サムレイバンで出会った魚たち その3


 レイク・サムレイバンと言えば、テキサス州を代表するトーナメントレイクですが、スポッツ(スポッテッドバス)がいるなんて知りませんでした。知らなくても、釣れた瞬間に見分けがつくのがスポッツです。相変わらず、日本でスポッツが釣れたなんて言う人がいますが(メールもよくいただきます)、日本にはスポッツはいません。スポッツ系ラージなんていう魚も生物学的に存在しません。
 サムレイバンの場合、沖の釣りではスポッツが入れ食いになるぐらい魚影が濃かったですが、釣っても釣ってもキーパーの14インチなんて1匹も釣れません。せいぜい12インチぐらいです。しかも、何年も前からこの状況は変わらないそうです。大きなスポッツはディープにいて釣れないのか、サムレイバンではスポッツは大きく育たないのか、とにかく不思議です。
 日本では、ラージマウスをフロリダなのかノーザンなのかと判別したがる人が多いですが、移植が繰り返される現代において、純血を語ることすらナンセンスです。そういう人に限って、種と亜種の違いや定義すら理解していないものです。
 そんなわけで、このスポッツもノーザンスポッツ(ケンタッキーバス)なのか、アラバマスポッツなのか、またはそれらのは混血なのかはDNAでも調べてみない限り分かりませんし、誰も気にしません。

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