日別アーカイブ: 2014年8月21日

フラッシャブーなテッケルフロッグ


 ボクは個人的にフロッグのレッグをさまざまなフライマテリアルに付け替えて使うことがあります。特によく使うのがシンセティック系のフラッシャブーです。
 クリアウォーターのフィールドやバスが虫を補食していると感じるときに有効(な気がします)です。ラバースカートのゆっくり緩やかな動きと違い、クイックな動きとギラギラ光る視覚効果でバスを誘ってくれます。フラッシャブーは光が透けるので、全体のシルエットを小さく見せる効果もあると思います。ラバースカートのように水を吸って劣化する心配がないのもいいです。
 そんなフラッシャブーのテッケルフロッグをカスタムして、Studio SORAで試験的に販売してもらうことにしました。ボク自身がレッグを交換しますので、販売数には限りがあります。好評なら、来シーズンはレギュラー販売を検討したいと思います。興味のある方はぜひ、ご購入ください。ノーマルのレバースカートと使い分けると面白いです。釣果報告も楽しみにしています。
http://studiosora.net/

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エリザベス その2


 エリザベスリグは巻いて使うのが基本です。独特のウォブリングを感じながら引くので、チャターベイト的な要素があります。ただ、チャターベイトはブレードが激しく左右に水を切って進むのに対して、エリザベスはカップが大きく水を受け止め、その水を後方に逃がしながら進みます。
 リトリーブスピードの幅はチャターベイトよりも広く、スローリトリーブからファストリトリーブまで安定して動きます。そしてこの引き抵抗のおかげでリトリーブスピードを調整することでレンジコントロールが非常にしやすい利点があります。さらに先端のシンカーやウェイテッドフックのウェイトサイズを使い分けることで、水面直下から水深3mぐらいまでトレースすることができます。
 エリザベスの最大の特徴の一つですが、カップの後方に乱流を作りだし、後方のスカートがまるでクラゲのようにフワフワと大きく広がっては萎んでを繰り返し、ユラユラ艶めかしくフレアします。シリコンスカートの動きって、スピナーベイトやチャターベイトでも、実際はあまりフレアしていないもので、ベタっとただ萎んだままになっているものが多いですが、エリザベスリグはまるで生きているようなスカートの動きで確実にバスを誘うことができます。

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