今回のアラバマリグ騒動で、今まで聞いたこともなかったメーカーも我先にとコピー合戦に参戦中です。今回のハヴォックルアーズのAリグはバークレーのハヴォックとは無関係です。アラバマリグはFLWのサイトでは度々略してAリグと呼ばれることがあったのですが、その名前を頂いちゃいましたって感じです。
年別アーカイブ: 2011年
最後のRC
アラバマR&D
スパークリグ?
アラバマリグから何を学ぶ? 自作編 その4
サンビキリグ1号のロワーアーム部に、スイベルを介せずにジグヘッドを直に連結させて、このジグヘッドを重めにして重心を取れば、リグの上下がハッキリする上、ロワーアームのジグヘッドは常にフックポイントを上向きに保つので、根掛かりを軽減する効果もあります。これがサンビキリグ1号・改です。ただし、サンビキリグ1号・改はロワーアーム部のジグヘッドを交換することができませんので、自作派向きです。
サンビキリグ1号・改の作り方は下記に紹介しますが、省略している部分は、http://granbass-blog.teckellure.com/2011/11/post_697c.html”>ココを参照ください。
①ステンレスワイヤーシャフトの真ん中の位置でラジオペンチの先を使って直角にコの字に曲げ、さらに写真のように鈍角にくの字に曲げる。両方の角度は同じにする。
②ペンチでコの字の両角に均等に力を加えると、角が取れて丸くなる。
③ジグヘッドを通してから、ダルマクリップを通して、ニッパーで挟み込んでしっかり止める。
④2本束ねたワイヤーを曲げてRベンドを作る。作り方はラジオペンチの先を使って、直角に曲げた後、ペンチで角を均等につぶすと丸く仕上がる。
⑤ダルマクリップを通して、ニッパーでしっかり止める。2本のワイヤーの長さが同じなるようにカットして、V字状に開く。先端を丸く閉じ、ローリングスイベルを通してからダルマクリップで止める。
⑦スイベルにスナップを付けて完成。
アラバマリグ騒動 サードステージ
アラバマリグから何を学ぶ? 自作編 その3
前回、http://granbass-blog.teckellure.com/2011/11/post_697c.html”>クアトロリグの作り方を紹介しましたが、バックシーター(ノンボーター)視点で見るとスイムベイトは4個でも多すぎです。根掛かりも多い上、不便がいっぱいです。そして、何よりもスマートさに欠けます。そこで、http://granbass-blog.teckellure.com/2011/11/post_dbac.html”>ボクが行き着いたのがサンビキリグだと以前紹介しましたが、サンビキリグにもいろいろなタイプがあり、現在進行形で進化しています。まずはサンビキリグ1号を紹介します。
サンビキリグ1号の原型はツインアームのスピナーベイトです。ツインアームのブレードの代わりにスイムベイトが付いたと思えば、それほど違和感がないのではないしょうか? アラバマリグに比べると、随分コンパクトになりますから、不便さも少しは解消できます。ほとんどスピナーベイトを投げるような感覚で使えます。
ロワーアームとツインアームの角度や長さを同じにして、それぞれにスイベルを介してジグヘッドのサイズやスイムベイトのサイズも均一にして使う方法が基本ですが、ロワーアームには重めのジグヘッドや大きめのスイムベイトを付け、ツインアームには軽めのジグヘッド(またはノーシンカーオフセット)や小さめのスイムベイトを付け、2匹のコアユをハスが追うようなイメージで使うことも可能です。ロワーアームとツインアームの長さを変えたりして、意図的にロワーアーム部のスイムベイトに食わせるような工夫をすれば、ツインアーム部はフックがなくてもいいかもしれません。もちろん、100%ロワーアームのスイムベイトにバイトするとは限りませんが・・・。
プレミアもの
アラバマリグの大事なキモ
アラバマリグの問題点
アラバマリグ風がいよいよ本格的に日本でも流行しそうな気配が出てきました。釣り業界が盛り上がっているところに水を差すようですが、お節介なボクが心配するのは根掛かりの問題です。
アラバマリグって、アームを自分で広げたりして使うので、基本的にリグに絶対の上下がありません。つまり、アームは回転して、どの角度になってもいいように、先端にはスイベル付きのスナップを介してルアーをセットします。ジグヘッドは自発的にフックポイントを上向きにして泳いでくれますが、ヘッドが障害物等に当たった際にはフックが倒れたりするので、スピナーベイトのようには障害物をかわしてくれません。
スイベル付きのスナップは魚が掛かった際にはバレにくい効果もありますが、根掛かりした際にはこれが邪魔で外れにくいです。それでも外そうとして張ったり緩めたりしていると、他のフックまで掛かってしまい蟻地獄です。ルアーリトリーバーを使っても、アームの長さが邪魔で、うまく外れにくいです。
ラインを切ってしまって、アラバマリグ風を湖底に残してしまうと、さらに将来の道連れが増えてしまいたいへんです。琵琶湖の魚礁などがスイムベイトのクリスマスツリーのようになってしまう事態は避けたいところです。ラインは太めにして最悪でもフックが伸びて回収できるような心遣いが必要だと思います。
また、アーム自体を真っ直ぐに広げるのではなく、写真のように内向きにベンドカーブさせて、アーム自体がガードの役割をするように工夫するのもアリだと思います。 写真は昨日紹介したhttp://granbass-blog.teckellure.com/2011/11/post_697c.html”>クアトロリグです。