年別アーカイブ: 2013年

B.A.S.S.ネイション・チャンピオンシップ2日目結果 


1  Douglas Thompson  CENTRAL 5 16- 0 5 12- 3 10 28- 3
2  Jeff Lugar  MID-ATLANTIC  5 16- 1 4 11- 3 9 27- 4
3  Mark Dove  NORTHERN   5 7-10 5 15- 6 10 23- 0
4  Drew Sadler  SOUTHERN   5 15- 4 3 7-12 8 23- 0
5  Brandon Pedigo  CENTRAL 4 11-12 5 10-12 9 22- 8
6  Nathan Gray  NORTHERN 5 11- 7 5 10-14 10 22- 5
7  Ryan Lavigne  CENTRAL   5 17- 1 2 5- 3 7 22- 4
8  Paul Mueller  EASTERN    4 7-11 5 14- 2 9 21-13
9  Monty Fralick  NORTHERN 5 12-14 5 8-12 10 21-10
10  Albert Collins  CENTRAL  4 6-11 5 14- 7 9 21- 2
55  Shinichiro Tsuchiya  WESTERN 1 1-11 1 1- 5 2 3- 0
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B.A.S.S.ネイション・チャンピオンシップ初日結果 


 アーカンサス州レイク・ダーダネルで開催中のB.A.S.S.ネイション・チャンピオンシップは初日が終了しました。各州、各国のフェデレーションの代表選手56人がバスマスタークラシックの6枚の切符をかけ、戦っています。日本代表の土屋真一郎さんは54位でスタートです。

1  Ryan Lavigne  CENTRAL     5 17- 1
2  Jeff Lugar  MID-ATLANTIC    5 16- 1
3  Douglas Thompson  CENTRAL  5 16- 0
4  Drew Sadler  SOUTHERN    5 15- 4
5  Coby Carden  SOUTHERN   5 13-13
6  Stan Dodson  NORTHERN     5 13- 7
6  Tim Johnston  WESTERN      5 13- 7
8  Monty Fralick  NORTHERN    5 12-14
9  Lawrence Hogue  EASTERN    4 12- 6
10  Brandon Pedigo  CENTRAL   4 11-12
54  Shinichiro Tsuchiya  WESTERN 1 1-11
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B.A.S.S.セントラルオープン・ポイントランキング最終結果


 バスマスターセントラルオープンは第3戦が終了し、年間ポイントランキングの最終結果が発表されました。イヨケンは7位、キムケンは71位でフィニッシュです。
 多くのエリートプロやFLWツアープロと戦ってのイヨケンの7位は立派です。第2戦、第3戦と初日に出遅れましたが、2日目に挽回する勝負強さを身につけた感があります。
 本来のエリート昇格の権利は各オープンのトップ5人ですが、2位にはエリートプロのステファン・ブローニングが入っていますし、出場を辞退する選手も出てくると思うので、イヨケンまで繰り上げ昇格の可能性が出てきました。
 もちろん、昇格の権利が取れると、挑戦するでしょうし、日本人5人目のエリートプロが誕生するかもしれません。
 ちなみにトップのランドール・サープですが、FLWツアーを代表するトッププロです。2008年のサザンオープンは初戦を欠場ながら、第2戦、第3戦を優勝。2009年はB.A.S.S.の試合は不出場ながら、2010年はサザンオープンのAOY。そして2013年はセントラルでAOY。今年はフォレストウッドカップも制しています。彼のエリートでの活躍も興味ありますが、彼の場合はエリートに上がりたければ、いつでも上がれる実力があります。来年のクラシックの開催地であるガンターズヴィルは地元でもあり、過去に優勝の実績もある釣り場だけに、注目の選手です。
1 Randall Tharp  485
2 Stephen Browning 469
3 Trevor Romans 437
4 Joel Baker   430
5 Brett Hite   429
6 Mike Kernan  429
7 Ken Iyobe     420
8 Cliff Crochet   414
9 Chris M Jones   412
10 Tommy Durham 411
71 Kenta Kimura   258
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B.A.S.S.セントラルオープン最終戦 ロス・バーネットリザーバー 最終結果


1  Randall Tharp       5 16- 0 5 13- 4 5 12-11 15 41-15
2  Stephen Browning  5 10- 7 4 10-11 5 16-14 14 38- 0
3  Gene Eisenmann   5 15- 6 5 6-15 5 13- 8 15 35-13
4  Carl Jocumsen      5 9- 9 5 11-10 5 11- 4 15 32- 7
5  Kenta Kimura         5 14- 2 5 13- 3 2 2-12 12 30- 1
6  Gerald Spohrer      5 14- 7 5 9- 3 4 6- 2 14 29-12
7  Justin Lucas        5 13- 2 4 8-10 4 7- 8 13 29- 4
8  Jeff Avery           5 9-14 5 11-11 5 7- 7 15 29- 0
9  Brian Potter       5 15-12 5 10- 6 2 2-10 12 28-12
10  Cliff Crochet    4 13- 2 5 10- 1 2 4- 5 11 27- 8
11  Keith Combs    5 13- 0 5 7-10 5 6-10 15 27- 4
12  James Crelia    5 9-13 4 10- 5 4 5- 1 13 25- 3
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B.A.S.S.セントラルオープン最終戦 ロス・バーネットリザーバー 2日目結果


1  Randall Tharp  5 16- 0 5 13- 4 10 29- 4
2  Kenta Kimura  5 14- 2 5 13- 3 10 27- 5
3  Brian Potter   5 15-12 5 10- 6 10 26- 2
4  Gerald Spohrer  5 14- 7 5 9- 3 10 23-10
5  Cliff Crochet   4 13- 2 5 10- 1 9 23- 3
6  Gene Eisenmann  5 15- 6 5 6-15 10 22- 5
7  Justin Lucas    5 13- 2 4 8-10 9 21-12
8  Jeff Avery     5 9-14 5 11-11 10 21- 9
9  Carl Jocumsen  5 9- 9 5 11-10 10 21- 3
10  Stephen Browning  5 10- 7 4 10-11 9 21- 2
11  Keith Combs    5 13- 0 5 7-10 10 20-10
12  James Crelia    5 9-13 4 10- 5 9 20- 2
20  Ken Iyobe      4 8- 3 5 9- 0 9 17- 3
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バサクラ会場でお会いしましょう


 台風の影響が心配ですが、いよいよ来週末は利根川でバサーオールスタークラシックです。ここ最近は、毎年楽しみにしていますが、今年はハーツマリンさんのブースの一角をお借りして、テッケルフロッグの色塗り体験をしていただこうと思っています。
 テッケルフロッグの#1カラーの”カラーミー”をハーツマリンさんのブースで販売しますので、買っていただいた方は、ボディーを好きなカラーにカラーリングしてください。カラーリングは簡単に短時間でできます。すごく楽しいですし、オリジナルのカラーで釣ると嬉しさも格別です。
 最近は日本ではあまり売っていないディッピング・ダイをたくさん持っていきますので、どんなカラーでも塗って(染めて)いただけます。また、ラメも数色持って行きますので、ラメを塗ることも可能です。
 また、当日はラバースカートが劣化してしまったものをご持参いただければ、スカートの交換もします。ブレードやウェイトが取れてしまったものをご持参いただけば、修理もしたいと思っています。
 テッケルフロッグで釣った写真を持ってきてくれた方には、プレゼントも計画しています。とにかく、多くの方とフロッグ談義をするのを楽しみにしています。

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B.A.S.S.セントラルオープン最終戦 ロス・バーネットリザーバー 初日結果


1  Randall Tharp      5 16- 0
2  Brian Potter        5 15-12
3  Gene Eisenmann     5 15- 6
4  Michael Miller      5 14-13
5  Gerald Spohrer     5 14- 7
6  Kenta Kimura      5 14- 2
7  Justin Lucas       5 13- 2
8  Cliff Crochet       4 13- 2
9  Michael Williamson  5 13- 1
10  Keith Combs      5 13- 0
11  Shaye Baker      5 11-12
12  Charlie Evans     5 11- 3
45  Ken Iyobe      4 8- 3
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アメリカの闇


 現地10月13日、ちょうど今日から開催されるバスマスターセントラルオープン最終戦(ミシシッピ州ロス・バーネットリザーバー)のプラクティスのために奥さんと一緒に来てたテキサス州在住のジェイムズ・ジョンソンが、滞在中のモーテル6のパーキングで、彼のバスボートを物色中の何者かに撃たれて死亡しました。彼は今季、2試合終了時点でポイントランキングは11位でした。そして、現地時間の16日、17歳の少年が容疑者として捕まったそうです。なんともやるせない気持ちです。
 今回の開催地の湖の名前であるロス・バーネットはかつての州知事の名前であり、当時強硬な白人至上主義として知られています。非常に微妙な問題なので、言葉を選んで慎重に誤解がないように書きたいですが、ミシシッピー州はアメリカでも特に治安が悪い州の一つであり、ボク自身、可能ならば行きたくない(寄りたくない)州の一つです。犯罪の連鎖を生む大きな要因は、貧困や教育の不十分にあると思います。そして銃の蔓延が、犯罪をより深刻にしています。
 銃乱射事件が多発するたびの銃規制強化を求める声が高まっても、法案としての成立には、全米ライフル協会の大きな抵抗によって阻止され、皮肉なことに銃規制の声が高まれば高まるほど、「買えなくなる前に買っておけ」という買い占め心理が働き、今ではアメリカで銃や弾薬が売れに売れまくって入手困難になっているほどです。そのあおりで、釣り具の売り上げは落ち込んでいるという話まであります。
 今回ボクが訪れたクリアレイクでも、護身用に銃を用意している人がいました。アメリカのトーナメントは華やかさばかりがフューチャーされますが、必ずしも憧れる部分ばかりではありません。

アメリカのトーナメントに見習うべきこと


 アメリカのトーナメントはその華やかさばかりがフューチャーされがちですが、魚のケアに対して見習うべき点はたくさんあります。
 たとえば、試合はフライト順にグループ分けし、帰着を15分ごとの時間差を設け、オフィシャル側がウェイインバッグを用意します。ウェイインバッグの数に限りがあるのでウェイイン待ちの行列ができることはありません。バスがウェイインバッグの中にいる時間を最小限に抑えるのが狙いです。もちろん、ウェイイン待ちの間もエアーポンプが用意されていますし、ウェイイン終了後は再びウェイインバッグに水を入れてくれるスタッフが待ってくれています。
 ウェイインされたバスはリリースボートに引き渡し、リリースボートが沖まで行ってバスをリリースします。湾奥の水の悪いマリーナ内でリリースするようなことはありません。開催地によっては、ウェイインステージまでの距離がありますが、ボランティアのスタッフがゴルフカートなどで往復の送迎もしてくれます。
P1100407_640x480 興味深いところでは、カリフォルニア州を含むいくつかの州では5ポンド以上のバスはウェイインバッグに1匹しか入れてはいけないことになっていて、フィッシュ&ゲームがちゃんとルールを守っているかチェックしに来ていることもあります。もちろん、各バッグには十分な水が入っているかもチェックされることもあります。
 私が今回訪れたクリアレイクでは、なんと3週連続で大きなトーナメントが開催されていました。ところが、年がら年中毎週こんなトーナメントが開催されているわけではありません。カリフォルニア州では、高水温になる夏(9月いっぱいまで)は、トーナメントでバスが死魚になる確率が高いので、トーナメントは控える傾向にあり、仮にあっても、試合時間は6時間までという制限があります。
 とにかく、トーナメントは釣り場に対して一番負荷の大きいイベントですが、可能な限りバスに対するケアを行い、将来の釣り場への影響を最小限少なくしなければなりません。釣り場はトーナメントをする人、しない人すべてのアングラーのものであり、日本もマネできることはたくさんあると思います。

エバースタート・クリアレイク戦


 エバースタート・クリアレイク戦は終了しました。試合中はやることが多すぎて、睡眠時間があまりなく、とてもブログを更新する余裕はありませんでした。結果から言うと、上出来で、18位で賞金ももらうことができました。
 初日はフライトが早かったので、プラでエドモンで釣れたロックバンクに直行し、一番乗りに入ることができ、すぐに同じ場所、同じコース、同じルアーで4ポンドをキャッチすることができました。ただ、次々とボートが入ってくるので、バンクに沿って流すことができず、岬を死守してワームで粘って、さらに4ポンドと2ポンドキーパーを追加することができ、ここで揃うかもと深追いしすぎて3本のままで12時になってしまいました。
 さすがにこれではマズイと思い、唯一見つけたバイブレーション場に行ったのですが、ぜんぜん反応がなく、なんとなく岸際の水深30cmぐらいのシャローのマットをフリップしてみたら、4ポンドクラスを2匹追加することができました。
 その後、風が吹き始めたタイミングでLV500でかなりいいサイズがヒットしたのですが、フックオフでバラしてしまいました。結果的に2ポンドのキーパーは最後まで入れ替えできず、20ポンド超えのチャンスは充分あったのですが、17ポンド13オンスのウェイインとなりました。

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 2日目はフライトが遅かったので、初日入ったポイントはスタート地点から一番遠いので捨て、トライトンボート・オーナーズトーナメントでいいサイズが釣れた場所に入りました。クランクは不発で、ライトリグで粘りに粘って5ポンドクラスを5本揃えて、25ポンド1オンスをウェインすることができました。途中、フリップやバイブレーションもやりに行って、キーパーを2本釣って揃えたのですが、最終的には朝のポイントに戻って、丁寧に辛抱の釣りをして、この2本を時間ギリギリに入れ替えることができました。

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 25ポンドなんてもちろん、生涯最大のウェイトですし、かなり興奮しました。欲を言えば、初日のバラシがなければ、トップ10カットも狙えたのかもしれませんが、ポジティブに考えれば、初日が18ポンドだったから、落ち着いて戦略を変えることができたと思います。とにかく、
いい経験をすることができました。