バス持ちの功罪。


 今月号のルアーマガジンの114ページにうれしい記事が載りました。昨年、並木さんのJBに対しの提言&JBの試合での複数持ち禁止の気運にも、率先して無視し続け、バスの複数持ちを積極的に実践してきた今江さんが、ついにバスの複数持ちを封印してくれるそうです。
 日本のバス業界では、ダントツに影響力があり、規範となるべきプロとしては、もっと早く気がついてほしかったですが、とにかく一歩前進です。
 バスを複数持つというのは、一つのシンボリックな行為であるために、ボクもブログで度々、批判してきましたが、本当の真意はトーナメントでもない限り、バスはキープせず、1秒でも早くリリースしてほしいということです。つまり、バスへの愛情です。
 特に春はバスのスポーニングを台無しにしてしまいます。つまりは、将来の自分たちのフィールドに決定的な打撃を与えてしまいます。今回の記事を読んで、1人でも多くの人が、そのことに気が付いてくれると嬉しいです。
 ちなみに、バス持ちの功罪。というタイトルですが、功罪とは”功績と罪過”、つまり悪い点ばかりではなく、よい点もあるという意味です。この点に関しては、ボク個人としては異論があります。日本の悪しき慣習は雑誌やネットを通じて、今やヨーロッパや韓国、アメリカや中国にまで悪影響が及んでいます。これを機に、日本の雑誌・メディアはフンガー持ちを全面撤廃してほしいと思います。

P1090084_452x640

バス持ちの功罪。」への9件のフィードバック

  1. GRANBASS

     釣りをしないのが一番という発想がなぜ生まれるのか、ボクにはまったく理解できません。「自分が今釣った魚は以前、誰かが優しくリリースしてくれたおかげ」という発想は生まれませんか? 1秒でも早く水に帰してあげようというバスへの感謝と労りの気持ちはなぜ生まれないんでしょうか? 証拠があるとかないとか、そんなことを言っているんじゃないです。「自分が釣った魚を煮ようが食おうが、オレ様の勝手だろう」という人には、ボクがどれだけ訴えても理解できないんでしょうか? 別に火種を作っているつもりもないんです。いつまでもみんなで楽しい釣りができたらいいね、となぜ思ってくれないんでしょうか。

    返信
  2. 匿名

    私は否定も肯定もする気はないんですが、バス釣りってそういう紙一重な事をする遊びだと心得ております。バスへのダメージを無くしたいのであれば釣りをしないことが一番だろうし。かといってダメージを与えて良いという結論にはならないのですが、本当にバス持ち複数持ちが痛手というのならばそれを証明する証拠がなければなりません。憶測だけで言っちゃうとまた火種になっちゃうんで

    返信
  3. 匿名

    今江さんのことは好きではない方ですが、今回の件について批判するのは如何なものではないでしょうか?
    過去はどうであれ、今後は良い方向にしていこうとする行動力・情報発信力等での今江さんの影響力は絶大なのですから。

    返信
  4. イノブー

     私は日本にいる傷ついた魚は全て大先生のせいだと思っています。彼はブラックバスではなくお金がだいすきですから。

    返信
  5. 匿名

    自分を正当化する様な事しか書いてないですね(残念)
    残した功績も大きいが、
    全国あちこちでなくなっていったものの大きさには気付かないんですね。

    返信
  6. 匿名

    大先生も日々変わっておられます
    にわかDQNバサーが増えれば茶髪に迷彩でバス持ち
    DQNが辞めて昔からのインテリ層が残ったと見れば黒髪でこの発言
    ある意味このお方は本物のプロだわ

    返信
  7. ツヨシ

    先日アナザースカイにヒロ内藤氏と近藤真彦氏が出演してました。昔2人が釣りに行った際、近藤氏が大きなバスを釣り、暫く水中に入れてなかったのでバスが弱っていったそうです。すると近藤氏が早くリリースした方がいいと言ったそうです。今でも近藤氏は「あのバスどこを泳いでるんだろう」と言う事があるらしいです。あまり釣りをしない人の方が魚に対する愛情があるのかもと思いました

    返信
  8. 武田

    今江さんが止めたのは大きい。フンガーはモラルの問題でやる奴は平気でやるし、可哀想だと出来ない人もいる。とにかく日本バス界の中心人物の判断。回りにどう影響するか

    返信
  9. 山が動きましたね!
    彼も将来のことを考えていることがわかりました。ストリンガーで引っ張り回していた時代を反省している世代なら必ず共感してくれると信じていました。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください