バスをキープしないトーナメント その1


 バスフィッシングの楽しみの一つにトーナメントがあることは否定しませんが、トーナメントをやり続けることで、バスの数は確実に減り続けます。特に春のトーナメントはウェイトが伸びるので人気ですが、スポーニングベッドの卵や稚魚から親魚を引き離すことで、すべてを台無しにしてしまいます。バスがいてくれることで、ボクたちはバスフィッシングを楽しむことができるわけですから、トーナメントは矛盾していると言えます。
 今、アメリカではバスをキープしないトーナメントのあり方が問われ始めています。そもそも、1日5匹リミットのバスをキープして持ち込む形式のトーナメントは、携帯電話もインターネットもなかった時代に生まれたフォーマットです。
 今や世の中はどんどん進化し、時代に合ったフォーマットが生まれるべき時代にさしかかっているのかもしれません。メジャーリーグフィッシングのバスをキープしない新しいフォーマットは、将来の新しいトーナメントのあり方についての提言のように感じます。
 メジャーリーグフィッシングでは、トーナメンターはタブレットを持ったオフィシャルと同船し、釣れたバスはすべてその場で計量され、スコアがアップデートされていきます。すべての選手は、常に他の選手が何匹、何ポンドを釣っているかをオンタイムで知ることもできます。
 メジャーリーグフィッシングが素晴らしいのは、バスへの扱いです。トーナメンターはバスをハンドランディングしなければいけませんが、ボートデッキに落としたり、リリースの扱いが悪いとペナルティがある点です。バスを豪快に抜きあげて、ボートデッキでドタンバタンと跳ねさせたり、タックルボックスに激突させる日本のある番組とは大違いです。
 今回、ボクが行おうと計画しているカエルオンリーのイベント、フロッグマン2014も、メジャーリーグフィッシングをヒントにしています。高額な賞金がかかったプロの試合でもないのですから、あまり厳密にスコアを競わなくても、自分たちが楽しめればそれでいいと思うのです。
 メジャーリーグフィッシングについては下記リンクをどうぞ。動画で番組を見ることもできます。

http://www.majorleaguefishing.com/

バスをキープしないトーナメント その1」への2件のフィードバック

  1. 東京大田区のタムラ

    ご無沙汰してます。
    ハンドランディングの際にも先にランディングする方の手を水に入れて手をなるべく冷やしてからキャッチしてあげたいですね!

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  2. ウォーズマンJr.

    高3の時、東京水産大(現・海洋大)に入りたくてオープンキャンパスだか学園祭に行ったときのことです。
    10年以上前の話ですが、そこの先生が言ってたことがすごくわかりやすかったので覚えていることがあって、「いわゆる水からあげられた魚は、ヒトで言うところの濡れタオルで口をふさがれた状態と思って下さい」ってことでした。
    実際にエラvs肺呼吸ってのは比較するのが難しいんでしょうが、とてもわかりやすい例えで、すごく納得して帰った覚えがあります。
    どの魚にも共通することですし、自分は淡水海水問わず食べる分以外はリリースする釣りをする人間なので、そんな気の止め方でいます。
    SNSで計量するってのもステキなアイデアですね。

    返信

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