ディープクランクがトレンド その4


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 アメリカに釣りに行くと、何度となくその威力を思い知らされるルアーがいくつかあります。ノーマンルアーズのDD22もそんなルアーの一つで、これがハマると他のディープクランクではなかなか歯が立ちません。
 ディープダイビングクランクの代名詞的な存在で、そのカラーラインナップの豊富さも魅力です。DD22という名前から22フィート潜ると信じている人も多いですが、実際はノーマルの使い方ではそこまでは潜りません。
 DD22は日本では今や売っているのすらほとんど見かけなくなってしまいました。不人気の原因はその強烈な引き抵抗だと思いますが、他にもロングキャストが難しい点も挙げられると思います。このルアーは飛行姿勢が悪いというか、上手に投げないとクルクル回って、本当にストレスを感じます。
P1080681_640x469 この度発売されたDD22HDはヘヴィーダイバーモデル?ということで、ウェイトバランスを調整して、オリジナルよりも飛行姿勢が安定して、ロングキャストが可能になったそうです。ロングキャストができれば、先行深度も伸びますし、プロダクティブゾーンをより長く引くことができますから、釣果アップが望めるというわけです。
 外観はオリジナルとまったく同じで、お尻のHDという表記以外に見分けることはできません。メーカーの表記ではノーマルは5/8オンスで、HDは1ozとなっていますが、実際に量るとノーマルは27g、HDは30gでほとんど変わりません。とにかく、逆風時にストレスなく投げられるなら、せっかくストックしているノーマルタイプはお払い箱になってしまいそうです。

ディープクランクがトレンド その4」への3件のフィードバック

  1. Nexus7

    ああ、すみません。使い方がまるで違っていました。
    DD22は「グリグリ巻き」ではなく、緩急を付けて巻き、ロッドも弧を描かせずにラインとストレートにして巻くと、リーリングストレスもなく巻け、しかしロッドとラインが一直線では合わせられないので、若干ティップを斜めにして巻くと、それほどリーリングストレスはありません。
    個人的にはバズを一日引いている方がストレスが溜まります。だって目に見えるまんまなのに、何も変化が起きない事の方が多いのですから…ただ爆発するとバズの底力はパないので、そこが魅力でもあります。

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  2. GRANBASS

     確かにバドに比べれば、軽いかもしれませんが、アメリカ人って、けっこう早いスピードでグリグリ巻くのでけっこう重いですよ。これを1日投げ続けると、かなりきついです。

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  3. Nexus7

    わー、忘れ去られたDD22を掘り起こさないで下さ~い!!(涙)
    でもキャスト時の空気抵抗や、リーリングストレスってありますか? 私はバドをトップからミドルクランク(男引きで1.5mは潜る)まで、マルチパーパスに使っておりますので、バドに比べれば天国です。
    ですがDD22にしっかり目を付け、ネタばらしする前田さんって最高DEATH!! 〇X

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