日別アーカイブ: 2013年12月25日

未知のスピード


P1100843_640x480 今年、何かと話題になったUS先行で発売されたタトゥーラですが、先日、タイプRのギア比8.1:1のハイスピードモデルを購入しました。こんなハイスピードのリールは初体験です。ハンドル1回転で86cmは実際に使ってみるとその回収の早さにビックリします。
 フロッグやフリッピングなどのショートディスタンスでの釣りの場合、大きなアドバンテージとなりそうです。例えば1投(キャストから次のキャストまで)に約15秒掛かっていると仮定すると、通常1分で4投、1時間で240投、6時間で1440投している計算になります。1投あたり、ハイスピードのおかげで回収に1秒短縮が可能となれば、結果的に1440秒の短縮ができるわけです。これを1投14秒で計算すると、6時間で100投以上キャストが余分にできるわけです。もちろん、その分バイトのチャンスが増えることになります。
 単純にキャストの回数だけでなく、よりエレキのスピードを速くして流すことが可能となり、より広範囲にエリアをチェックできるメリットもあります。
 パンチングでは、マットからルアーを抜いたら、途中でルアーを着水させずに一気に空中でルアーを回収できるかどうかで、手返しの早さが格段に違ってきます。というのも、途中でルアーが着水してしまうと、リズムが狂うだけでなく、トロロ藻(モス)を掬ってしまったりワームがズレたりして、すぐに次の投入に移れないことがあるからです。もちろん、不必要に音を立てずに済みますから、マットの中のバスを警戒させません。つまり、ハイスピードリールのおかげで、より遠くのマットをリズムよく撃つことが可能となるわけです。
 亀山ダムで開催されたケロケログランプリで初投入しましたが、ハンドルも大きくていい感じでした。来年はこのリールのおかげで何匹かボーナスフィッシュが獲れるかもしれません。