自身のブランド、Teckel(テッケル)を立ち上げると発表してから、3週間経ってしまいました。その間、ゆっくりではありますが、地道に準備を進めています。まずはブランドのコンセプトとも言える重要なイラストができたので、発表します。
この2つのイメージイラストはパッケージに大きく使う予定で、将来はTシャツやステッカーなんかも作れたらいいなと思っています。そもそも、ボクがブランドを始めようと思い立った動機こそがこのコンセプトなのです。
Catch, Kiss & Releaseというキャッチコピーは、別に本当にキスをしてからリリースをしようと訴えたいわけではありません。もちろん、キスしてもOKですが・・・。要はキスするぐらい愛情を込めて優しくリリースをする人は、バスをむやみにキープして、乱暴に扱ったりできないはずという意味が込められています。
ここでいう乱暴な扱いとは、下品なフンガー持ちだけを指すわけではありません。熱いカーペットやコンクリート、砂地の上にバスを置いたり、いつまでもバスを持ったままビデオカメラの前で講釈をたれたり、ウェイインバッグも持たずに大会に参加したりするような行為すべてを指しています。
Do NOT Mistreat Bass!!は、文字通り&見た通り、「バスを虐待しないで!!」という意味です。今日、久しぶりに部屋の大掃除をしたんですが、10年ぐらい前の古い雑誌がいっぱい出てきました。久しぶりにパラパラとめくると、まあ、下品な写真の多いこと・・・。そういう意味では、ここ最近ではずいぶん、改善されたように思いますが、それでも一部の”裸の王様”は相変わらず、何が何でもバスを虐待しないと気が済まないようです。
キャッチ&リリースの精神は、「素晴らしいバスフィッシングが将来も楽しめるように」という願いです。半殺しにしてポイ捨てするのはReleaseではなくてDumpです。微力ではありますが、これからはブランドを通しても、正しいキャッチ&リリースを啓蒙していきたいと思っていますので、共感していただける方は、ぜひご協力ください。
イメージイラストのコンセプトとデザインがとてもいいですね。
バスへの接し方に愛情を持つ釣り人が増えることを切に願います。
Nexus7さま
そこまでお察し、お気遣いが出来る方に朴念仁とはあまりにお似合いではございませんね。
・・・前田さん、路線が外れてしまいスミマセン。
失礼いたします。
せっかちのおっちょっこちょい? 善いではありませんか? その気質を持つ人は江戸っ子しかおらず、江戸っ子とは…
粋で 鯔背(いなせ)で 気風が良くて 気性はさっぱり 情けに脆く 世話好きで…
という事ですよね? 素晴らしいではございませんか。むろん、これはお国柄にかかわらず、「江戸っ子気質」を持っているという事です。
間違えてもまったくもって結構ですし、常に前向きならば問題ありません。バサーとはそんな生き物でしょう。何しろボウズの事すら覚えていない忘却老人…もとい、前向き人間がバサーなのですから。
ね、朴念仁の私でも、釣りをしているだけなのに人生が見えてくるのです。
Nexus7さま
御指摘の相手は私ですね。
私も読み返して少々誤解を招く表現があったと思います。
私は以前の表現を許さないという意味ではなくあのお言葉の真相を遠回しにお聞きしたかったのですが言葉足らずでした。
確かに人生が見え隠れしているかもしれませんね。
私はかなりせっかちのおっちょこちょいですから。
前田さん いつも楽しく見させてもらっています。
この度は、ブランド設立おめでとうございます。
以前からバスの持ち方には意見したかったので、このステッカーは嬉しいです。
これからもがんばってください!
応援しています。
一つだけ、おかしい点に気付いてしまいました。
「至らぬ人を許せ」と説く人が、もう誰も覚えていないような些細な点を、「未だ忘れられぬ発言」と決して許さないことを…
言動がまるで一致しておりません。「赦しの心」とはさて、いまいずこ…?
釣りとは面白いもので、その人の長所も短所もすべて出てしまい、ただ釣りをしているだけなのに「人生」まで学べてしまいます。だから私は好きなのです。
前田さん、御返答頂きありがとうございます。
「バスの命をもてあそんで」・・・このことを言えない、または気付いていない方が非常に多く、メディアでは「魚に遊んでもらっている」と都合のよい表現が当たり前化しております。
これに気付いている前田さんに私は大変うれしく思います。
確かにこの手の話になりますと「・・・なら釣り辞めろ」という最終手段的な表現が必ずでてきますね。
私は本当に魚に優しい釣り人とは、魚の立場を考えられる人だと思います。
勝手な憶測ですがおそらく針掛かりしている時、魚は恐怖や不安の中にいるのではないでしょうか?
その様な状況の中、私達に喜びや生きがいを与えてくれるバスフィッシング・魚達に感謝や謝罪の気持ちが伝わってこない人があまりに多過ぎるような気がします。
SNSやHP等でバスをぶら下げて笑顔の画像載せている方々に今一度考えてもらいたいですね・・・これからも続けて行きのであれば。
私も前田さん同様、バスフィッシングのない生活は考えられません、ですから魚を大切に、その魚を取り巻く環境を大切にしていきたいです。
フンガー持ちだと、バスを落とす可能性が高くなったり、空気中に晒される時間が長くなる可能性が考えられるということで、持ち方の違いによるバスに対するダメージの違いではないということですね。
拙い質問にご回答いただき、ありがとうございました。
賛同のコメントをいただくのはたいへん嬉しいですが、ボクは尊敬されるようなそんな偉い人間ではありません。ただ、大好きな釣りをいつまでも楽しみたい、できればその楽しさを後生に残したいという単純な願いを強く持つ1人の釣り人です。
ボク自身はトーナメントの釣りを否定はしません。ただ、トーナメンターは一般のアングラー以上に、バスに優しいアングラーであるべきだと思います。
シロヒトリ様の質問ですが、逆にこんな質問をされることに驚きました。バスは当たり前ですが空気中では呼吸ができません。1秒でも早く水に戻してあげたいという気持ちがあれば、あんな行為は頼まれてもできないはずです。プロと呼ばれる人でも、実際に両手に複数のバスを持って写真を撮ろうとすれば、暴れられて地面に何度も落とします。うまくシャッターを切るまでにはどれぐらい時間が掛かるんでしょうか? うまく写真を撮るには、虫の息ぐらいのバスの方がちょうどいいわけです。
そもそも、トーナメントでもなければ、バスはキープする必要はありません。キープさえしなければ、そんな写真は撮ることすらできわけです。
ルート様のご指摘のように、命は尊いものです。しかしながら、ボクたちバスアングラーはバスの命をもてあそんで、喜びを感じる遊びをしています。だから、軽々しく「命の尊さ」を訴えるのには抵抗があります。この手の話になると、必ずといっていいぐらい「そんなにバスが可哀想だと思うなら釣りをやめろ」というアンチな方のコメントがきます。ボクはバス釣りのない人生なんて考えられません。だからこそ、TERU様がおっしゃるように、フィールドがあり、魚がいてくれることに感謝する気持ちを持って、釣りを続けていきたいと思っています。
私はバスのゲームフィッシングの他、海の五目釣りやワカサギ釣りもします。
両極端ですが、基本的に釣りができるフィールドと魚がいる事でできる釣りです。
この状況に感謝しつつ、私が釣りを親父から教わった様に後世に残していきたいと思っています。
釣り業界もビジネスなので本質的な事は誰も語ることはないと思いますけど。
「大きな自然の中で遊ばさせてもらっている。」
私は釣行の度に感じさせられます
いろんな釣り人と考えがありますので、否定はしません。数とウェイトに的を絞り釣るトーナメンター的な釣り。この大好きなルアーで反応する魚だけを釣りたい。いずれも釣りです。ただ、魚がいる事が大前提。これは我々人間が大事にしなければ継続は難しいでしょう。小規模フィールドではある周期でベイトとバスとのバランスや環境、プレッシャーなどでバスの個体は増減したりします。さらに栄養失調でガリガリだったり、お尻からワームが出てたりするバスを釣ると何とも言えない気持ちになります。
私が尊敬する前田さんが一歩前に踏み出した以上、微力ながら賛同させていただきます!現状を変えるには露出、発信し、魚と共存できる事により出来る贅沢な遊びという事を認識してもらいたいですね。
大きな改革も最初はわずかな一歩。
このプロジェクトが広がるといいなーって思います
こんばんは。
連絡先も記載せず申し訳ありません。
バスへの取り巻く環境、巷の釣り人達の意識・・・前田氏に共感する部分が多々あります。
(私もアメリカのバスフィッシングを少なかれ肌で感じております)
しかし、かなり前のブログだと記憶しておりますが「命の尊さ」を尊重するものに対して「偽善者」と表現していたことが忘れられずにいます。
やはり「命は尊い」と思います。
バスへの想いを他の生き物へも分け与えてください。
それと前田氏から至らぬと思う人々も許せる様になってください。
フンガー持ちと片手で一匹ずつ持つのとで、バスに対するダメージはどう違うのですか?
ナイス!
伝わらなくても続けましょーーー!!
みんなが当たり前に、自然とできるようになるまで。
いつも拝見させて頂いています。
とてもタメになる内容にいつも感銘を受けています。
昔は「ルアーマンは最高のアウトドアマンになれ」と言われたものですが…。最近のバスを取り巻く環境は、まったく逆を行くような気がします。
人に自慢するためにバス釣りしている人が増えているなと悲しくなります。
私の周りには、トーナメントでしか楽しみを感じない人、人に勝つことにしか興味がない人、釣果自慢最優先の人、など可哀想な人が沢山います。
明日のために、来年もイイ釣りができるように考えている釣り人が一人でも多く増えて欲しいものです。
ますますのご活躍、メーカー立ち上げの成功をお祈り致します。
頑張ってください。
前田さんの行動、尊敬に値します!
私も偽善者ぶるつもりは毛頭ありませんが、このような行為が嫌で嫌でたまりませんでした。
テッケルが立ち上がった際には、微力ながら応援させて頂きます!
このブログも毎日拝見させて頂いてますので・・・。
ヒラスズキに限らずスズキもですね。だから、水族館ではほとんど見かけません。そういう意味ではバスは比較的タフな魚と言えるでしょうね。だから、虐待してもいいというわけではありませんが・・・。
ここのところ頻繁に書き込みして誠に申し訳ございません。前田さんがあまりにもポジティブなもので、すっかり感化されてしまい…遠隔地に付き釣行できるかはまだ未定ですが、納竿したバスを亀山限定で目覚めさせて頂いたのも、そのお陰ですし…
さて、水産庁の研究によりますと、ヒラスズキは素手で触っただけでも火傷してしまい、結果、そこから細菌感染して24時間後には100%死んでしまうそうで(自分たちでは釣れないので、釣り人に釣ってもらったら勝手に出てしまった研究結果)、興味もないバスの研究など誰もしないので、実はそこが一番気になっていたのです。
なぜならバスブームが来てから明らかに個体が減り、これは水系のバスの過飽和状態での減少を加味しても、納得できない現象でした。むろん、自分のスキルのないのも加味の上です。あの時、乱雑な扱いのバサーモドキはいくらでも目にしましたので、推測の域は出ずとも、たぶん釣られたバスはほとんどが死んでしまったのかも知れません。
通称「フンガー持ち」は確かに昔はカリスマメーカーが率先して行っており、今でも系列の偽カリスマが「キャッチ&ダンプ」をそれを連綿と行っておりますね。私自身は横に持った事やグローブなしで持った事、草むら以外に置いた事もなく、これは身の回りの先輩方のお陰ではあります。
以前にも書きましたが、バイブ丸飲みでラインブレイクさせたバスが今でも忘れられないので、下野さんの「本当にバスが好きなら釣りをやめろ。自分がエゴだと分かっている奴だけ釣りをしろ」は金言です。
前田さんのテッケルが10年前にあったらなぁ。。
業界の意識ひっくり返すぐらい頑張って欲しいです!
応援します。