年別アーカイブ: 2014年

エリートシリーズのルール変更


 先日、B.A.S.S.がついにエリートシリーズの定員枠による足切りを決断したニュースをお伝えしましたが、B.A.S.S.は来季のもう一つの大きなルール変更を発表しました。
 エリートシリーズはこれまで、優勝すれば、全試合出場さえすれば、年間のポイントランキングに関わらず、クラシックの出場が約束されましたが、来季からはこのルールを廃止し、クラシック出場権は純粋に年間のポイントランキングの上位者に与えられるそうです。
 実際、ほとんどの場合、優勝した選手は年間でも上位にフィニッシュしていて、ダブルクオリファイするケースがほとんどで、今季の場合はすべてダブルクオリファイしています。そんなわけで、このルール変更に関してはエリート選手も、あまり異論はないようです。
 現在のところ、バスマスターオープンに関してのルール変更の発表はなく、オープン戦で優勝した選手がのクラシック出場権がどうなるのかも興味深いです。
http://www.bassmaster.com/news/no-more-win-and-youre

FLW RAYOVACシリーズチャンピオンシップ(ウィーラーレイク)最終結果


1 ZACK BIRGE           10-15 (5) 17-01 (5) 19-00 (5) 47-00 (15)
2 CHRIS BAUMGARDNER   10-01 (5) 18-05 (5) 11-10 (4) 40-00 (14)
3 CASEY GALLAGHER     14-14 (5) 9-10 (5) 15-08 (5) 40-00 (15)
4 TODD AUTEN             15-00 (5) 13-00 (5) 10-10 (5) 38-10 (15)
5 BRYAN THRIFT           11-04 (5) 12-15 (5) 12-06 (5) 36-09 (15)
6 RICHARD PEEK            12-15 (5) 18-05 (5) 5-03 (4) 36-07 (14)
7 GEORGE KAPITON         18-02 (5) 9-13 (5) 7-00 (4) 34-15 (14)
8 CHRIS MCCALL           12-09 (5) 12-07 (5) 9-10 (5) 34-10 (15)
9 JAY YELAS               11-01 (5) 14-02 (5) 6-00 (2) 31-03 (12)
10 RANDY HAYNES           17-10 (5) 8-02 (3) 1-03 (1) 26-15 (9)
http://www.flwoutdoors.com/bassfishing/afs/tournament/2014/7145/championship-wheeler-lake-professional-results/?dpl=1&all=1&sr=1&rpp=50&&sort=pl

FLW RAYOVACシリーズチャンピオンシップ(ウィーラーレイク)2日目結果


1 RICHARD PEEK         12-15 (5)  18-05 (5)  31-04 (10)
2 CHRIS BAUMGARDNER  10-01 (5)  18-05 (5)  28-06 (10)
3 ZACK BIRGE             10-15 (5)  17-01 (5)  28-00 (10)
4 TODD AUTEN            15-00 (5)  13-00 (5)  28-00 (10)
5 GEORGE KAPITON        18-02 (5)  9-13 (5)  27-15 (10)
6 RANDY HAYNES           17-10 (5)  8-02 (3)  25-12 (8)
7 JAY YELAS               11-01 (5)  14-02 (5)  25-03 (10)
8 CHRIS MCCALL         12-09 (5)  12-07 (5)  25-00 (10)
9 CASEY GALLAGHER     14-14 (5)  9-10 (5)  24-08 (10)
10 BRYAN THRIFT        11-04 (5)  12-15 (5)  24-03 (10)
51 SHINICHI FUKAE        10-06 (5)  8-06 (5)  18-12 (10)
60 TOSHITADA SUZUKI      8-07 (5)  9-07 (5)  17-14 (10)
http://www.flwoutdoors.com/bassfishing/afs/tournament/2014/7145/championship-wheeler-lake-professional-results/?dpl=1&all=1&sr=1&rpp=50&&sort=pl

FLW RAYOVACシリーズチャンピオンシップ(ウィーラーレイク)初日結果


1   GEORGE KAPITON     18-02 (5)
2   RANDY HAYNES       17-10 (5)
3   KOBY KREIGER        17-06 (5)
4   TODD AUTEN        15-00 (5)
5   CASEY GALLAGHER      14-14 (5)
6   JOE HOLLAND           14-08 (5)
7   SCOTT CANTERBURY      14-03 (5)
8   ADRIAN AVENA        14-00 (5)
9   MARK TUCKER         13-15 (5)
10   MIKE BRUEGGEN      13-07 (5)
35   SHINICHI FUKAE      10-06 (5)
61   TOSHITADA SUZUKI    8-07 (5)
http://www.flwoutdoors.com/bassfishing/afs/tournament/2014/7145/championship-wheeler-lake-professional-results/?dpl=1&all=1&sr=1&rpp=50&&sort=pl

Set the hook as hard as you can!


 バサーオールスタークラシック会場では、テッケルのオリジナルTシャツ(Currentとのコラボ製作)をハーツマリン様のブースで限定販売します。元々、Tシャツは販売目的ではなく、プレゼントや大会の協賛品などを目的に作っていますが、ありがたいことに売ってほしいという要望も多く、イベントのときに限定で販売させていただいています。
 サラサラのドライ素材で、ボクも気に入っています。今までは半袖しかなかったのですが、ボク自身は半袖はまず釣りに行かなくなったので、個人的にどうしても欲しかったロンTをこの際に作ってみました。両袖にはボクからのメッセージを入れてみました。
Set the hook as hard as you can!
 直訳すれば、「あなたのできうる可能な限り力いっぱいフッキングをしなさい」これこそがフロッグマンの信条です。これを着て、渾身のフッキングを決めてくれたら、ボクも嬉しいです。
 半袖Tシャツは3800円、長袖Tシャツは5000円で、購入してくれた方には、フロッグを1個プレゼントします。サイズはMとLの2サイズです。

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モニタリング販売します


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 今年、名古屋のキープキャストで限定モニタリング販売させていただいた、”じゃじゃ馬”クランクを、今週末のバサーオールスタークラシックでも少量ですが、ハーツマリン様のブースで限定販売させていただきます。
 土曜日はチャートブラック、日曜日はレッドクローを販売する予定です。本当に数は僅かしかありませんので、どうしても手に入れたい方は、早めにお越しください。なお、今回はフックは付けておりません。価格は1500円となります。日本で知り合いの方にハンドペイントしていただいていますので、少々お高めですが、ご了承ください。
 このクランクはウィグルワートの尖った部分をより強調して自分なりにアレンジして作りました。引き抵抗は重く、スローリトリーブでもブリブリ動きますが、高速で引っ張ると宙返りしてしまうかもしれません。一般的な真っ直ぐ泳ぐ優等生とは違いますので、その点を理解してお使いください。

今年もやります


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 いよいよ今週末はバサーオールスタークラシックです。今年もいつもお世話になっているハーツマリン様のブースを間借りして、テッケルフロッグの色塗り体験を実施します。昨年以上に染料や塗料、ラメ、スカートのカラーを豊富に用意していますので、ぜひ、このチャンスにオンリーワンのテッケルフロッグを作りにきてください。
 また、今シーズン頑張ってくれたテッケルフロッグをお持ち寄りください。甘くなったフックや溶けたり切れたスカートの無料交換もします。ブレードやウェイトが取れたものがあれば修理もしたいと思います。個人的には皆さんの歯形がいっぱい入ったフロッグを見せていただくのが楽しみで仕方ありません。
 さらにイベント限定のクリアボディも用意していますので、今までのカラーミーとは違うカラーリングも楽しむことができます。

B.A.S.S.がついに決断


 少し遅いネタですが、B.A.S.S.は10月10日、ルール上では毎年行うと発表しながら先送りにしていたエリートシリーズの下位の選手の足切りをついに行うと発表しました。
 当初、エリートシリーズは年間成績の下位の選手とオープン枠からのエリート昇格組との入れ替えを目的に、エリートシリーズの下位選手を足切りにするとルールで明記していました。ところが、不景気でオープン枠からの昇格の辞退や経済的な困難からエリートを続ける選手が抜けたりして、定員の100人を切る年もあり、さらに選手からはスランプなどの調子の悪いシーズンもあることから、たまたま1シーズン悪かったぐらいで落とされてはたまらないという声もあり、B.A.S.S.側は足切りを先送りにしているのが実情でした。
 そもそも、エリートシリーズは少数精鋭を目指し、定員を減らす方向で動いていたのですが、これも選手の猛反対から実行できていません。
 ところが、ここ数年はFLWからの移籍組が増え、オープン枠からの昇格が毎年確実に増え、当初の定員100人を超え、今シーズンは108人となりました。来シーズンはさらに多くの選手がオープン枠から昇格するため、これ以上、先送りにするのは難しい状況となり、ついに足切りを決断したというわけです。
 ちなみ来季のエリートの最低の定員は108人以上114人以下と定められました。具体的に説明すると、下記の通りとなります。
今季エリートシリーズの年間上位71人
バスマスターオープン3ディビジョンから昇格の各5人の計15人
今季ルーキーで上位71人枠から外れた5人
2014年B.A.S.S.ネイションチャンピオンシップの優勝者1人
今季下位組の中で過去の平均年間ポイントランキングを考慮した上位16人

 上記合計108人が最低ラインで、16人が降格する計算になりますが、欠員が出た場合は降格組からの復活があります。そもそもの定員は100人だったので、108人まで定員を増やして妥協した背景にはFLW移籍組の大躍進や大手スポンサーやベテランエリートへの配慮など、さまざまな大人の事情がありそうです。
 さらに怪我や故障で今シーズン参戦できなかった選手の復活枠が5人、2015年のバスマスタークラシック優勝者(108人以外から出た場合)の1人の6人の増枠が用意されています。つまり、フカシンにはまだエリート昇格の最後の1枠のチャンスがあるというわけです。
 具体的に誰が降格したかの名前は、B.A.S.S.のサイト上ではまだ発表されていませんが、選手にはエリートシリーズの招待状が届いているそうです(BASSFANの記事には名前が出ています)。気になるのは今季78位でフィニッシュした桐山孝太郎さんと今季98位でフィニッシュした宮崎友輔さんですが、過去の平均ポイントランキングからエリート残留組に入ったようです。
 来季、エリート参戦するイヨケンにとっては、限られたプラクティス期間で次々と初めての湖をトレイルするわけで、FLW移籍組のオールドルーキーに比べるとかなりハンデがありそうです。1シーズンは仮に年間71位以下でフィニッシュしてもルーキーの救出枠が5人ありますが、2年目は結果を出さないと、エリートから降格する可能性もあります。そういう意味ではエリートシリーズはベテランに優しく、ルーキーに厳しいということになります。まあ、日本のJBと同じですね。
http://www.bassmaster.com/news/qualifiers-announced

中国初バス


 1週間、中国に行っておりました。中国のバス釣り事情の視察なんかもできて、非常に楽しい旅行でした。そのあたりは改めて機会があれば書きたいと思います。とりあえず、ボクもレンタルボートで釣りをしまして、記念すべき中国初バスをテッケルフロッグでキャッチしました。
 不自由な中国で1週間ネットの世界から遠ざかっていたら、日本ではすっかりシャモジングが大流行みたいで、完全に浦島太郎状態です。さらにB.A.S.S.もFLWもビッグニュースが次々と飛び出して、しばらくブログネタには困りそうにないです。このあたりも近々書いてみたいと思います。

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B.A.S.S.の大英断


 ついにB.A.S.S.がアンブレラリグ(Aリグ、アラバマリグ)の事実上の全面禁止の英断を下しました。詳しくはバスバスタークラシックの出場権が掛かるバスマスターオープンを含むすべての試合が禁止の対象となります。個人的には素晴らしい判断だと思います。B.A.S.S.の記事でもエリートプロの多数派の意見は今回の決定を歓迎しているようです。
 アンブレラリグに関してはセンセーショナルなデビューの2011年秋、あまりの強力さゆえにエリートシリーズはすぐに使用禁止を発表、FLWツアーは決断を持ち越しにした結果、翌2012年はAリグが席巻、2013年にはさらにエスカレートして、ケーシー・マーティンが13個もスイムベイトが付いたスイムベイトを使って優勝するなど、物議を醸しました。
 フカシンが優勝した2013年3月に行われたPAAシリーズ第1戦(テネシー州ダグラスレイク)においてはほぼすべての選手がアンブレラリグをメインに釣りを展開するほどでした。
 2014年シーズンはついにFLWツアーでアンブレラリグの使用が禁止されましたが、バスマスターオープンやRayovac FLWシリーズでは、アンブレラリグの使用は認められ、今季も多くの試合でウィニングルアーになっています。
 今回の使用禁止の決定により、FLW側がRayovacシリーズでの使用禁止の判断をするかに注目です。
http://www.bassmaster.com/news/umbrella-restrictions-increased