禁断の果実 その2


 実は今回のFLWツアーオープンの試合の模様がどんな風に放映されるのか興味深かったのですが、やはり放送を見た数人と同じような意見が出まし た。それは、リミットメイク後にダブルヒットをしたら、その時点で失格ではないのか? という疑問です。
 アメリカのトーナメントではリミットが5匹の場合、6匹目が釣れたらどれか1匹をリリースするまで、次のキャストは認められません。釣れるだけ 釣ってライブウェルにキープし、最後に大きい順に5本を選り分けるなんてことは許されません。つまり、一時的に最高6匹目のバスまでしかランディ ングすることができないはずです。ところが、今回のアラバマリグでは、ライブウェルにすでに5本のバスがキープされた状態で、ダブルヒットした ケースが起こった可能性があります。
 もちろん、クランクベイトやトップウォーター等で、1個のルアーにアクシデント的にダブルヒットが起こる可能性もゼロではありませんが、アラバマリグが違うのは複数のルアーが付いて、明らかに複数のバスを意図的に狙うリグであるという点です。
 一時的であれ、ボート上に7匹目のバスがランディングされた状態は、厳密に言えば、ルール違反で失格となってもおかしくないはずです。アメリカ のトーナメントでは、うっかりミスであっても、6匹のバスをキープして持ち帰ったら、たとえどんなビッグウェイトを持っていても失格となります。 うっかりミスが許されないなら、意図的に7匹目を釣ることも許されてはいけないはずです。この見解については、いろいろ調べてみたいと思います。

禁断の果実 その2」への4件のフィードバック

  1. GRANBASS

    Living in Alabama 様
     新しく買ったパソコンではなぜかコメントを入れるとエラーになってしまい、返事が遅れまして失礼しました。
     そうなんです。ボクもサインしたかったんですが、日本からでもできるって知らなかったというか、よく見てませんでした。
     とにかく、アラバマオンリーな試合なんか出たくありませんからね。

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  2. Living in Alabama

    前田さんも嘆願書にサインしたんですね。来季Elite Series参戦予定の方もサインしてますし、アメリカ南東部のトーナメントの盛んな州の方々が多いですね。私もサインしましたが。

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  3. GRANBASS

     まあ、これは屁理屈といわれても仕方ありませんが、解釈の仕方の問題です。
     クランクベイトのダブルヒットとアラバマリグのダブルヒットでは、同じダブルヒットでもその確率というか、アプローチそのものが違うと思うのです。複数のルアーを同時にキャストする行為は意図的に複数のバスをキャッチする行為だと解釈できます。
     解釈の問題では、過去にカリフォルニアでサイトフィッシングではなくても、フックが口の外側に掛かっていたらスレ掛かりと見なしてリリースしなければいけない、など、ちょっとおかしなルールもありましたから・・・。

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  4. 匿名

    ダブルヒットでも、ライブウェルに入れてしまわなければ、ルール上問題無いのでは?普通のルアーでダブルヒットした瞬間に失格ではないなら同じ事だと思うのですが。

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