アンドレの優勝を信じて、決勝のウェイインを見てきました。アンドレはこの日25ポンド7オンスというビッグウェイトを持ち込んで、見事トップのクリスのウェイトを超えたのですが、なんとティム・クリンガーが32ポンド8オンスを持ち込んで逆転優勝を飾りました。ティムは初日4匹、11ポンドというほとんど160位台スタートからの劇的な優勝でした。ティムが最終日にウェイインしたビッグフィッシュは、ティム自身が生涯釣った中でもっともデカイバスだったそうです。
実はティムとはプラクティス2日目の夜に一緒に食事をしたのですが、全然釣れていなく、「1日15ー16ポンド釣れたら決勝進出もあるんじゃないの?」 なんて言っていたのですが、その後スイムベイトのパターンを見つけ、トーナメント初日も11ポンドながら、デカイバスを2匹もバラしていたそうです。リミットメイクに走らず、ひたすらビッグフィッシュパターンを信じてキャストし続ける精神力は、さすがツアープロですね。ウェイイン前のティムに話しかけると、不敵な笑みを浮かべながら、勝利を確信していました。彼自身もプラクティス2日目までのことを話しながら、こんなことがあるなんて信じられないと言っていました。彼はオスプレイの新しいスイムベイトとベイトスミスのスイムベイトですべてのバスを釣ったそうです。