革命的なシブイ・スイムジグ


Yanakohada  このブログでも何度か登場しているテキサスのタロン・カスタムルアーズのシブイ・シリーズに、今度はシブイ・ヤナ・スイムジグが発売されました。
 写真を見れば、一目瞭然ですが、プロップジグを丸パクってます。ワイヤーのデザインまで・・・。ホームページには”A Revolution In Jig Design That Will Change The Way You Think About Swim Jigs” (ボクなりに訳すと、スイムジグの概念を変えるジグデザインにおける革命)と語っております。

 このメーカー、今までもけったいな日本語をカラー名やルアー名(ちなみに写真のカラー名はコハダ)に採用していて、今回のヤナは簗(やな)からとったみたいです。アメリカ人はフィッシュ・トラップという意味で採用したみたいです。アメリカ人って、辞書から適当に日本語を引っ張ってきて、意味不明なタトゥーを入れたりしますが、同じ感覚なんでしょうね。ベン・マツブも日本語なんて全然話せませんしね。
 サイズは1/2オンスと3/4オンスがあって、価格は9.99ドルとアメリカではけっこう強気な価格設定です。円高が進んだ今の状況では、日本のメーカーが出ていっても価格で勝負するのが難しい上に、ネタに飢えたアメリカのメーカーの餌食になってしまいます。今じゃあ、インターネットのおかげで、テキサスの田舎にいても、日本のルアーなんか動画付きで情報が得られるわけで、難しい世の中になってしまいましたね。

革命的なシブイ・スイムジグ」への2件のフィードバック

  1. GRANBASS

    きもとっち様 たしかにカラーリングもきれいですよね。ネーミングがダサイですが、アメリカ人にとっては、日本語の響きだけでクールなんでしょうか? ボクはたぶん、このプロップジグはアメリカ人には受け入れられないと思いますが、流行ったら、次々とジグ&スピナーベイトメーカーがコピーするでしょうね。

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  2. きもとっち

    こんにちは!
    タロンのルアーはアメリカのメーカーらしからぬ非常にクオリティが高いのが印象的ですが、あのトレドベンドの田舎から誕生してるのが未だに信じられません(笑)。
    しかしプロップジグをパクるなんて、日本のメーカーの新製品はとことんチェックされてるみたいですね・・・

    返信

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