FLW組の熾烈な生き残り合戦


いよいよ、B.A.S.S.サザンオープンがレイク・トホでキックオフしました。初戦の出場選手は定員超えの200人だそうです。
個人的に非常に注目しているのは、FLW組の参加選手です。すでにフェイスブックで、数人のアングラーの今季のラッピングボートやトーナメントシャツが投稿されていて、徐々に明らかになってきていますが、やはりというか噂通り、多くのFLWツアープロがチーム・ディールを失なったみたいです。
実はまだ詳細は明らかになっていないのですが、今季FLWはかなりのスポンサーが撤退するという情報があったのですが、その実態が少しずつ分かってきた感じです。まだ、何も情報はありませんが、B.A.S.S.寄りのバスプロショップがレンジャーボートを買収したことも、今後何らかの影響がありそうな気もします。つまり、いよいよ本格的にFLWツアープロのB.A.S.S.エリートへの流出に拍車がかかりそうです。
今季はFLWツアーの日程とB.A.S.S.オープンの日程は3ディビジョンとも被っていません(昨シーズンはサザンオープン、セントラルオープンがFLWと日程が重複)。つまり、FLWツアーの選手はどのオープン戦にも参戦が可能となります。実際、フカシンは今季サザン、セントラル、ノーザンのすべてのオープン戦にフル出場するようです。昨年、まさかの失速でノーザンオープンを年間6位でフィニッシュした(上位5人中3人がFLWツアープロ)フカシンですが、いよいよ本気でエリート昇格を狙うみたいです。
ここ数年のエリートシリーズは、FLWからの移籍組の躍進が目立ちます。上位陣はFLW移籍組が多数入っていて、毎年AOYを争っています。この傾向はますます続きそうな感じです。
つまり、オープン枠でそれぞれ年間トップ5に入らなければならないエリート昇格への狭き門は今季はますます熾烈な闘いになりそうな予感です。両団体が互いに反映していくのがバスフィッシング業界にとっては望ましい姿ですが、今季のFLWツアーはエントリフィーが上がったり、コアングラー制度に大きな改革があったりと、今後が心配になってきました。

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