極太ストレートフック


Img_2252  今回のICASTで個人的に「ついに出たか」と思ったのがストライクキングから発表されたグレッグ・ハックニーモデルのヘビーカバー・フリッピングフックでした。
 写真を見れば一目で分かりますが、超太軸のストレートフックです。実はアメリカではBMFフックでもたまに伸ばされることがあって、イッシュやバブももっと太いフックが欲しいと常々言っていました。グレッグ・ハックニーは個人的にターポン用?か何かの太軸のフライフックを使っているという話を聞いたこともありました。たしかに、アメリカ人のフッキングを見ていると、伸ばされても仕方がないですが・・・。
 ストレートフックって、貫通力が高いとか、強いとか、誤解されているみたいですが、貫通力は決して高くありません。フックがワイドゲイプになればなるほどフッキングパワーがフックを伸ばすベクトル方向に力が掛かりやすいので、結果、フッキングパワーが強ければ強いほど、フックが貫通する瞬間にフックは伸ばされやすくなります。
Img_2253  これって、けっこう矛盾していて、フックが太軸になればばるほど貫通しにくくなるので、フッキング時により大きなパワーが必要になります。結果、フックはさらに伸ばされやすくなってしまいます。確かにボクもBMFフックで何度かフックを伸ばされたことがありますが、個人的にはそれ以上の太軸のフックはさらにバラシを増やすだけだと思うのですが・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください