日別アーカイブ: 2010年12月20日

2010年流行語大賞 in USA


 毎年恒例の流行語大賞ですが、今年は悩んでしまいます。これだというものがパッと思い浮かびません。それぞれ惜しいのはありますが、どれもパンチ力に欠けるような・・・。そんなわけで、今年は流行語大賞は無しです。一応、惜しいのを挙げてみます。

マイクロガイド:アメリカよりも日本の方が話題になっている感じですが、アメリカでは確実にマイクロガイドを採用するメーカーが増えています。スキート・リースの黄色竿にもマイクロガイド仕様が出ましたし、最近ではファルコンロッドがマイクロガイド仕様をリリースしました。ただ、大流行しているかと言えば、正直微妙です。日本ではマイクロガイドがベイトフィネスに向いているようなイメージがありますが、これは日本のマーケティング戦略なんでしょうか?

ボトム・バギング:トミー・ビッフル自身のシグネーチャーモデルのビッフルバグとジグヘッドのビッフル・ハードヘッドによるボトムをクランクベイトのように釣るスタイルで、トミー・ビッフルがこのテクニックをボトム・バギング(Bottom Buggin)と呼んだのがきっかけです。彼はこの釣りで、エリートのフォートギブソン・レイク戦とPAAのレイク・チェロキー戦を優勝して、注目を集めました。ただ、他の人がやっている感じはなく、大流行には至ってません。

6XD:ストライクキングのプロモデルクランクベイトの6XDはKVDの2年連続AOYの立役者となりました。エリートシリーズのテレビ放送では多くの選手が6XDを投げているのが映っていました。サイレントバージョンのサイレントストーカーも流行って、クランクベイトは今やサイレントが定番といった感じです。ストライクキングは来季は5XDを発売するそうです。こちらも注目です。

モーニング・ダウン:ロボワームのクリア系ピンクの定番カラー、モーニングダウンはFLWチャンピオンシップのウィニングルアーとなって一気に全国区になりました。元は西海岸でクリアウォーターで人気のカラーでしたが、今年のチャンピオンシップでは多くの選手がこのモーニングダウンを使っていましたし、地元のショップでも数多く売られていました。来年はさらに流行るでしょう。