年別アーカイブ: 2006年

フック絡み防止法


Tube1   ボクはフッキング率アップを狙って、一回り大きいトリプルフックによく交換します。また、メキシコなどビッグフィッシュ狙いの際も、太軸の一回り大きなフックに交換します。ところが、いかにもといったナイススポットに見事にキャストが決まっても、前後のフックが絡んだり、ベリー部のフックがリップやラインに絡んだりすると、せっかくのチャンスが台無しとなってしまいます。そこで出番なのが、シリコンチューブを使った小ワザです。シリコンチューブは東急ハンズでいろいろな径のものが売っています。今回は3~5ミリ径ぐらいの細めのものを使います。
Tube2  先ず、フックをスプリットリングごと外して、シリコンチューブを1~2mm厚の輪切り(斜めにカットするとベター)にして、フックアイに差し込んでから、スプリットリングを装着します。そうすることで、スプリットリング&フックの遊びの幅が狭くなって、フックが絡みにくくなります。非常に簡単な小ワザですが、効果抜群です。また、結果としてフックがボディーに当たりにくくなるので、ノンラトルのルアーの場合は完全なサイレントチューンにもできます。ただし、装着したチューブが大きすぎて、スプリットリングの動きを完全に妨げるようだとルアー自体のアクションに影響が出るので要注意です。
 ボクの一軍ルアー、バンディットのフットルースもこの小技が効きます。フットルースはボディーが小さすぎて、デフォルトのフックはシャンクの短いマスタッドのトリプルフック付いています。確かにこのままだとフック同士が絡まないのですが、フッキングが凄く悪いので、ボクは必ずフックを交換します。スプリットリングを一回り小さくして、シリコンチューブを装着すると、ほとんどフック絡みがありません。

オーマイ、バンディッド!


 バンディットのフットルースはどこへでも必ず持って行くボクの信頼する一軍ルアーです。数多くのシャロークランク(ウェイクベイト)がありますが、フットルースを超えるルアーはないと信じています。フットルースを丸パクリのOSPバジングクランクですら、フットルースを超えていません。そんなボクが愛してやまないバンディッドのフットルースがいつの間にかダメダメルアーに変わっていました。かつてはMade in USAだったのが、今はMade in Chinaになっていたのでした。別に中国製だから悪いという意味ではありませんが、モールドがすっかり変わっているのです。アクションも違えばラトル音も違うのです。潜らないのが最大の武器のはずが、他のシャロークランクみたいに潜ってしまうし、立ち上がりも悪く、アクションもタイトになっているのです。フットルース自慢の激しい首振りは見る影もありません。なんちゅうことしてくれるねん! 買いだめしていて、ほとんど買わなかったので、最近まで気がつきませんでした。
Foot1  よくよく調べてみるとアメリカ製にも2タイプあって、秘かにマイナーチェンジしていることが分かりました。具体的にどう変わったかといえば、セカンドモデルでは初期モデルに比べ、ボディーの全長が微妙に大きくなって全体に丸みが増している感じです。一番顕著なのは先端部です。初期モデルは先端がつぶれた豚鼻なのに対して、セカンドモデルは先端に丸みがあって馬面になっています。ただ、初期モデルとセカンドモデルはボク自身最近まで気がつかなったように、アクション等はほとんど変わりません。ところが、サードモデル(中国製)はセカンドモデルに近いシェイプながら、ルアーの命とも言えるラインアイの位置がボディー先端部に移動しているのです。
Foot2  初期&セカンドモデルはメインウェイト以外のラトルボールはボディー内を自由に動き回るいい加減な作りでしたが、そのおかげでキャスト時は重心移動効果があり、小粒ながら遠投ができました。また、ラトル音もかなり大きく反響しました。サードモデルはメインウェイトおよびラトルボールがすべてルームで仕切られたのか、ボールの自由度が低く、キャストしにくく、ラトル音もおとなしくなってしまいました。サードモデルはボディーのセンターラインがきれいにサンディング処理され、ペイントもきれいになっていますが、ボクにとって見た目なんて二の次でしかありません。
Foot3  名前もパッケージももちろん本物でも、ボクにとっては中国製は全くの別物、偽物、クソルアーです。コスト削減で中国で作るのはけっこうなのですが、作るならしっかり作って欲しいものです。バンディットというメーカーは釣れるカラーも豊富で、こだわりのブランドだと思っていましたが、ガッカリです。

ただ者ではない


Wareagle  ウォーイーグルスピナーベイトがアメリカのツアーレベルの選手の間で大人気です。バレット型のオーソドックスなヘッドをワイヤー&フックごとメッキ処理、ハンドタイイングのシリコン・スカートは段カット、バランスの良いワイヤーバランス。何の飾りもないですが、釣れる要素は十分備えています。流行に左右されない頑固な仕事人といった感じで、ウォーイーグルスピナーベイトをキャストしている人を見ただけで「ムム、コイツ、ただ者じゃないな」と思ってしまいます。そういえば、頑固一徹なショップ、エルモにはウォーイーグルがレジ前に置かれていました。やはり、ただ者ではない・・・かな?
 ウォーイーグルは使うと分かるのですが、他のスピナーベイトと違うバイブレーションを感じます。といってもすごい抵抗があるわけでもなく、ちょっとした違いなんですが・・・。いわゆる心地いい引き抵抗ってやつです。これが釣れる”何か”なのでしょうか? その理由がワイヤーシャフトの素材だと言われています。一般にスピナーベイトのシャフトはステンレスワイヤーが使われていますが、ウォーイーグルはピアノ線ワイヤーを使用しているというのです。ステンレスとは違う弾性が釣れる何かに作用しているのかもしれません。1つ難を言えば、フックがしょぼく、しかもその上からメッキまで掛かっていて、フックポイントはかなりイケてません。これさえ、クリアすれば、ボク的には文句なしなんですがね・・・。

本物を超えたリアル感


Huddleston_deluxe_8inch_side 10月30日に紹介したスイムベイトネイションの動画でアイクがキャストしているのはハドルストンの8インチデラックスレインボートラウトです。西海岸で今、最も流行っているスイムベイトの一つです。ただのソフトベイト系スイムベイトなのに、40ドルとかなり高価なのですが、それでも入手が困難なことがあります。

Huddleston  デラックスレインボートラウトの特徴は本物と見間違えるほどのリアルなシャイプとペイント、そして、ナチュラルなアクションをするテールです。水中で泳ぐ姿を見れば、本物のニジマスにしか見えません。ボク自身、キャストしていて、自分のルアーにドキッとすることが何度もあったほどです。もう一つの大きな特徴は4タイプの重さがあって、ほとんどすべてのレンジをカバーできる点です。タイプ0はフローティングで表層用、タイプ5はスローシンキングで水深5フィートレンジ、タイプ12はレギュラーシンキングで水深12フィートレンジ、タイプ16はファストシンキングで水深16フィートレンジを狙うことができます。特にデラックスレインボートラウトを有名にしたのは、タイプ12とタイプ16です。今まで狙うことができなかった深いレンジを狙うことで、スレたビッグバスがバンバン釣れたのでした。今年のストレーンシリーズ、ウェスタンのレイクシャスタ戦でもウィニングルアーになり、ビッグバスハンターだけでなく、トーナメンターの間でも実績を残しつつあります。

11lb  実は北カリフォルニアのレイク・ドンペドロでキャッチしたボク自身のパーソナルレコードの11ポンドのバスもデラックスレインボートラウトを丸飲みしてくれました。キャスト後、どんどんラインを出して沈めてから、ゆっくりリトリーブしていると、ガツンガツンと何度も当たった後にヒットしました。おそらく、ヒットした水深は5m以上あったと思います。日本にはアメリカ西海岸ほどニジマスを大量にリリースしている湖がないので、効き目が低いかもしれませんが、スイムベイトのディープ攻略は開拓の余地があると思います。

http://www.huddlestondeluxe.com/homepage.html

アイクの雄叫びが聞ける


Ike  JBエリート50の最終戦、遠賀川にアイクがピュアフィッシングジャパンの招待でやってくるという噂でしたが、なぜかアイクはノーザンツアー最終戦に出ていましたね。アイクに会いたかったファンは残念でしたが、来年のフィッシングショーに行くかも・・・なんて言ってました。

 さて、来年まで待てないという人のために、アイクの雄叫びが聞ける貴重なサイトを紹介します。スイムベイトネイションというスイムベイトファンのための情報サイトで、ギャラリーやムービー、レビューやフォーラムなどがあります。ここのムービの中で昨年、アイクがレイクカシータスを訪れたときの動画を見ることができます。他にもいろいろな動画もあります。暇つぶしにいかがですか?

http://www.swimbaitnation.com/index.html

ビッグサイズ


Eg043  ストライクプロという台湾系の怪しいメーカーがあります。いろいろなルアーを作っていますが、どれも見たことあるようなものばかりです。それでも、アメリカやヨーロッパではオリジナルだぞって感じで涼しい顔して売っているわけです。写真のウィグリング・オスカーは全長5cmと6cmがあって、オリジナルのグリフ●ンにないサイズがあります。カラーリングがイマイチですが、アクションはどうなんでしょうかねぇ。まあ、グリフ●ンもファッツオーにそっくりですけどね。

http://www.strikepro.com/EG-043.htm

ネーミングセンスがアメリカン


Fish_food_series  ウォーリーGベイツといえば、知る人ぞ知るクランクベイト専門のハンドメイドインディーズブランドです。作りがしっかりしていて、種類もカラーも豊富です。そんなウォーリーGですが、何を考えているのか、ヘンテコなフィッシュ・フードシリーズという3アイテムがあります。「バスは人間みたいなもの。魚ばかり食べていると、たまにはビーフが食べたくなるものです」と意味不明なコピーで、Tボーン、リブアイ、フィレなんて名前を付けています。とってもアメリカンなネームセンスがイケてます。

http://www.wallygbaits.com/

バイブレーション2倍


X2  ICASTで発表されたハートタックルの新製品、X2はヘッドから2本のワイヤーが飛び出したダブルワイヤスピナーベイトです。ありそうでなかった形です。「X2を結んでキャストする前に、ウェイトトレーニングすることをオススメします。デカイバスがヒットするから」と自信たっぷりのコピーがアメリカらしいですが、ボク的にはフッキングがすごく悪そうに見えるんですが・・・。

http://www.harttackle.com/x2.html

Banana on a boat is bad luck


 バナナをボートに持ち込むとバスが釣れない、なんて聞いたことありますか? もともと「船乗りにとってバナナは不運をもたらす」という迷信がアメリカにはあるんです。そんな迷信があることを知らずに、昔、ノンボーターでUSオープンの試合に出たときでした。その日はたまたま?タフな日で、昼頃までキーパーは2匹ぐらいしか釣れていませんでした。次のポイントへ移動というときに、シートに座りながら、持ち込んでいたバナナを取り出して皮をむき始めたら、隣のボーターの顔がみるみる険しくなったのでした。「プラでよかったのに、今日釣れないのはお前のせいだ!」なんて真剣に怒って言うんです。殴られんばかりの勢いですが、ボクにはなんのことかさっぱり分かりません。ようやく説明を聞いて理解したのですが、あのときはビックリしました。友人達にそのことを話すと、「そりゃあ、ヤツが怒るのも当然だな」という人もいれば、「ただの迷信だから、オレは気にしない」という人もいました。
 昔、シャスタのインビテーショナルの試合でのことです。友人のアンドレがバブ・トッシュのライブウェルにバナナを隠したことがあります。ライブウェルチェックで気が付くだろうと、軽いジョークのつもりでした。ただ、運悪く、誰にも気づかれることなく、バブは湖に出てしまいました。得意なはずのシャスタでバブは苦戦し、やっとの思いでキーパーをキャッチしてバブは目を疑いました。Oh my God! バブが賞金を逃したことは言うまでもありません。ウェイン後、アンドレとバブは真剣なケンカにまで発展したほどです。
 バナナの迷信はかなり広く知られている話なので、ノンボーターでトーナメントに出ようと思う人は気を付けて下さい。ボクは絶対に持ち込みません。中には”バナナボート”の日焼け止めやバナナ味のマフィンすら、嫌がる人もいますよ。

 バナナの話の由来は下記サイトを参照下さい。
http://www.captjim.com/bananas.htm

完全ウィードレスプラグ


Humpback_closed157x206 ハープーン・ルアーという面白いメーカーがあります。パテント取得済みのHarpoon spine technologyという仕組みのおかげで両サイドのフックがボディー内部に収納され、完全ウィードレスになるそうです。

Humpback_open158x207  フッキングのパワーがラインアイに伝わると、内部のスプリングが伸びて、ロックが外れて、両サイドのフックが飛び出すそうです。

 クランクベイト以外にペンシルベイトや怪しげなザリガニ形なんかもあります。これを考えた人はとにかくハードルアーで釣りたいんでしょうね。努力というか執念すら感じますが、フックがかなり適当に見えるので、これで本当にフッキングするのか心配ですね。ホームページには動画や内部構造の仕組みなんかも紹介しています。

http://www.harpoonlure.com/index.html