カテゴリー別アーカイブ: お魚ネタ

デトロイトリバーで出会った魚たち その1


 今回、スモールマウスを狙っていて、一番よく釣れた外道がロックバスでした。クラッピーとバスを足して2で割ったような魚で赤い大きな目がかわいい魚でした。
 口がブルーギルなんかと比べると、比較的大きめなので、チューブワームでのしっかり食ってきます。まあ、完全な邪魔者扱いで、釣り人の間では常識なのか、リリースするときに、クルッと回して投げ入れる人が多く、そのままクルクルとスパイラルフォールしていきます。
 五大湖周辺が原産らしく、最大で4ポンド近くになるみたいです。食べたらおいしいのかどうか分かりませんが、あまり食べる人も多くないみたいです。ちなみにウォールアイやパーチはみんな美味しいと言います。

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やっかいな外道、パイク


 レイク・シャンプレーンにはパイクがたくさんいます。非常にやっかいな魚で、何でも果敢にアタックしてきます。おかげでパンチからクランク、スイムジグ、ドロップショットまで、いろいろキャッチしました。
 やっかいな理由はその歯で、丸呑みされるとブレイドラインでもあっさりと切られてしまうほど鋭いです。当然、バス持ちなんてできませんから、フィッシュグリップを持参です。けっこうカッコイイ魚ですが、試合では釣りたくないです。

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イエローパーチ


 ここレイク・シャンプレーンにはイエローパーチがたくさんいます。ライトリグだけでなく、クランクやジグにもガンガンアタックしてきます。また、デカイスモールやパイクはパーチを捕食しているので、ルアーはパーチカラーが定番です。
 パーチカラーの代表と言えばラパラですが、ここから流行ってプレミアが付いたというワンテンのパーチカラーはかなりリアルです。

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圧巻のサイズ


 5月2日、レイク・ハバスでワールドレコードクラスのレッドイアー(シェルクラッカー)が釣れたというニュースを目にしました。写真を見て、その圧巻のサイズにビックリです。ヒットルアーは7インチパワーワームのテキサスリグだったそうです。
P1020739  レッドイアーとは別名シェルクラッカーとも呼ばれ、ブルーギルなどと同じサンフィッシュ系です。エラブタの青いところに赤い縁があるのが特徴だそうです。これまでの公式のワールドレコードは1998年にサウスキャロライナ州でキャッチされた5ポンド7オンスだったそうですが、この魚は5ポンド8オンスあったそうです。ちなみにIGFAのルールでは、栗田氏のバスもタイ記録として認定されたように、25ポンド以下の魚の場合は2オンス以上重くなければいけないので、タイ記録と処理されるみたいです。
 この写真を見て思い出したんですが、ボクもレイク・ハバスでこのレッドイアーを釣ったことがありました。http://granbass-blog.teckellure.com/2009/03/post_59cd_1.html”>当時のブログではブルーギルと書いていますが、間違いなくレッドイアーですね。あのサイズでもビックリでしたが、5ポンドにまで育つんですね。
http://www.fieldandstream.com/photos/gallery/fishing/2011/05/world-record-sunfish-redear-lake-havasu-arizona

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パンプキンシード


 こちらの写真はレイク・ルーズヴェルトのプラ中に釣れたパンプキンシードです。レイク・レニアで釣れたヤツとは色めがずいぶん違いますが、たぶん同じ魚だと思います。ほっぺのまわりの青い模様が特徴的です。こちらは鮮やかなオレンジ色をしていました。
 ただ、ルーズヴェルトのロコはこれをブルーギルと呼んでいました。みんな適当です。それにしても、なぜこの魚をパンプキンシード(カボチャの種)と呼ぶのか、不思議です。

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ウォーマウス


 昨日のデルタのパンチ修行で、浮き草のペニーウッドを撃っている際に、ブルーギルを意識してシャッドテールのリトルディッパーを使ってみました。コンパクトでスリムでいい感じで入っていくので、コレはイケルかもと思ったらいきなりバイト。「あっ、すっぽ抜けた」と思ったら、こんな魚が付いてきました。1オンスシンカーに食ってくるとは、貪欲なヤツです。
 デルタで釣ったのは初めてです。西海岸ではあまり見ません。バブはマット・パーチなんて適当な名前で呼んでいましたが、正式名称はウォーマウス(WARMOUTH)です。他にもいろいろな呼び名があるみたいですが・・・。ブルーギル同様にサンフィッシュ系の仲間です。日本のオヤニラミに少し雰囲気が似ているかも。アメリカでもよくロックバスと間違えられます。
 ロボワームにウォーマウスカラーというのがあるので、場所によってはバスのベイトになっているんでしょうか。でもウォーマウスカラーって、ぜんぜんウォーマウスっぽくないですが・・・。
 ウォーマウスは口がブルーギルよりも大きめで、デカイワームにもガンガン当たってくるアグレッシブな魚です。バイトが激しく、いわゆる”ギルアタリ”とは違って、バスとよく間違えます。最大でも30cmぐらいにしかならないそうです。

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チビ・ストライパー


 今日もデルタで10kgオーバーのストライパーを狙って朝イチ、トップを投げまくったんですが、ヒットしたのはこのサイズが2匹でした。デカイののボイルもあって、何度かいいバイトがあったんですが、なぜかフッキングできませんでした。

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サンフィッシュ系


 今回のレイク・レニア戦のボイル勝負の秘密兵器、隠し球として用意してきたベントミノーですが、まったく威力は発揮できずじまいでした。やはり、どこでいつ起こるか分からないボイルを直撃には遠投が効くルアーの方がよく、小細工は効きませんでした。
 唯一釣れたのがこの魚です。ブルーギルじゃあありません。珍しいので写真を撮っておきました。アメリカ人はこの手の魚をまとめてサンフィッシュと呼びますが、実際はサンフィッシュにも何種類もいて、なかなか判断が難しいです。こいつはたぶん、パンプキンシードだと思うんですが・・・。小さすぎてよく分かりません。西海岸にはいないです。誰か知っている人がいたら教えてください。

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レイク・レニア名物


 ここレイク・レニアはバスよりもストライパーの方が人気が高いのか、ストライパー専門のガイドがたくさんいます。実際に20ポンド、30ポンドクラスも狙えるようで、プラクティス中もたくさんのガイドが出ていました。
 ボクもプラではちょっと釣ってみたいなんて思う余裕も初日はありましたが、結局掛かることはありませんでした。試合でヒットしないことを祈るばかりです。
 写真はザックがプラ初日に釣ったストライパーです。ライトリグのピックアップ中にヒットしたこともあって、取り込むまでに10分ぐらい掛かりました。

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スクワーフィッシュ


 プラクティスが始まる前日に先月にも訪れたレイク・ターロックに行ってきました。発売早々のハドルジャックをキャストすると、次々とデカイ、ラージマウスやスモールマウスがチェイスしてくるんですが、ピーカン無風という状態で、なかなかバイトまではさせられません。
 そこで、桟橋の陰にできるだけ平行に引いてやると、ガツンとひったくるようなアタリで、40センチオーバーのスモールマウスが釣れました。ただ、丸呑みされたせいで、エラから出血してしまい、素早くリリースして写真はなし。
 その後、同じような誘い方で再びヒットしたのが、写真の魚です。日本では馴染みのない魚ですが、Squawfish(スクワーフィッシュ)といいます。パイクミノーとも呼ばれるこの魚は、ちょっとウグイっぽい感じの魚ですが、最大で50ポンドクラスにもなるとんでもないヤツです。アメリカ西海岸北部のネイティブな魚で、どう猛なフィッシュイーターです。バスはもちろん、ストライパーからサーモンやトラウトまでなんでも食ってしまうようです。現地では、完全な外道扱いで、かなり悪者のイメージです。何度か釣りかけたことがあって、過去にレイク・シャスタで、メーター級がヒットしそうになったこともありましたが、本物を釣ったのはこれが初めてです。パイクミノーなんて、名前が付いていますが、鋭い歯はなくて口を持っても大丈夫でした。

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