れられないでしょう。
 ここで出そうという瞬間にポッピングを入れて、ゴボン、ドカン!です。一度体験したら、この面白すぎる釣りに絶対にハマります。もちろん、オープンなフラットエリアでもポッピングを1キャストに3回ぐらい入れている内にバスの活性が上がることもよくあります。
 ポッピングの際、リグが水面から飛び出して、水面を転がり跳ねてしまわないようにしなければなりません。言葉だけでは説明しづらいのですが、要は水面ギリギリで瞬間的にだけスピードを上げてやる感じです。実際に釣り場で練習すればすぐにコツをつかめるはずです。ブレイドラインの方がクイックにやりやすいですが、フロロカーボンやナイロンラインでもできます。ノーズジョブの前のスリップシンカーは3.5gぐらいの軽めがやりやすいです。

Nosejob05