アメリカに釣りに行くと、何度となくその威力を思い知らされるルアーがいくつかあります。ノーマンルアーズのDD22もそんなルアーの一つで、これがハマると他のディープクランクではなかなか歯が立ちません。
ディープダイビングクランクの代名詞的な存在で、そのカラーラインナップの豊富さも魅力です。DD22という名前から22フィート潜ると信じている人も多いですが、実際はノーマルの使い方ではそこまでは潜りません。
DD22は日本では今や売っているのすらほとんど見かけなくなってしまいました。不人気の原因はその強烈な引き抵抗だと思いますが、他にもロングキャストが難しい点も挙げられると思います。このルアーは飛行姿勢が悪いというか、上手に投げないとクルクル回って、本当にストレスを感じます。
この度発売されたDD22HDはヘヴィーダイバーモデル?ということで、ウェイトバランスを調整して、オリジナルよりも飛行姿勢が安定して、ロングキャストが可能になったそうです。ロングキャストができれば、先行深度も伸びますし、プロダクティブゾーンをより長く引くことができますから、釣果アップが望めるというわけです。
外観はオリジナルとまったく同じで、お尻のHDという表記以外に見分けることはできません。メーカーの表記ではノーマルは5/8オンスで、HDは1ozとなっていますが、実際に量るとノーマルは27g、HDは30gでほとんど変わりません。とにかく、逆風時にストレスなく投げられるなら、せっかくストックしているノーマルタイプはお払い箱になってしまいそうです。
ディープクランクがトレンド その4
3件の返信