日本のバスフィッシングの将来 その2


ボクたちがいつまでもバスフィッシングを楽しむためには、そろそろ業界全体も目先の売り上げばかりに目を向けるのではなく、もっと真剣に将来について考える時期に来ていると思います。そう訴え続けて何年も経ってしまいましたが・・・。
バスフィッシングの将来にとって、最もダメージが大きいのはバスをキープすることです。心情的な部分もあって、サイトフィッシングの是非ばかりに議論が集まり気味ですが、見て釣ろうと、事故?で釣れてしまっても、結果としては同じバスです。すぐにその場でリリースすれば、バスはまたベッドやフライのもとに戻っていきますが、キープしてしまえば取り残されたベッドやフライは壊滅です。
つまり、毎週毎週行われているトーナメントこそが、バスフィッシングの将来を危うくしているのです。もちろん、すべてのトーナメントをやめろと言っているわけではありません。せめて、4-5月の開催を避けるなど、簡単にできることはあるはずです。たとえば、トーナメントをするにしても、キーパーサイズを上げるとか、リミットを少なくするとか、バスをキープする数を意図的に減らす工夫もあると思います。
トーナメントでもないのに、毎回バスをキープする人たちがいます。中には有名なプロアングラー?もいますが、彼らのスポンサーになっているメーカーもはっきり言って同罪です。バスフィッシングの将来よりも目先の利益が優先のクズメーカーです。中にはレンタルボート店やマリーナが宣伝のためにバスを持って帰ってこいというところもあるみたいですが、そう言う連中もまた目先のことしか見ていません。
社長や広報マンたち自身が毎回毎回バスをキープして、残酷な写真を宣伝に使う(使ってきた)メーカーやショップもありますが、ボクにとってはクズの中のクズです。バスフィッシングはもう金になりませんから、早々に会社や店をたたんでもらいたいものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください