カテゴリー別アーカイブ: マイ・トーナメント

モーテル生活 その2


P1040638_640x480 ボクのモーテル選びにとって、ゲスト用のコインランドリーの有無は重要な要素です。コインランドリーがあれば、3日分ぐらいの衣服を用意しておけば事足りるので、荷物の量を大幅に減らすことができます。
 コインランドリーは25セント硬貨(クォーター)を入れて使用するので、ボクはいつもおつりのクォーターはなるべく使わないように貯めていますが、なくてもフロントで両替してくれます。
P1040639_640x480 洗剤は一回分ずつ小さなジップロックに入れて用意して持っていくこともありますが、コインランドリーのあるモーテルなら、洗剤と乾燥機用の柔軟シートを一回分ずつ売っている場合もあります。柔軟シートを使うとふんわりと仕上がり、いい匂いがしておすすめです。ボクは家でもこの柔軟シートを使っています。コストコで売っているので、使ったことがない人は試してみてはいかがですか? 

モーテル生活 その1


 アメリカのトーナメント参戦では1週間以上をモーテルで滞在します。モーテルと言ってもワンフロアのいわゆるモーテルから、全米にチェーンを持つホテルのような立派なものまでいろいろあります。
 最近はネットで簡単に予約ができるようになったので便利になりました。事前に滞在予定のモーテルにタックルウェアハウスなどで通販して送ってもらうことも可能で、日本から持って行く荷物を減らすこともできます。
 ボクのモーテル選びの基準は、少々高くても冷蔵庫&電子レンジが部屋に完備されているか、朝食がしっかりついているか、ゲスト用のコインランドリーがあるかの3点が重要な要素です。最近のモーテルはワイヤレスのネット環境がほぼ間違いなく完備されているので心配ありません。もちろん、ネットは無料でつなぎ放題がほとんどです。
 モーテルにはほとんどプール(ジャグジーも)が付いていますから、海パンを持っていくのもいいですが、トーナメントでは忙しくてそんな余裕はほとんどありません。
P1040547_640x421 冷蔵庫と電子レンジがあれば、ウォールマートなどで飲み物や食べ物をまとめて買えるので、経費を節約することができます。格安のモーテルは朝食が付いていなかったり、付いていたとしてもコーヒーにシリアル程度の簡素なものだけだったりしますが、少しまともなモーテルだと、ジュース、ヨーグルト、ベーコンやソーセージ、ゆで卵やスクランブルドエッグ、オムレツ、ドーナツやトースト、マフィン、ベーグル、ワッフル、オートミール、フルーツなどがあって、しっかり朝食をとることができます。
 さすがに試合中は朝が早いので、食べることができませんが、プラクティス中などは毎朝しっかり栄養をとって出ないと、長丁場なので体が保ちません。

時代遅れ


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 レイク・オキチョビーって、ベジテーションだらけのイメージでしたが、意外に真ん中は広大なオープンウォーターでした。フロリダは山なんてないフラットな土地ですから、場所によってはまさに360度水平線なんて景色になります。まさに海です。
 ショアラインよりに走っても、同じような景色で、山立てに利用できるような目標物が見つかりません。一昔前はここをGPS無しでトーナメントをしていたわけですが、信じられません。帰ってくるだけでもたいへんだったはずです。
P1040622_640x479 実はプラクティスの最終日、ルーク・クラウセンと一緒に釣りに出たのですが、配線の問題でGPSの電源が落ちてしまい、まったく位置関係が分からなくなってしまいました。せっかく釣っても、場所を記録することができません。そんなとき、ルークはスマートフォンのGPSを使ってなんとか場所を把握することができました。今の世の中って便利になったものです。
 試合後、ラーリー・ニクソンと一緒に夕食に出かける機会があったのですが、老眼をかけながらスマートフォンを操ってフェイスブックを見ている姿が印象的でした。60歳を超えても現役バリバリのトーナメンターは、やはりカッコイイです。ボクなんてスマートフォンを持っていないどころか、携帯でメールもまともにできません。

怖かった・・・


 試合中のワンショットです。写真では分かりにくいですが、水路の幅はバスボートがすれ違うことができるかどうかギリギリです。そんな水路を10艇以上のバスボートが全快スピードで一列になって走行しています。一台が突然スピードを落とすと、あっという間に玉突き事故を起こしそうな感じでした。正直、怖かったです。

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ボブ・イズミのシークレットルアー


P1040647_480x640 今回のオキチョビー戦では、同じホテルにボブ・イズミが泊まっていました。ボブ・イズミと聞いて知っている人はかなりのマニアですが、カナダでは最も有名なバスアングラー(釣り人)の一人です。
 カナダの釣り番組リアル・フィッシング・ショーのホストを務める一方、トーナメンターとしてFLW系の試合にも数多く出場しています。昨年はエバースタートのサウザンアイランド戦で優勝もしています。今回の試合では見事トップ20カットをして、18位でフィニッシュしています。
 ちょうど、オフリミットの日、パーキングでストレージを開けて、片付けをしていたので、話掛けると気さくに応じてくれました。といっても日本語は案の定まったく通じませんでしたが・・・。
 ボブと特にカナダの釣りに関していろいろ話をしたのですが、そんなボブが「次戦のデトロイトリバー(セントクレア)に来るなら、これを忘れるなよ」と言って見せてくれたのがOSPのブレードジグでした。なんでもボブのシークレットルアーなんだそうです。意外なルアーが出てきて、ビックリしましたが、デカイスモールが釣れるそうです。

マナティーに遭遇


 FLWの試合終了後、ルーク・クラウセンと反省フィッシングを2日してきました。ただの反省ではなく、今回はチェックしませんでしたが、水位が低い時期に開催されたときのための比較的水深のあるキャナルを見て回るのが目的でした。
 そんなキャナルでマナティーを目撃することができました。それも1匹ではなく、複数の群れで、泳ぎ回っているので正確には数えることはできませんでしたが、10匹ぐらいはいたと思います。
 マナティーって海にいるようなイメージでしたが、レイク・オキチョビーにもいるのを初めて知りました。毎年オキチョビーを訪れているフカシンでも、過去に1匹しか見たことがないそうで、非常に貴重な体験をしました。
 マナティーって白いイメージで、もっと小さいものかと思っていましたが、黒くてあまりの大きさにビックリしました。大きいのはバスボート並みのサイズがあって、水草を食べていて、ほとんど水中の牛です。パワーポールを刺して、じっとしているとかなり近くまで寄ってきてくれました。クジラみたいに潮を吹いたり、なんども顔を見せてくれましたが、とてもマーメイドを想像するような感じはありませんでしたが・・・。

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デンバーで乗り継ぎ待ち


 最近はブログよりもフェイスブックの方が反応があって面白いので、ついついブログはさぼり気味です。

 今日、フロリダを発ちました。今はデンバー空港で次の乗り継ぎ待ちです。やっぱりフロリダは遠いです。今日は乗り継ぎができないので、サンフランシスコで一泊です。ブロック注射の効果も切れてきたのか、足がしびれてきたし、明日のフライトは憂鬱です。

悔いなし


 残念ながら、2日目もリミットメイクできず、スモールキーパー4匹で終了しました。スキニーディッパーで釣っても釣ってもノンキーで、なんとか4匹釣った感じです。パートナーも5匹で5ポンド程度のウェイトですから、それ以上のポテンシャルはなかったかも・・・。とにかく、今日の釣りを振り返っても、「あれをやればよかった」みたいな反省もないし、ミスもほとんどなかったので、仕方がないです。最終順位は45位で賞金1000ドルでした。マリーナ内のバーで今日で終了となったみんなで反省会をやり、かなり酔っぱらってしまいました。また、いつかオキチョビーに再挑戦したいです。

惜しかった・・・


 初日が終了しました。予報通りの北西風の中、南のスタート地点から最も遠い最北端まで連れて行かれました。1匹目から4ポンドオーバーのグッドサイズが釣れ、午前中で3本で10ポンドを超えるペースで、明らかに勝負しないといけない状態でした。
 そんなわけで、最後までキーパーを取りにいく釣りは避け、最後までほぼスキニーディッパーとトリキシーシャークを投げ倒しましたが、結局その後はノーバイトで、フリップで釣れた12インチのキーパーを追加して終了となりました。トータルウェイトは4本で11ポンド半で24位。、かなり惜しいというか、もったいない試合をしてしまいました。
 まあ、同船のプロが5本で5ポンドですから、上出来かもしれません。それにしても上位陣は信じられないウェイトを出しています。プラの感じや、いろいろなプロと話した感じでも想像できません。別の湖で釣ってきたみたいな感じです。

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いよいよ明日スタート


 今日はオフの日で、洗濯したり、買い物したり、タックル準備をしたりして過ごしました。明日のパートナーはロコではなくテネシーの選手です。ツアーは昨年のガンターズヴィルに出場しただけで、ほとんど試合経験のなさそうな人です。まあ、気楽にやれそうです。

 ところで、今日はレジストでFLWの新しいルールが発表がされました。コアングラーはプロがフロントデッキに立っていないときは、キャストをしてはいけないことになりました。つまり、プロが入れ替え作業中やラインを結び変えているときは、釣りをストップしなければいけません。これって、けっこうきついルールです。プロによっては、かなり釣りがしにくく、入れ替え中などが残されたチャンスだったのに・・・。つまり、目の前でボイルが始まって入れ食い状態でも、プロがフロントデッキに立っていない限りは指をくわえて見ているしかないわけです。プロにとってはかなりありがたいルールといえるでしょう。まあ、ルールはルールですから、従わなくてはいけませんが、今までのクセでついついキャストしてしまいそうです。失格にならないように、注意しなければいけません。