700シリーズはバンディット初の重心移動システムを採用したディープクランクです。3インチサイズ、7/8オンスの大型クランクベイトで、14-18フィート潜るそうです。値段は手頃の約5ドルです。「ロングキャストによってストライクゾーンをより長くトレースできる」というマッドペッパーマグナム発売以降、今や日本では常識的なコンセプトが、セールスポイントになっています。バンディットには同サイズでほぼ同じようなレンジを狙う400シリーズがありますが、700シリーズの方がフラット気味のスリムボディーで、頭部全体も水を受けるのを狙ってか、バイブレーションのような形をしているのが特徴です。ポーのスーパーセダーシリーズにも似ています。
フットルース、100シリーズ、200シリーズ、300シリーズと名作を世に送り出したバンディットですが、中国製に変わってから、作りはきれいになった反面、旧型に比べて釣れなくなってしまいましたし、最近のフラットシリーズはやや外し気味です。今回の700シリーズも正直、あまり期待はできないような気がしますが、バンディットファンとしては、やはり気になるので、買ってしまうでしょうね。
Cranky様 日本でももう売っているみたいですね。ボクはまだ買えていません。アクション重視なら無駄なものは極力省いて、固定重心にするべきなんでしょうが、これもバンディットが中国製になった弊害なんでしょうね。
バンディットが重心移動の内部コアを備えたクランクベイトを発売するとは驚きです。
プラ素材でも、長い歴史のあるアメリカのルアーメーカーは頑なに固定ウェイトの製品をつくり続けて来ました。
今になってなぜ方向性を変えたのでしょうか?
これも日本メーカーのノウハウを本場が認め出したという事なのでしょうか?というより新しい考えを試みてみたのでしょうか?
確かに重心を移動させる事によって飛距離面でのメリットはあります。しかし、アクションに大きなデメリットをおよぼします。このデメリットをコンタクトゾーンの拡大というメリットが補う事の方が釣果にプラスになると判断したのでしょうか?
私も非力ながら、クランクベイトビルダーの一人として重心移動か固定ウェイトかの選択で試行錯誤しました。
結果、固定ウェイトのアクションを選びました。バグリーやラパラがウッドボディに固定ウェイト採用しているのも、飛距離よりアクションを重視した結果だと思いますがね~・・・。