すでに業界では歓迎ムードいっぱいの釣女(ちょうじょ)なる新語。事の発端は日経トレンディーが発表した2011ヒット予測ランキングで釣女ギアが4位にランクインしたのがきっかけだそうな。山ガールの次は、ってことらしいですが、ガールと呼ばず、あえて女としたところに深い意味があったりして・・・。どうせなら釣り女(つりおんな)の方がしっくりくるのはボクだけでしょうか? どうも”ちょうじょ”と言われてもピンと来ません。
正直、あくまで個人的な意見ですが、好きで釣りを始めてくれるのは「どうぞご自由に」って感じですが、流行やファッションになったり、業界全体が無理して頑張って女性アングラーを増やそうとするのは、どうも違和感があります。わざとらしく釣り雑誌の表紙に女性を使ったら、売り上げ部数が伸びたとか、女性の釣りブログが人気とか、そんなに世の釣り師は女性を釣りに引き込みたいんでしょうか? 釣りデートにどんな淡い幻想を抱いているんでしょうねえ。
ところで、この釣女ブームはアメリカの方が一歩先を行っている感じがします。facebookにもたくさんのフィッシングウーマン(あえてガールとは呼ばない)が登場しますし、アパレルブランドも女性向けのラインナップを揃えていたり、女性専門のブランドまであったりします。セントクロイからはアヴィッド・パールシリーズ(写真上)、キャスタウェイからはレディースシリーズ(写真下)など、最近では有名メーカーが本格的な女性用ロッドを発売したりしています。
日本でも女性向けのピンクロッドを販売するチャレンジャーなメーカーが出てきたりするかもしれませんね。果たして釣女ギアは年末のヒット商品ベスト30発表で実際にランクインすることができるでしょうか?
大丈夫です,釣りは女性には,はやりませんw
川越様 ジェニファーは今でもたまに顔を見たりしますが、今ではぜんぜん釣りをしていませんよ。
ルアー様 ボクも何人か本物の釣り女(つりおんな)を知っています。真の釣りの魅力に取りつかれた人なら、男だろうが女だろうが関係ないです。ただ、そういう女性自身は、流行に乗った釣女(ちょうじょ)と同類に見られるのは、歓迎しないでしょうね。
GRANBASS様、
私の勤務先に、【釣女】が居ります。
S.W.フィッシングが大好きな子で、1人で和歌山県、京都府・丹後、長崎等~遠征し、釣りを楽しんでいます。(ちなみに、中部地方在住です。)
男の私が言うのも何ですが・・・・、並の男より根性あります。
彼女の『行動力』と『やる気』には、感服致しております。
日本バス界の釣女の元祖は河辺さんの奥さんかジェニファーでしょうかね
twmaster様
女性アイドルを起用して、白々しくタックルを持ってポーズを取ってもらって、スタジオで撮影するより、素人の釣女を釣り場で撮影した方が安上がりで、リアリティーがあるんでしょうかねえ。手の届かない芸能人よりも、手の届きそうな・・・って感じでしょうか。
ボクはピンクのロッドで釣りをする勇気がありませんね。特にアメリカでは危険かも・・・。日本のロッドって、アメリカのロッドに比べるとずいぶん軽いので、実際のところは、日本のロッドがアメリカンの女性向けかもしれませんね。
日本の釣り雑誌で、先行してというより、趣味な感じで、創刊以来表紙に、ファッションも凝って、女性アイドル起用っていうのもあったけど、いつの間にやら、むさくるしい表紙に・・・
たぶんコストからと思われるけど、せっかくのブーム前に(苦笑)
子供に与えるにしても、ちょっといいモノをとか、体格的に小さな日本人向けになら、アメリカンの女性向けをというのもありかも知れませんね。