タングステンシンカーの価格破壊


Imgp2437  一昔前のアメリカでは、良質のタングステンシンカーといえば、バスプロショップかトゥルータングテン、カンジやリバー・トゥー・シーぐらいしか手に入らなかったのですが、2010年、アメリカでは多くのメーカーがタングテンシンカーの販売を始めたり、ホームページもないようなところも含めて新たなタングステンシンカーメーカーが誕生しました。しかも低価格競争による価格破壊が始まっています。中国におけるレアメタルの輸出規制が話題の昨今としては、不思議な現象ですし、その恩恵が日本にはあまり及んでいないのが残念ではありますが・・・。円高の今のうちに通販でまとめ買いするのもありかもしれません。
 その前に、未だに焼結のタングテン合金とタングテン樹脂の区別が分かっていない人が多いですが、ここで話す内容は比重の大きいタングテン合金についてです。鉛と比重が変わらない樹脂タングテンについては、今のところアメリカではほとんど需要がないです。
エコプロ・タングステン:ディーン・ロハスが最近プロスタッフに加わったニュー・ジャージーの新しいメーカー。カラーシンカーがあって、価格も手ごろです。
S.O.Bフィッシングプロダクツ:スピナーベイトが有名なテキサスのメーカー。カラーシンカーとプレイン(ノンペイント)があって、プレインは1オンスが1個2.25ドル、1.5オンスで3ドルという驚きの価格。
カラーシンカーでも1.5オンスが6ドルを切る価格で売られていたりします。
ヒッポー・タックル:ボクの知る限り、アメリカで最初に2オンスのシンカーを販売したメーカー。ペンシルバニアのメーカーで、もとはバルサのクランクベイトなどを販売していました。
バルクタングステン:パンチングの本場というか発祥の地、フロリダのメーカーで、タングステンシンカーを低価格でバルク売りしてくれます。プレーンの1.5オンスが6個入りで22.5ドル、20個入りで70ドルとなっています。

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